リゾート地セブ島を訪れたら絶対に外せないのが、アイランドホッピングツアーです。アイランドホッピングは、ボートに乗って小さな離島を巡るセブ島で大人気のアクティビティ。シュノーケリングやダイビングでカラフルな熱帯魚と一緒に泳いだり、BBQランチや白い砂浜のビーチでの記念撮影も楽しめます。
アイランドホッピングツアーは現地で交渉して行くこともできますが、旅行会社や現地ツアー会社の催行するオプショナルツアーに参加するのが一般的です。今回は「KKday」のヒルトゥガン島とパンダノン島を巡る格安アイランドホッピングツアーに参加してきたので、ツアーの内容や料金、持ち物、服装などについて詳しく紹介していきます。
セブ島アイランドホッピングで巡る美しい離島
フィリピンは、大小7,000以上もの島々から成り立つ国です。セブ島の周辺にも美しい島々が浮かんでおり、「ヒルトゥガン島」「パンダノン島」「ナルスアン島」「カオハガン島」がアイランドホッピングの代表的な島となっています。
①ヒルトゥガン島 海洋保護地区に指定されているため、カラフルな熱帯魚がいっぱい。初心者でも楽しめるシュノーケルやダイビングスポットとして有名。
②パンダノン島 出発地のマクタン島からは一番遠いが、白い砂浜が広がる美しい島。引き潮になるとサンドバーが現れ、「天国に一番近い島」とも言われる。
③ナルスアン島 長い桟橋が特徴的で、その付近ではシュノーケリングも楽しめる。
④カオハガン島 日本人オーナーの島として有名、「何もなくて豊かな島」と言われる。
⑤オランゴ島 マクタン島から近い大きな島で、人口も多い。
⑥ソルパ島 マクタン島から近いのんびりとした離島。
アイランドホッピングはツアーと自力どっちで行く?
アイランドホッピングは、自力で手配して行くか、オプショナルツアーに参加するか迷ってしまう方も多いと思います。個人手配の場合は、マクタン島の港(ヒルトンポート)までタクシーで行き、直接交渉して船をチャーターする必要があります。チャーター料金は一艘3,000~4,000ペソ(約6,000~8,000円)が相場。一艘あたりの値段なので、当然人数が多ければ一人当たりの料金は安くなります。入島税(1島あたり150~400ペソ)、シュノーケルセット代、ランチ代は別途かかるので要注意。オプショナルツアーに比べて格安で行けるのはメリットですが、現地でのチャーター交渉は英語力がものを言います。
そのため普通の旅行者は、旅行会社や現地ツアー会社の催行するオプショナルツアーに参加して行くのが一般的です。アイランドホッピングツアーの料金は7,000~12,000円が相場。ツアー代にはホテルの往復送迎代、ボート代、ランチ代、シュノーケルセット、ライフジャケットのレンタル代が含まれています。ほとんどお任せで行けちゃうので、とにかく楽ちんです。
アイランドホッピングツアーの内容と料金
セブ島のアイランドホッピングツアーは、フィリピン伝統のバンカーボートに乗って人気の離島をいくつか巡り、BBQランチもしくはビュッフェランチを楽しむツアー内容が一般的です。中でも1日で2島を巡るツアーが一番多く、①と②を組み合わせたツアーが人気。
①ヒルトゥガン島沖でのシュノーケリング体験
②ナルスアン島、パンダノン島、カオハガン島のいずれかに立ち寄りランチ&記念撮影
KKdayのツアー
現地オプショナルツアー会社のKKdayは英語ガイドではありますが、最安クラスでアイランドホッピングツアーに参加できます。アイランドホッピングツアーの中でも料金が高めの「パンダノン島ツアー」や「3島巡りツアー」は2名参加で約7,000円、さらに人数が多ければ約6,000円~です。私達もこのKKdayのパンダノン島+ヒルトゥガン島ツアーに参加してきました。
【KKday】パンダノン島+ヒルトゥガン島 アイランドホッピングツアー
【KKday】ナルスアン島+カオハガン島+オランゴ島 アイランドホッピングツアー
日本語ガイドのツアー
日本語ガイドのツアーは、英語ガイドに比べてやや割高です。アイランドホッピング中は会話する機会がほとんどないので、日本語ガイドにするメリットは少ないと思います。
【JTB】ナルスアン島&ヒルトゥガン島アイランドホッピングツアー
【タビナカ】ナルスアン島&ヒルトゥガン島の2島巡りツアー
【ベルトラ】ナルスアン島&ヒルトゥガン島 アイランドホッピング人気の2島巡りツアー
【ベルトラ】パンダノン島&ヒルトゥガン島 アイランドホッピングツアー
アイランドホッピングの持ち物と服装
・水着 ツアー当日はあらかじめ水着を着ていくと、現地での着替えがスムーズです。
・ラッシュガードと日焼け止め セブ島の日差しは強烈なため、日焼けしたくない人は必須。
・ビーチサンダル サンダルは脱げやすいのでマリンシューズもおすすめ。
・タオル ホテルのタオルを持ち出すのはNGなので持参すること。
・酔い止め 酔いやすい人はあった方が安心です。
・防水スマホケース 防水ケースに入れておけば水没の心配がありません。
・水中カメラ(アクションカメラ) 水中でも気にせず撮影できるので持参率は高め。
水中カメラ(アクションカメラ)と言えば「GoPro」が有名ですが、購入すると結構な値段がします。予算を抑えるなら、Amazonや楽天で販売されている中華系アクションカメラを選ぶと良いでしょう。私達もAmazonで8,000円程度のカメラを購入しましたが、何の問題もなく使えたうえに、画質も結構キレイでした。
