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ロンドンの現代美術館テートモダンを見学してわかった!見どころ・アクセスをガイド

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ロンドンのテムズ川沿いに建つテートモダンは、20世紀以降のアート作品が集まった近現代美術館です。ピカソやダリをはじめとした有名画家から、今をときめくアーティストまで様々な作品を見ることができます。かつては発電所だった建物を利用しているため、巨大な吹き抜けの本館ボイラーハウスなど建物自体も見どころとなっています。

また新館のスイッチハウスには、街が一望できる無料展望台もあるので忘れずにチェックしてみて下さい。テートモダンへのアクセス・開館時間・所要時間・見どころ・お土産など、実際に訪れて分かった情報を詳しく紹介していきます。

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テートモダンについて

開館時間

日曜~木曜 10:00~18:00(最終入場は17:15)
金曜・土曜 10:00~22:00(最終入場は21:15)

休館日

12/24、12/25、12/26

入場料

無料 ※特別展は有料

所要時間

それほど大きな美術館ではないので、見学にかかる所要時間は1~2時間が目安となります。

テートモダンへのアクセス

テートモダンは地下鉄駅から少し離れた場所にあるため、いくつか行き方があります。時間がなければ①ですが、余裕があるなら②の橋を渡って行く方法がおすすめです。テムズ川沿いの美しい景色を見ながら美術館へ行くことができますよ。

  1. テムズ川の南側にある最寄り駅、サザーク(Southwark)駅から歩く
  2. テムズ川北側のブラックフライアーズ(Blackfriars)駅、セントポールズ(St. Paul’s)駅、マンションハウス(Mansion House)駅のいずれかで下車し、橋を渡って行く

私達はセントポールズ駅で下車し、人気スポットのセントポール大聖堂を観光した後にテートモダンへ向かいました。

セントポール大聖堂は遠くからでもよく目立つ、大きなドーム屋根が特徴の教会です。ダイアナ元妃とチャールズ皇太子が結婚式を挙げたことでも知られています。

観光後はセントポール大聖堂の南側から、テートモダンへ一直線に続く道を歩いて行きます。この道は歩行者専用道になっているので、雰囲気が良くて歩きやすかったですね。

3分ほど歩くと、テムズ川に架かるミレニアムブリッジが見えてきました。目の前に見えている煙突の付いた建物がテートモダンです。

ミレニアムブリッジの上からは、テムズ川沿いの美しい景色を眺めることができます。奥の方には、ロンドンのランドマークであるタワーブリッジも見えました。

橋を渡り切って後ろを振り返ると、セントポール大聖堂のドーム屋根がぴょこんと飛び出て見えます。この日はお天気にも恵まれて、橋の上を歩くのは爽快でした。

素敵なデザインのミレニアムブリッジは、映画「ハリーポッターと謎のプリンス」のロケ地としても有名です。劇中では無残にも破壊されてしまう橋なのですが…(笑)ハリポタファンにとっても見逃せないスポットですね。

テートモダンへ入場

テートモダンはかつて発電所だった建物を再利用しており、レンガ造りの無骨な外観をしています。一見すると美術館には見えない、というのもテートモダンのポイント。発電所の名残である煙突をそのまま使ってしまう発想がユニークですよね。

テートモダンは、7階建ての「本館ボイラーハウス」と11階建ての「新館スイッチハウス」に分かれています。展示室は本館のレベル2~4、新館のレベル0と2~4です。エントランスは本館と新館のレベル1にあり、カフェやミュージアムショップも各館にあります。また館内では無料Wi-Fiが利用でき、写真撮影は許可されています。

テムズ川の方から入場すると、本館のレベル1に出ます。本館ボイラーハウスと新館スイッチハウスは、レベル1と4で繋がっていました。

本館と新館の間には、巨大な吹き抜けの「タービンホール」があります。歩いている人と比べると、どれだけ大きな空間か分かりますよね。かつては大型の発電機が置かれていたことからタービンホールという名が付いたそうです。

レベル1から0に下りると、インフォメーションとマルチメディアガイドの貸し出しカウンターがあります。無料の館内マップ(£1の寄付金制)はここで貰うことができます。

レベル0には無料のコインロッカーもあるので、大きな荷物は預けましょう。55×40×20cmより大きいサイズのバッグは館内に持ち込めません。

タービンホールは新館エントランスに向かってスロープになっていました。

スロープを上がって外へ出ると、2016年にオープンした「新館スイッチハウス」の面白い外観を見ることができます。ピラミッドを捻ったような形をしており、本館のデザインに合わせてレンガで覆われているのが特徴です。

