アジア有数の大都市であるマニラには、数多くのショッピングモールがあります。ショッピングモールにはスーパーマーケットやお土産屋が入っているので、お菓子や雑貨などのお土産を買い物するにはぴったりのスポットです。
今回はマニラの中でも観光客が行きやすい場所にある、マカティ地区のショッピングモールやスーパーを中心に調査してきました。どんなお土産が買えるのか、安くておすすめのショッピングスポットはどこなのか詳しく紹介していきます。
マニラのスーパー・ショッピングモールの地図
①SMマカティ(SMシューマート) ②ザ・ランドマーク ③グリーンベルトモール ④ルスタンス
SMマカティ(SMシューマート)
マニラきってのショッピングエリアと言えば、マカティ地区のアヤラセンターです。このエリアには大型ショッピングモールがいくつも集まっているため、全てを回るには時間がいくらあっても足りないほど。ここに来ればファッションアイテムから雑貨、食品系のお土産まで、欲しいものは何でも手に入ります。
そんなマカティ地区の玄関口であるMRTアヤラ駅に直結しているのが、SMマカティ(SMシューマート)です。他のショッピングモールに比べると規模は小さいですが、館内を見て回りやすいのがポイント。
地下1階には、SMスーパーマーケットが入っています。SMスーパーはフィリピン全土で展開する有名スーパーなので、とりあえずここに来れば困ることはありません。
生鮮食品や日用品はもちろんのこと、バラマキ用土産になりそうなお菓子や調味料といったアイテムまで揃っています。激安というわけではありませんが、品揃えと価格のバランスが取れたスーパーだと感じました。
SMマカティでもう一軒注目なのが、2階の「KULTURA」というお土産屋さんです。まだまだ発展途中にあるマニラには、ちゃんとしたお土産屋さんは少ないのが実情。そんなマニラでセンスと質の良いお土産を買うなら、KULTURAが一番おすすめです。
KULTURAでは「メイド・イン・フィリピン」のアイテムを数多く扱っているのがポイント。しかも質が良いのに、どの商品もリーズナブルなのが魅力なんです。
自分用のお土産におすすめなのが、天然素材を使用したバッグ。デザインが落ち着いていて、普段使いにぴったりのサイズなので、日本に帰っても使えそうな感じでした。
コインケースやポーチ、ケース入りの扇子は、人にあげても喜ばれそうなアイテム。
丸みを帯びたアカシアの食器は、日本で買うよりもリーズナブル。サラダボウルや平皿プレートに盛り付ければ、普段の料理も見栄えがしそうですよね。
素敵なデザインのエコバッグは、一つ100ペソ(約250円)というコスパ最強アイテム。このエコバッグにお菓子やコスメを入れてお土産を渡すのも良いかもしれません。
フィリピンのお土産と言えば、マンゴーは欠かせませんよね。定番のドライマンゴーをはじめ、マンゴーチョコレートやマンゴーキャンディもありました。
そしてフィリピン土産でもう一つ有名なのが、バージンココナッツオイルです。日本で買うよりもリーズナブルな価格で、高品質なオイルが手に入ります。この他にもココナッツを使用した石鹸、ボディクリーム、リップクリームなどのココナッツコスメが充実していました。
お酒好きの方におすすめなのが、フィリピンの伝統的な蒸留酒である「ランバノグ」です。通称「ココナッツワイン」とか「ココナッツウォッカ」とも言われています。アルコール度数はかなり高めなので、飲みすぎるとひっくり返りますよ(笑)
ザ・ランドマーク
ザ・ランドマークは、マカティ地区の「グロリエッタ」と「グリーンベルトモール」の中間に位置する庶民派ショッピングモールです。
生活雑貨を中心に扱っているので、観光客向けのショッピングモールではありません。しかし、地下1階にあるスーパーマーケットは品揃えが豊富なので、足を運ぶ価値はあります。
他のスーパーに比べて、商品ディスプレイが美しいのもポイント。リーズナブルなスーパーなので、バラマキ用のお土産をたくさん買い物するならココがおすすめです。
南国らしいパパイヤやマンゴーといったカットフルーツも売られていました。持ち帰ってホテルの部屋で食べるのも良いかもしれませんね。
ザ・ランドマークの3階には、「FILIPINIANA」というお土産屋さんが入っています。先ほど紹介した「KULTURA」にはセンス・値段ともに及びませんが、フィリピンのお土産を扱っているお店です。
キーホルダーや置物といった、昔ながらのお土産が多いかなという印象を受けました。
椰子の繊維から作られたカゴバッグは、デザインが可愛くて、値段もリーズナブルでした。
グリーンベルトモール
ザ・ランドマークの隣に建つグリーンベルトモールは、マカティ地区の中核をなす高級ショッピングモールです。欧米の高級ブランドショップをはじめ、ハイクオリティなアイテムを扱うお店が多いのが特徴です。
5つの建物から構成される巨大なグリーンベルトモールですが、意外なことに大型スーパーは一軒も入っていません。グリーンベルトモール1の1階に、小型のルスタンススーパーマーケットが唯一あるだけです。
店内の通路は狭く、照明もなんだか薄暗いスーパー。ディスプレイもパッとしないので、このスーパーだけをお目当てに行く必要はないかなと思いました。