アイランドホッピングツアーに参加してきました
今回私達は、KKdayのパンダノン島+ヒルトゥガン島アイランドホッピングツアーに参加してきました。どんなツアー内容だったのか、実際の流れに沿って詳しく紹介していきますね。
宿泊ホテルから出発
AM7:00 宿泊ホテルを出発
アイランドホッピングツアーの当日は、宿泊しているホテルのエントランスまで車が迎えに来てくれます。待ち合わせの5分前には、すでにドライバーさんが到着していました。
各ホテルで乗客をピックアップし、マクタン島の港へ向かいます。私達はセブシティのホテルに宿泊していたのですが、マクタン島へ向かう道路は渋滞してなかなか進みませんでした。
セブ島→マクタン島のホテルの順にお迎えだったので、待ち時間の少ないマクタン島のホテルに宿泊した方がいいかもしれません。待ち合わせ時間に遅れてくる人もいましたが、他の人の迷惑になるので時間はきちんと守りましょう。
マクタン島の港に到着
AM9:00 港に到着
ヒルトンポートではなく、「Fun&Sun Dive&Travel」というダイビングショップの港(プランテーションベイリゾートホテルの近く)に到着しました。
沖合に停泊するバンカーボート。
スタッフから簡単にツアー内容の説明を受けます。
ボートに乗り出航
AM9:30 小型ボートに乗船
まずは小型ボートに乗り込み、沖合に停泊するバンカーボートへ向かいます。
小型ボートからバンカーボートに乗り換えます。なんだかアメンボみたいな形の船ですね。
バンカーボートは思ったよりも大きな船でした。座席にはクッションが敷かれているので、お尻も痛くなりません。
ショップの人はマッチョで日焼けして、いかにも海の男!って感じ(笑)
この時点ですでに、エメラルドグリーンの海が綺麗ですね。
ヒルトゥガン島
AM10:00~10:45 ヒルトゥガン島でシュノーケリング
出航から30分ほどで、ヒルトゥガン島のシュノーケリングポイントに到着しました。島には上陸せずに、周辺でシュノーケリングを楽しみます。
まずはライフジャケットを着用。
シュノーケルマスクとフィンを身に着けたら、準備完了。
思いきってボートから海へジャンプ!!
さっそく海中を覗いてみると、たくさんの熱帯魚が!
さすが海洋保護区なだけあって、透明度は抜群。
カラフルな魚がいっぱいで、まるで水族館に来ているみたい!
イソギンチャクがある所を探せば、ニモ(カクレクマノミ)にも出会えちゃいますよ。
水深の深いところではダイビングしている人も。
エメラルドグリーンのグラデーションが美しい海でした。
パンダノン島
ヒルトゥガン島を出発し、1時間ほどでパンダノン島が見えてきました。他の島に比べてちょっと遠いですが、行く価値はあると思います。
AM11:45~PM12:15 パンダノン島へ上陸
パンダノン島に上陸し、30分ほど各自で散策や写真撮影を楽しみます。どちらかと言うと、シュノーケリングよりは風景を楽しむための島です。
ビーチ沿いに建つ白亜の教会。
いかにも南国リゾートっぽいコテージが並んでいます。
流木の撮影スポットで、フォトジェニックな一枚を。
白亜の神殿風の建物が青空に映えますね。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海。
穏やかな海なので、子供も安心して海水浴が楽しめます。
魚はあまりいませんでしたが、信じられないほど透き通った海でした。
BBQランチ
PM12:15~1:00 BBQランチ
パンダノン島に停泊した船の上で、お待ちかねのBBQランチを頂きます。エビが新鮮で美味しかった~!
ジュース1本とマンゴーも付いていました。
こちらの貝は別料金。
ナルスアン島
PM1:30~2:00 ナルスアン島でシュノーケリング
ランチ後はパンダノン島を出発し、30分ほどでナルスアン島のシュノーケリングポイントに到着しました。今回は島に上陸せず、周辺でのシュノーケリングとなりました。
星型のヒトデにタッチ。
魚の数はヒルトゥガン島ほど多くはありませんが、カラフルな熱帯魚や珊瑚が見られます。
帰港
最後は船の先端に立ち、タイタニックポーズでの記念撮影となりました(笑)
PM3:00 帰港
傾き始めた夕日を眺めながら、1時間ほどで港に到着しました。迎えに来ていた車に乗り込み、ホテルへ戻ればツアーは終了です。
まとめ
今回はちょうど台風が近付いていたので魚の数はちょっと少なめでしたが、それでも十分に楽しむことができました。当初はシャングリラマクタンホテルでシュノーケルできるので、アイランドホッピングツアーに参加しなくてもいいかなと迷いましたが、海の透明度が全然違うのでやっぱり行っておいて良かったです。
アイランドホッピングは自力で行くと安く済みますが、チャーター料金に何が含まれているのかきっちり交渉しておかないと、後で揉める原因になります。その点オプショナルツアーは全て料金に含まれているので、ストレスなく離島巡りを楽しめるのが良いところだと思います。
【KKday】パンダノン島+ヒルトゥガン島 アイランドホッピングツアー
【KKday】ナルスアン島+カオハガン島+オランゴ島 アイランドホッピングツアー