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テートモダン本館ボイラーハウスの見どころ

テートモダンの主な見どころは、本館ボイラーハウスのレベル2と4にあり、レベル3では特別展が行われています。展示は年代別ではなくテーマ別になされているため、突然ピカソやダリの絵が出現します。うっかりしているとお目当ての作品を見逃すので気を付けて下さいね。

ピカソの作品

レベル2 パブロ・ピカソ「泣く女」
テートモダンで一番人気なのがこの作品。キュビズムという面白い手法で描かれています。

レベル2 パブロ・ピカソ「Bust of Woman」1909年

レベル4 パブロ・ピカソ「Bust of Woman」1944年
ピカソは作風が目まぐるしく変わった天才的な人物です。前述の作品と同じテーマなのですが、35年後にはこんな描き方に変わるので面白いですよね。

レベル4 パブロ・ピカソ「Bowl of Fruit, Violin and Bottle」

ダリの作品

レベル2 サルバドール・ダリ「秋の人肉食」

レベル2 サルバドール・ダリ「ロブスター電話」

レベル2 サルバドール・ダリ「ナルシスの変貌」

その他の作品

レベル2 ピエト・モンドリアン「赤・青・黄のコンポジション」

レベル2 ヨーゼフ・ボイス「Lightning with Stag in its Glare」

レベル2 ジェーン・アレクサンダー「African Adventure」

レベル2 ジョルジュ・ブラック「Mandora」

レベル2 ジョアン・ミロ「Painting」

レベル2 ルネ・マグリット「受胎告知」

レベル2 クロード・モネ「睡蓮」

レベル2 マーク・ロスコ「シーグラム壁画」
テートモダンの目玉であるのが、シーグラム壁画を集めた「ロスコルーム」です。やはり他の展示室よりも人気があり、見学者で賑わっていました。日本のDIC川村記念美術館にもロスコルームがあるので、見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

レベル4 アンディ・ウォーホル「マリリン・モンローの二連画」

レベル4 シウド・メイレリス「バベルの塔」
古いラジカセやラジオで作られた、ブラジル人アーティストによる作品です。

レベル4 エル・アナツイ「Ink Splash II」

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テートモダン新館スイッチハウスの見どころ

続いては、本館ボイラーハウスから新館スイッチハウスへ移動します。レベル4にあるブリッジを渡って行きます。

ブリッジからは、タービンホールの全体像を見ることができました。

新館レベル4のアーティストルーム。今回はルイーズ・ブルジョワの期間限定展示が行われており、「Spider」や「À L’Infini」などが展示されていました。

無料展望台

次はエレベーターでレベル10へ上がり、新館スイッチハウスの無料展望台へやってきました。展望台からはロンドンの街が一望でき、テートモダンの煙突もこんなに間近で見られます。

セントポール大聖堂とミレニアムブリッジもご覧の通り!テムズ川クルーズの船もたくさん行き交っていて、クルーズするのも気持ち良さそうですね~。

テムズ川の西方面に目をやると、ブラックフライアーズ橋。

テムズ川の東方面には、ピラミッド型のガラス張りの高層ビルが見えました。これは2012年に誕生した「ザ・シャード」という、ヨーロッパで一番高いビルです。展望台の一つ下の階には見晴らしが良いレストランもあるので、時間があれば食事も楽しんでみて下さいね。

テートモダンのお土産

テートモダンはミュージアムショップが充実しており、本館に3か所、新館に1か所あります。品揃えが多くておすすめなのは、レベル1にあるショップです。

文房具やポストカード、食器、Tシャツ、アクセサリー、アーティストとのコラボ商品など、何でも揃っていました。シンプルなデザインのエコバッグは日本でも使いやすそうです。ちょっと変わったお土産を手に入れるには、ぴったりのスポットですね!

まとめ

ロンドンには数多くのミュージアムがあるので、日本人にとってテートモダンは馴染みが薄いかもしれません。私達も正直言うとそれほど期待はしていなかったのですが、行ってみると想像以上に楽しめる美術館でした。現代アートが苦手でも建物やギャラリーを見ているだけで面白いですし、展望台やレストランなど楽しみ方が色々あるなと感じました。

また同じ方面にあるセントポール大聖堂や、ロンドン塔観光のついでに訪れてみるのもおすすめです。その際はミレニアムブリッジを渡って、テムズ川散策も満喫してみて下さいね。

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