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セゴビアのおすすめ観光スポット!水道橋と白雪姫の城を見に行こう

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白雪姫の城アルカサル(セゴビア城)

しばらくすると、アルカサルの敷地が見えてきます。

城の手前にはラ・レイナ・ビクトリア・エウヘニア広場があり、広場の中央には記念碑が立っています。後にスペイン独立戦争へと発展することになった、1808年5月2日の英雄である砲兵隊長ルイス・ダオイスとペドロ・ベラルデの記念碑です。

アルカサルの入口横にある建物は、チケット売り場になります。

アルカサル(セゴビア城)
開館時間:4月~9月は10:00~19:30、11月~3月は10:00~18:30
10月の金曜・土曜は10:00~19:30、10月の日曜~木曜は10:00~18:30
※1/5、12/24、12/31は10:00~14:30
休館日:1/1、1/6、6/24、12/25
入場料:5.5ユーロ、フアン2世の塔は別途2.5ユーロ、オーディオガイド(日本語版あり)は3ユーロ

アルカサルは11世紀に建てられた城で、カスティーリャ王国の歴代の王達が暮らしていた場所です。王族の生活の場がマドリード王宮に移ってからは、牢獄や王立砲術学校として使用されますが、1862年の火災で大部分が焼失してしまいました。その後は大規模な修復が行われ、現在のような美しい姿を取り戻しました。

アルカサルのエントランスは、跳ね橋を渡って入場するようになっています。跳ね橋から下を見下ろすと、急な崖になっているのが分かります。アルカサルは高さ100mほどの崖の上に建っており、地形を生かして敵から攻められにくい構造となっています。

アルカサルの見取り図は公式サイトにも日本語版が掲載されています。トイレは入口を入ってすぐ横にありますので、済ませておくと安心でしょう。

重厚なドアをくぐって城内を見学していきます。

旧王宮の間には、中世の騎士の鎧が展示されています。

16世紀の調度品が展示されている暖炉の間です。暖炉の上には、聖母マリアの結婚を題材とした古めかしいタペストリーが飾られています。

玉座の間には、アルフォンソ13世とビクトリア王妃のために作られた玉座とカトリック両王の紋章が誇らしげに掲げられています。

ガレー船の間は、天井がガレー船の船底に形が似ていることから名付けられました。縦長に広い部屋で、両脇には甲冑が数体飾られています。

壁に描かれているフレスコ画は、1474年にマヨール広場で行われたイザベル1世のカスティーリャ・レオン王国女王の戴冠式の様子です。

天井にはイスラム様式が取り入れられた金色の木細工が施されています。

ガレー船の間には2つの大きなステンドグラスが飾られており、こちらはエンリケ3世とその家族が描かれているものになります。

王の寝室は、セゴビアにあるエンリケ4世の宮殿のものを再現した部屋です。樫木製のゴシック様式のベッドや金刺繍の天蓋が見事ですね。部屋の入口のアーチには、ネオムデハル様式の装飾が施されています。

壁にはカトリック両王の家族などが描かれたタペストリーがびっしりと飾られています。

諸王の間の壁上部にはアストゥリアス王国のペラーヨから始まり、カスティーリャ王国、レオン王国の歴代王の彫像がずらりと並んでいます。

壁に飾られた絵画「カディス征服」。

縄の間は、聖フランシスコの縄をモチーフにした装飾が施されていることからその名が付きました。青と金色の天井が非常に美しい空間となっています。

礼拝堂の祭壇には、新約聖書の17場面が描かれています。

順路通りに進むとアルカサルの先端に出ました。乾燥した大地の平原を一望できます。

真下には綺麗に刈り込みがされている、幾何学模様の庭園がありました。

武器の間には剣や槍、大砲といった様々な時代の武器が展示されています。

最後に中庭(武器の広場)を通って、出口まで戻ってきました。

アルカサル前の広場の横には展望台があり、まるで荒野のような赤茶けた大地を眺めることができます。この景色は、中世の頃からほとんど変わっていないというから驚きですよね。写真の真ん中あたりに映っているのは、ラ・ベラ・クルス教会になります。

遠くの方には、サンタ・マリア・デル・パラル修道院も見えました。

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アルカサル全景が撮影できるスポット

それでは、展望台の前にある坂道を下りて、アルカサルの全景が撮影できるスポットへ移動したいと思います。1kmほど歩くことになりますが、ちょうどラ・ベラ・クルス教会の周辺だと綺麗なアルカサルを撮影することができますよ。


けっこう急な坂道を下っていくと青い看板がありますので、案内通りに階段を下ります。

すると、北側の出入口にあたるサンティアゴ門が見えてきます。

そのままサンティアゴ門から真っ直ぐ延びるサン・ファン・デ・ラ・クルス通りを進みます。

そして小さな川に架かる鉄橋を渡ります。

道なりに進みベラクルス通りを曲がると、アルカサルの撮影スポットであるラ・ベラ・クルス教会に到着します。

ここから見ると、崖っぷちに建っているお城だということがよく分かります。円錐形の屋根の塔なんかは、まさに白雪姫のお城という感じですよね。ラ・ベラ・クルス教会からもう少し先に進んだ広場からも、アルカサル全体を綺麗に撮影することができます。時間があれば絶景のアルカサルを撮影してみて下さいね!

まとめ

セゴビアへ訪れる前はあまり人気のない観光地なのかな?と思っていたのですが、実際に行ってみると世界各国からの観光客がいっぱい居て驚きました。そして、トレドと同じく街全体が落ち着いた素朴な雰囲気で、治安が非常に良いと感じました。

日本ではまだまだ知名度が低い観光地だと思いますが、マドリードを訪れたら是非セゴビアにも足を延ばしてみて下さい。マドリードからセゴビアへは、交通費を安く済ませたい方はバス、時間がない方は電車(レンフェ)で行くのがおすすめです。

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