定番のドライマンゴーをはじめ、お菓子や調味料など食品系のお土産は揃っています。
ルスタンス
実はルスタンススーパーマーケットはマカティ地区にもう一軒あり、ルスタンスという高級ショッピングモールの1階に入っています。
他のスーパーには置いていないようなアイテムや輸入食品も扱うちょっと良いスーパーです。その分お値段もやや高めのせいか、買い物客の姿はまばらな印象を受けました。
さすが高級ショッピングモールに入っているスーパーなだけあって、輸入ワインやビールなどお酒の種類が豊富なのも特徴です。
モールオブアジア(MOA)
続いて紹介するモールオブアジア(MOA)は、マカティ地区から車で15分ほどの場所にある超巨大ショッピングモールです。フィリピン国内でも指折りの規模を誇るモールで、メインモール、エンターテイメントモール、ノース棟、サウス棟から構成されています。
丸一日がかりでも回れないほどの大きさなので、館内マップで自分の見たいお店を絞って回ると良いでしょう。メインモールの1階には、SMマカティにも入っていたお土産屋さんの「KULTURA」があります。
SMマカティの店舗に比べて面積が大きく、品揃えが豊富でした。もしモールオブアジアを訪れる予定があるなら、こちらのKULTURAで買い物する方がおすすめです。
特に目を引いたのが、お酒の種類の豊富さ。フィリピン産のコーヒーワインをはじめ、フルーツリキュールや地ビールなど、SMマカティ店では扱っていない商品が置いてありました。
ワンコインで買えちゃうフィリピンTシャツ。日本で着るのは微妙かもしれませんが、現地で着てSNS用に記念撮影するのもアリかも?
そしてモールオブアジアでもう一軒チェックしたいのが、ノース棟の1階にあるSMハイパーマーケットです。SMハイパーマーケットは、SMスーパーの兄貴分的な存在。マニラで観光客が行きやすい場所にあるスーパーの中では最も大きなスーパーです。
商品が山のように陳列されていて、海外のスーパーらしいワクワク感があります。
通路にずらりと並べられた家電製品や日用雑貨。ここに来れば揃わないものはない、というくらい品揃えが多かったです。
このスーパーの特徴は、フィリピン産の特選品を集めたコーナーがあること。どんなお土産を買えば良いのか一目で分かるので、時間のない旅行者にとってはありがたいです。
フィリピンと言えば、お馴染みDOLEのパイナップル。カットされているのも売られていたので、ちょっとつまみたい時にもぴったりですね。
お酒コーナーも大きめで、国産から輸入品まで色んなアルコールを扱っていました。
ロビンソンプレイスモール
ロビンソンプレイスモールは、繁華街エルミタ・マラテ地区にあるショッピングモールです。エルミタ・マラテ地区には格安ホテルやカジノが集まっているため、このエリアに滞在する人の御用達ショッピングスポットとなっています。
ローカル向けのショップが中心なので、観光客が楽しめる店は少ないのかなという印象を受けました。そこまで大きなショッピングモールではないため、館内を回りやすいのはポイント。
1階の正面入口を左奥へ進むと、ロビンソンスーパーマーケットがあります。
生鮮食品や日用品はもちろんのこと、お菓子、ドライフルーツ、調味料、カップ麺など、お土産の定番アイテムも揃う大きめのスーパーです。この日は週末だったせいか、地元の買い物客で混雑していました。
メトロスーパーマーケット
最後に紹介するのは、マニラ空港ターミナル3のそばにあるメトロスーパーマーケットです。ターミナル3そばの「ニューポートシティ」のホテルに泊まる場合は、利用する価値のあるスーパーです。私達は近くのサボイホテルに宿泊した時に利用しました。
24時間営業のスーパーなので、深夜・早朝フライトの際にも使えて便利です。ローカル向けのスーパーのため店内は雑然とした感じですが、カップ麺や飲み物、お菓子など必要なものは揃っていました。
マニラで買ったお土産はコレ!
我が家がマニラで買ったお土産を少しだけ紹介します。ドライマンゴーは色んなメーカーのものが売られていますが、No.1ブランドの「7Dマンゴー」は外せません。SMスーパーで、100g入りを115.50ペソで購入しました。
スーパーへ行くと大量のカップ麺やインスタントラーメンが売られているので、ついつい手に取ってしまいます。日清のシーフードヌードルが、1個29.50ペソ(約70円)と激安でした。
お土産屋さんのKULTURAでは、フィリピンの伝統酒であるココナッツワイン(ランバノグ)を購入しました。このお酒はスーパーでは売っていなかったので、KULTURAへ行ったら買いでしょう。値段は左が299.75ペソ、右が349.75ペソ。フィリピンの物価を考えると高いですが、珍しいお酒が700~800円で買えるならリーズナブルですよね!
この他にもココナッツチップス、バナナチップス、ハーブティー、パパイヤ石鹸、ココナッツ石鹸、バージンココナッツオイル、VITRESSのヘアオイルなど、たくさんのお土産を買って帰りました。今回はマニラとセブ島を一緒に旅行したので、詳しいお土産の紹介はセブ島の旅行記をご覧下さい。