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アントワープのおすすめ観光スポット10選!1日で巡るモデルコース

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ベルギー
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メール通り

続いては、聖パウルス教会からフルン広場近くのメール通りまで戻ってきました。メール通りは旧市街からアントワープ中央駅に向かって延びる、歩行者天国のショッピングストリートです。ベルギーファッションの中心地アントワープらしく、お洒落な店が並んでいます。

メール通りを歩いていると、巨人アンティゴンの手のオブジェが出現します。

ルーベンスの家

アンティゴンの手を通り過ぎ、噴水が見えたら右に曲がります。すると、レンガ造りのルーベンスの家に到着しました。

ルーベンスの家は、バロック絵画の巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスの自宅兼アトリエだった建物で、現在は美術館として公開されています。ルーベンスは亡くなるまでの約30年間をここで過ごし、弟子たちと共に2000点もの作品を残しました。

チケット売り場は、向かい側にあるガラス張りの建物の中にあります。私達は、この後訪れるマイヤーヴァンデンベルグ美術館との共通チケット(10ユーロ)を購入しました。

館内ではルーベンスの絵画をはじめ、愛弟子アンソニー・ヴァン・ダイクなどの作品も観ることができます。家具や調度品なども展示されており、ルーベンスの華やかな暮らしぶりが感じられる空間になっていました。

どれも素晴らしい作品ばかりですが、中でも「ルーベンスの自画像」と「楽園のアダムとイヴ」は見逃せません!特にアダムとイヴは、ベルギービールのラベルにも描かれている有名な絵です。

ルーベンスは優れた芸術家でありながら、大規模な工房を経営するビジネスマン、7か国語を操る外交官としても活躍したスーパーマンだったそう。さらに建築家としての才能もあり、この自宅や中庭も自分で設計したというから驚きですよね。

庭園には季節ごとに花が咲き、ルーベンスの美意識が随所に感じられます。見学者はそれほど多くないので、ゆっくり見て回れるのが良かったですね。

ルーベンスの家
開館時間:10:00~17:00(月曜定休)
入場料:8ユーロ

マイヤーヴァンデンベルグ美術館

次はルーベンスの家から5分ほど歩き、マイヤーヴァンデンベルグ美術館へやってきました。美術収集家の貴族ヴァン・デン・ベルグ氏の邸宅だった建物を、そのまま美術館にしてしまったところです。ルーベンスの家との共通チケットを買うとお得なので、時間があれば訪れてみると良いかもしれません。

内部は小ぢんまりとしているものの、絵画、彫刻、タペストリーなどバラエティに富んだコレクションです。邸宅としては十分すぎるほどの大きさがありますが、美術館としてはちょっと小さく導線も悪いなと感じました。

なんと美術館の目玉作品であるピーテル・ブリューゲル(父)の「狂女フリート」は、2019年頃までメンテナンス中で展示されていないとのこと!残念ですが、代わりにブリューゲルの「12の諺(ことわざ)」を載せておきます…。

こちらはブリューゲル(子)の「ベツレヘムの人口調査」です。やはり一番の目玉作品が展示されていないせいか、見学者は少なく寂しい感じを受けました。メンテナンスから戻ってきてから訪れるのが良いかもしれませんね。

マイヤーヴァンデンベルグ美術館
開館時間:10:00~17:00(月曜定休)
入場料:8ユーロ
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聖ヤコブ教会

マイヤーヴァンデンベルグ美術館からアントワープ中央駅へ戻る途中に、聖ヤコブ教会に立ち寄りました。聖ヤコブ教会にはルーベンスとその親族が埋葬されており、別名ルーベンス礼拝堂とも呼ばれています。

ルーベンスのお墓は、主祭壇の裏側にひっそりとあります。お墓に飾られているのはルーベンスが描いた「聖人に囲まれたマリア」という絵で、自分の墓に飾るために描いたものだそう。さすがのルーベンス、自分の死後までしっかりと考えていたんですね。

聖ヤコブ教会
開館時間:14:00~17:00(11~3月は休館)
入場料:3ユーロ

アントワープ中央駅

聖ヤコブ教会からアントワープ中央駅へ戻ってきました。最後に紹介する見どころは、このアントワープ中央駅です。その美しい景観から「鉄道の大聖堂」とも呼ばれ、「ヨーロッパの最も美しい駅」にも選出されています。

駅舎は巨大なドームと8つの塔を持ち、ベルギー産の色大理石で美しく彩られています。どの角度から眺めても美しく、宮殿のようにも見えますね。

特に素晴らしいのが、大時計のある待合ホールです。天井からは柔らかな光が差し込み、まるで映画のワンシーンのような写真が撮影できますよ。

重厚な石造りのターミナルと、鉄とガラスで出来た美しいアーチが見事に調和していました。

駅にはかつて王族の待合室であったという、ル・ロワイヤル・カフェ(LE ROYAL CAFE)があり、観光客にも人気のスポットとなっています。

カフェ内部は、白と金色に統一された優雅な空間になっていてゆったりと過ごせそうです。旅の思い出に、ちょっと立ち寄って休憩しみてはいかがでしょうか。

まとめ

アントワープはブルージュより大きな街ですが、見どころはそれほど多くないので日帰りでも十分に楽しめると思いました。日帰りで訪れるならアントワープ行きの電車が発着する、ブリュッセル中央駅や南駅前のホテルに泊まっておくと往復しやすいです。私達も中央駅すぐそばのウォーウィックブリュッセルに宿泊しましたが、スムーズに移動できて便利でした。

またブリュッセルからアントワープへ自力で訪れると、丸一日近くかかります。時間がないので効率良く観光したい、自力で移動するのが心配という場合は、オプショナルツアーを利用するのも手です。オプショナルツアーには、ブリュッセルからアントワープへの送迎も含まれています。ツアー料金は日本語ガイドだと約140ユーロ~英語ガイドだと約60ユーロ~です。

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