ブリュッセルのスーパーマーケットでは、日本ではなかなか手に入らない面白いものが手頃な価格で購入できます。チョコレートやワッフルなどのお菓子、調味料、ベルギービールなどバラマキ用のお土産にもぴったりのアイテムが勢揃い!ホテルでの部屋食や飲み物、自炊用の生鮮食品も調達できたりと旅行者の強い味方です。
今回私達はブリュッセルの中でも観光客が行きやすい場所にある、グランプラス周辺のスーパーを中心に巡ってきました。どんなベルギー土産が買えるのか、安くておすすめのスーパーはどこなのか紹介していきます。
ブリュセルのおすすめスーパー
デレーズ(DELHAIZE)
ブリュッセルで一番おすすめのスーパーと言えば、ベルギーの大手スーパーチェーンのデレーズです。デレーズは市内にいくつかあり、旅行者が便利なのはアンスパック通りにある店舗。グランプラスからは徒歩5分、ブリュッセル証券取引所の北100mの場所にあります。
中心部にあるスーパーの中では売り場面積が比較的大きく、快適に買い物ができる店内です。デレーズはプライベートブランド(PB)に力を入れており、食品から日用品まで様々なPB商品が販売されていました。お菓子や調味料などお土産になりそうなアイテムが多く揃っていて、見ているだけでもワクワクしてきます。
デレーズは、鮮度の良い食品が安く手に入るのも特徴です。ベルギーらしくムール貝がキロ売りされていたり、魚や肉、野菜や果物なども豊富に揃っています。キッチン付きのホテル宿泊した際は、ここで食材を調達すると良いでしょう。
ビール売り場にはベルギー産のビールがずらり!ベルギービールは日本で飲むと結構いい値段しますが、スーパーに並んでいる本場のビールは1ユーロ~と目を疑うほどの安さでした。
美味しいビールと一緒に、おつまみも買い忘れないように。ヨーロッパらしくハムやチーズも良いですが、私達は丸鶏チキンをつまみに晩酌…(笑)1羽で7.63ユーロは安いですよね~。
ブドウは1パック(500g)1.85ユーロ、量り売りのトマトはこの量で0.73ユーロという驚異の安さ!しかも直売所並みの鮮度の良さで、すごく瑞々しかったですよ。
ヨーグルトはなんと8個1パックで1.95ユーロ。デレーズがどれだけ安いスーパーなのか、お分かり頂けたのではないでしょうか。ちなみにブリュッセルのスーパーはレジ袋が有料なので、エコバッグを忘れずに持参して下さいね!
住所:Boulevard Anspach 63, Bruxelles/地図①
営業時間:月曜~金曜9:00~20:00、土曜9:00~21:00、日曜9:00~18:00
ショップ&ゴー(Shop&Go)
ショップ&ゴーは、デレーズ系列の小型スーパーです。市内には数店あり、イロサクレ地区の店舗が旅行者には便利です。デレーズに比べると品揃えは少ないですが、飲み物やスナックなどちょっとした買い物にはぴったり。コンビニ感覚で利用すると良いでしょう。
住所:Rue de l’Ecuyer 23, Bruxelles/地図②
営業時間:月曜~土曜8:00~20:00、日曜定休
カルフール マーケット(Carrefour market)
カルフールは、フランス発祥の世界的なスーパーマーケットチェーンです。日本にもかつて進出していたので、ご存知の方も多いのでは?ベルギーにも多くの店舗があり、郊外の大型店、街の中型店(Carrefour market)と小型店(後述のCarrefour express)があります。ブリュッセル中心部では、証券取引所の一本北にあるカルフールマーケットがおすすめです。
カルフールマーケットはデレーズと同じくらいの売り場面積があり、お買い物がしやすい店内でした。生鮮食品から日用品まで品揃えが充実していて、お土産になりそうなお菓子や調味料などもあります。
カルフールマーケットで印象的だったのが、パンコーナーの充実ぶりです。ハード系からソフト系まで様々なパンが並んでおり、値段もとってもリーズナブル。チーズやハム、惣菜コーナーもありますから、朝食を調達するのにもぴったりですね。
ビール売り場には、国産から外産ビールまで色んな銘柄が揃っています。特に目立っていたのが、ベルギーで最もポピュラーなジュピラービール。手頃な価格で購入でき、すっきり飲みやすい味が人気の理由です。500mlで約1ユーロと激安なので、ぜひトライしてみては。
住所:Rue Marché Aux Poulets/kieken, Bruxelles/地図③
営業時間:7:00~23:00
カルフール エクスプレス(Carrefour express)
