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クアラルンプール観光の必要日数とおすすめモデルコース

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マレーシア
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マレーシアの首都クアラルンプールは、マレー・中国・インドの文化がミックスしたエキゾチックな都市です。高層ビルが建ち並ぶ一方で、歴史的建造物やモスク・寺院が混在しており不思議な魅力を持っています。クアラルンプールには、ムルデカスクエア、クアラルンプール駅、チャイナタウン、KLCC、ブキッビンタンという5つの観光エリアがあります。

絶対に外せないのは、街のランドマークであるペトロナスツインタワーとKLタワー、郊外のバトゥ洞窟とプトラジャヤも人気があるのでぜひ訪れてみましょう。今回はこれらの観光地を巡るにはどのくらい日数が必要なのか、どのようなルートがおすすめなのか、実際の経験をもとに詳しく紹介していきます。

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クアラルンプール観光に必要な日数

クアラルンプールは見どころが少ない街だと言われていますが、きちんと観光すれば中心部だけでも2日間はかかります。郊外のバトゥ洞窟やプトラジャヤに足を延ばすなら、3日間は必要です。クアラルンプールは交通機関が発達していて観光しやすい街ですが、暑くて体力を消耗するので、想像よりも観光には時間がかかると考えておきましょう。

またクアラルンプールからバスで2時間ほどで行ける、古都マラッカも人気があります。オプショナルツアーを利用すれば日帰りでも観光できますが、個人旅行であれば1泊2日で訪れるのが無理のないスケジュールだと思います。

クアラルンプール観光モデルコースの地図

クアラルンプール中心部西側の「ムルデカスクエア」「チャイナタウン」「クアラルンプール駅」周辺は、隣り合っているので一気に観光してしまうのがおすすめです。またクアラルンプールにはショッピングセンターがいくつもあり、繁華街ブキッビンタンにはパビリオンやロット10、KLCCにはスリアKLCCがあります。グルメ・マッサージ・ショッピングも一緒に楽しみながら観光すると良いでしょう。

ムルデカスクエア周辺

それでは最初に、歴史的建造物が集まるエリア「ムルデカスクエア」→「チャイナタウン」→「クアラルンプール駅」の順に観光していきます。LRTのマスジットジャメ駅からスタートです。

マスジットジャメ駅を出てすぐに見えるのが、市内最古のモスクマスジットジャメです。赤レンガの外壁と白いタマネギ型のドーム、美しく連なるアーチが特徴的な建物です。華やかさがある近代的なモスクとは違い、ノスタルジックな雰囲気が感じられます。女性はローブやスカーフを借りて入場するので、ちょっとしたムスリム気分が味わえますよ。

マスジットジャメから少し歩いて、イギリス国教会のセントマリー聖堂にやってきました。真っ白な外壁と赤レンガの屋根が可愛らしい、こじんまりとした教会です。建てられたのは19世紀後半で、あのエリザベス女王も礼拝に参列したことがある由緒正しき教会なんです。

セントマリー聖堂の目の前には、芝生が広がるムルデカスクエア(独立広場)があります。1957年にマレーシアの独立が宣言された広場で、高々と国旗がはためいていました。

広場横に堂々と佇んでいるのは、スルタンアブドゥルサマドビル(旧連邦事務局ビル)です。中央の時計塔がシンボルで、クアラルンプールを代表する建造物と言えます。無数のアーチが連なるレンガの外壁と、3つの赤いドームがエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。

実はここに、クアラルンプールの三大ランドマークである「ペトロナスツインタワー」「KLタワー」「スルタンアブドゥルサマドビル」が一緒に撮影できるポイントがあるんです!一列に並んだ面白いショットが撮影できるので、どこから撮れるのか探してみて下さいね。

広場の南側にあるクアラルンプールシティギャラリーは、旧印刷局の建物を利用した歴史ギャラリーです。建物の前には「I LOVE KL」のオブジェがあり、フォトジェニックなスポットとして人気急上昇中です。DAIGO&北川景子夫妻も、ここで撮影したツーショットをインスタグラムにアップして話題になっていましたよね。

シティギャラリーの向かい側には、テキスタイル博物館(国立織物博物館)が建っています。ムルデカスクエアの周辺には、この他にもイギリス統治時代の素敵な建物が点在しているので、歴史を感じながら散策してみてはいかがでしょうか。

次はテキスタイル博物館前を東に歩いて行き、橋を渡ってセントラルマーケットへ向かいます。橋の上からは、クアラルンプールの名前の由来となったクラン川とゴンバック川の合流地点を眺めることができます。

5分ほど歩き、パステルブルーの外観が可愛らしいセントラルマーケットに到着しました。1888年に開かれた歴史あるマーケットで、マレーシア特産のお土産を扱うお店が集まっています。観光客用に綺麗に整備されているため、安心してお買い物ができますよ。

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クアラルンプール駅周辺

セントラルマーケットから南に5分ほど歩いて、LRTのパサールセニ駅にやってきました。続いてご紹介する国立モスクは、行き方が分かりずらいのでちょっと迷うかもしれません。

パサールセニ駅は、隣接するKTMコミューターのクアラルンプール駅と連絡通路で繋がっています。まずはこの連絡通路を歩いて、パサールセニ駅からクアラルンプール駅へ移動します。