カルフールエクスプレスは、街中にあるカルフールの小型店舗です。食品と日用品を扱っていますが、カルフールマーケットに比べてセール品にはあまり力を入れていません。飲み物や軽食が多いので、コンビニのような存在と思っておくと良いでしょう。夜遅くまで営業していて便利なのは、証券取引所の南50mの場所にある店舗です。
営業時間:月曜7:00~22:00、火曜~金曜7:00~23:00、土・日8:00~21:00
カルフールエクスプレスは、この他にもいくつか便利な店舗があるので順に紹介します。ブリュッセル中央駅前店は、人気ホテルのヒルトン ブリュッセル グランプラスの隣にある店舗。
営業時間:月曜~木曜7:00~20:00、金曜7:00~21:00、土・日10:00~20:00
ブリュッセル中央駅店は、駅構内にある店舗。中央駅からはブルージュやアントワープなどの人気都市へ向かう電車が出ているので、出掛けにサッと飲み物を買いたい時にも便利です。
営業時間:月曜~金曜7:00~20:00、土・日7:00~19:00
ブリュッセル南駅店は、ユーロスターが発着する南駅の構内にある店舗。南駅の周辺にはお店が少ないので、プルマン ブリュッセル センターミディなど駅周辺のホテルに宿泊した際に利用すると便利です。
営業時間:月曜~土曜6:30~21:00、日・祝7:30~21:00
お土産におすすめのベルギービール
日本でも近年人気が高まっているベルギービール。その数は1000種類以上もあると言われていて、本場ベルギーのスーパーに並んでいるだけでもたくさんの銘柄があります。現地で飲み比べを楽しんでも良いですし、お土産にしても喜ばれると思います。私達がブリュッセルのスーパーでよく見かけた代表的なビールを紹介するので参考にしてみて下さい。
①サンフーヤン・ブロンド(St.Feuillien BLOND) フルーティな香りと、クリーミーな泡立ちが特徴の飲みやすいビール。他にもトリプル(青)、ブリューン(赤)と色違いのラベルが2銘柄あります。
②グリンベルゲン・ホップ・カラクタ(GRIMBERGEN HOP KARAKTER)、③グリンベルゲン・ブロンド(GRIMBERGEN BLOND) ブリュッセルのスーパーでよく見かけたのがグリンベルゲン。アルコール度数が高めのわりに飲みやすく、1ユーロほどで安くで購入できるのが人気の理由でしょうか。
④ベルビュー・エクストラ・クリーク(BELLE-VUE Extra Kriek) 自然発酵ビールにチェリーを漬け込んだ、美しいルビー色のビール。甘酸っぱくて爽やかな味がするので、女性でもスイスイ飲めちゃいます。
⑤デリリュウム・レッド(DELIRIUM RED)、⑥デリリュウム・トレメンス(DELIRIUM Tremens) ラベルにはゾウが描かれており、陶器のようなボトルが特徴的なビール。アルコール度数は高めですが、フルーティーかつスパイシーな味で飲みやすいです。
⑦ヒューガルデン・ロゼ(Hoegaarden Rose)日本で最も有名なベルギービールと言えば、ヒューガルデンホワイト。そのヒューガルデンホワイトにフランボワーズ果汁を加えたのがこちらのロゼです。アルコール度数が低くてジュースのような感じで飲めるので、お酒が強くない人へのお土産にもおすすめ。
⑧ベルビュー・クリーク・クラシック(BELLE-VUE Kriek CLASSIQUE)
⑨デュベル(Duvel) 「悪魔」という名が付いた、細やかな泡が特徴のビール。フルーティですっきりとした味わいは、まさに悪魔のようにスイスイ飲める美味しさです(笑)
⑩パウエル・クワック(Pauwel Kwak) ラベルに男性のイラストが描かれた、濃いブラウン色のビール。アルコール度数は強めで、カラメルの甘い香りがします。
⑪ロシュフォール 6(Rochefort 6) 修道院で作られるトラピストビールの代表格。ロシュフォールは6、8、10と番号が付いており、数字が大きいほどアルコール度数が上がります。黒ビールのように色が濃くて、独特の香りが特徴です。
⑫グリンベルゲン・ルージュ(GRIMBERGEN ROUGE)
⑬モールシュビット・ランビック・クリーク(MORT SUBITE LAMBIC KRIEK) チェリーを加えて再発酵させたフルーツビール。甘くて飲みやすいので女性にもおすすめです。
⑭シメイ・ブルー(CHIMAY Bleue) ロシュフォールと並び、修道院で作られるトラピストビールの代表格。瓶内で二次発酵させていて、甘いカラメルの香りが特徴です。銘柄はホワイトとレッドもあり、ラベルにヴィンテージ(製造年)が記載されたブルーが最も高級品です。