クアラルンプール駅の改札口を横目に、そのまま通路の方へ進みます。

通路をしばらく歩き、突き当りで左(駐車場の方向)に曲がります。

さらに進むと赤いドアがあるので、この階段を下りて外に出ます。駐車場から道路に出たら、左に曲がって少し歩いて行きます。

大通りを渡るための綺麗な地下通路を歩いて行けば、国立モスクに到着です。

国立モスク(マスジットヌガラ)は、約8,000人もの信者を収容できるマレーシア最大級のモスクです。星型の青いドーム屋根と白いミナレットが特徴的な建物です。モスクのドームと言えば半円形やタマネギ型が一般的ですが、こういった近代的なデザインが随所に取り入れられています。

モスクの周りには噴水がたくさんあるので、強烈な暑さが幾分か和らぐ気がします。

この噴水の土台は、星型で可愛らしいですね。

国立モスクの服装規定は厳しく、男性であっても短パン・ノースリーブはNGです。女性は肌を露出していない服装でも、全員ローブを着用して入場する必要があります。無料で借りられる鮮やかなパープルのローブをまとい、刺繍がポイントになったスカーフを被ります。結構可愛いデザインなので、観光客の皆さんはムスリム女子になりきって撮影していましたよ(笑)

観光客(イスラム教徒以外)は、国立モスクに入場できる時間が限られているのでお気を付け下さい。入場時間は9:00~12:00、15:00~16:00、17:30~18:30(金曜は15:00~16:00、17:30~18:30)です。

モスク内にまで噴水があり、水音が何とも涼しげでした。

真っ白な柱がずらりと並ぶ光景は、まさに圧巻!天井や壁などありとあらゆる場所が、美しい幾何学模様で装飾されています。

礼拝堂の上部にあるカラフルなステンドグラスからは、優しい光が降り注いでいます。イスラム教徒以外は、手前のラインが引いてある部分までしか立ち入れません。信者の方は聖地メッカの方向を示すミフラーブに向かって、熱心にお祈りをされていましたよ。

モスクを訪れる機会は中々ないと思うので、ぜひ足を運んで異文化を感じてみてはいかがでしょうか。次は国立モスクの南側から出て、クアラルンプール駅とKTMビルに向かいます。

200mほど歩くと、カーブの先にクアラルンプール駅が見えてきます。

クアラルンプール駅は、イギリス統治時代に建てられた白亜の駅舎です。一見すると宮殿のようにも見える豪華な外観で、いくつも連なるアーチと尖塔が美しい建物です。KLセントラル駅が開業するまでは、中央駅として機能していました。

クアラルンプール駅の向かい側には、KTMビル(マレーシア鉄道公社ビル)が建っています。

インドのムガール様式の建物なので、オリエンタルな雰囲気が感じられました。クアラルンプール駅とは対照的に、落ち着いた色合いをしていますね。

クアラルンプール駅とKTMビルの間は幹線道路が走っているので、横断することができません。反対側に渡る場合は、こちらの地下通路を通って渡りましょう。続いてはチャイナタウンへ移動しますが、チャイナタウン観光もLRTのパサールセニ駅からスタートすると分かりやすいですよ。

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チャイナタウン周辺

市内最古のヒンドゥー教の寺院、スリマハマリアマン寺院にやってきました。インド系の方が主に信仰する宗教なのに、チャイナタウンの一角にあるという面白い寺院です。まず最初に目を奪われるのが、ヒンドゥーの神々がびっしりと彫刻されたカラフルな門塔です。

寺院内は土足禁止なので、入口で靴を預けて入場します。一歩足を踏み入れると、色鮮やかな装飾が施されたお堂があり、奥の祭壇では女神マリアマンが祀られています。

日本人とはかけ離れた色彩感覚で、中国寺院ともまた違った独特の色使いですよね。神様も非常に興味深く、顔だけゾウの姿をしたガネーシャなど異宗教がたっぷりと感じられます。

寺院自体は小さいのですぐに見終わりますが、ヒンドゥー寺院を目にする機会は中々ないと思うので是非ゆっくりとご覧になってみて下さい。

スリマハマリアマン寺院
開館時間:6:00~13:00/16:00~20:30(金曜6:00~13:30/16:00~21:30、土曜6:00~21:00)
入場料:無料 ※靴の保管料金0.2RMがかかります

スリマハマリアマン寺院の斜め向かい側には、中国寺院の関帝廟があります。商売繁盛の神様として知られる、三国志の「関羽」を祀る寺院です。

ヒンドゥー寺院とは対照的に、赤と金色を基調とした何とも中国らしい寺院ですね。天井からはお馴染みの渦巻き線香がぶら下がり、参拝客が熱心にお祈りする姿が見られました。ここまでモスク、ヒンドゥー寺院、中国寺院と観てきましたが、多国籍マレーシアの雰囲気が存分に感じられたのではないでしょうか?

関帝廟
開館時間:7:00~16:30
入場料:無料

チャイナタウンのメインストリートであるペタリン通りは、夕方頃から歩行者天国になります。お祭りのような賑やかな雰囲気になり、様々なB級グルメの食べ歩きができますよ。

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マレーシア
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