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カサ・バトリョを見学してきました!チケットの予約方法・入場料・所要時間は?

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カサ・バトリョの入場レポート

カサ・バトリョへ入場する

カサ・バトリョは、バルセロナの目抜き通りである「グラシア通り」に面して建つ邸宅です。もともとは1870年代に建てられたものですが、実業家ジョゼップ・バトリョ・カサノバスが依頼し、天才建築家アントニ・ガウディが1904年から2年間かけてリフォームを手掛けました。

建物のテーマは、海。正面のファサードは海面のように波打っており、館内は海底や海底洞窟をイメージしているそうです。窓のステンドグラスは、まるで水面が反射するようにキラキラと輝いていました。

カサ・バトリョの入口は、グラシア通りにあります。

入口はチケットのランクごとに「BLUE」「SILVER」「GOLD」と分かれているので、間違って並ばないように気を付けて下さい。当日券を購入する場合は「WITHOUT TICKET」と書かれた列に並びます。

入場したらまず最初に、日本語版のスマートガイドを受け取ります。これはスマホ型のビジュアルガイドで、各部屋に掲示された番号を押すと、音声ガイドと共に様々なアニメーションが映し出される仕組みになっています。これが結構面白くて、大人も子供も夢中になって見ていました。

玄関ホールから中央サロンへ

それでは、カサ・バトリョの館内を見学していきます。ここはバトリョ家専用の玄関ホールで、不思議なデザインの青い壺と階段があります。ドラゴンの背骨をイメージした階段には、人の手に馴染むよう設計された手すりが設置されています。階段にビジュアルガイドをかざすと、ドラゴンが天に登っていく映像が現れました。

2階へ上がると小さな階段ホールがあり、亀の甲羅をイメージした天窓が設けられています。天窓にビジュアルガイドをかざすと、可愛らしいウミガメが泳いでいく映像が現れました。

階段ホールの隣には暖炉室があり、メルヘンチックなキノコ型の暖炉が設置されています。壁に埋め込まれたタイプの暖炉で、茶色のタイル装飾が施されていました。

暖炉室の先には、グラシア通りに面した中央サロン(主広間)があります。外壁にユニークな骨の柱が装飾されていた、あの大きな窓がある部屋です。天井は端から中央に向けて渦巻いた独特な形をしており、太陽や花をイメージしたような照明がアクセントとなっていました。サグラダファミリアで見た、巻貝の螺旋階段を彷彿とさせるデザインですね。

ステンドグラスの大窓は明るく開放的で、曲線を多用したデザインとなっています。上部の丸いステンドグラスは、海水のポコポコっとした飛沫を表現しているそう。よく見ると丸いステンドグラスは色だけでなく、模様も一つ一つ違うんです。

窓の外には骨の柱が立っていますが、近くで見ると骨というよりは植物のツルにも見えます。外は人通りが多いので、ここで生活したらカーテンも開けられなくて落ち着かないかも。

中央サロンの右側は小部屋になっており、部屋の広さに不釣り合いなシャンデリアが飾られていました。扉の上のステンドグラスは、大窓と同じ丸いデザインです。よく見ると周りの白い壁には、細かいうろこ模様が描かれていました。

廊下に出ると、中央の吹き抜けに面した素敵なデザインの窓がありました。カサ・バトリョのすごい所が、扉や窓枠に通気口が備わっている点です。この窓で言うと、ガラスの下にある格子状の部分。デザイン性だけでなく、機能性もしっかりと兼ね備えた建物なんですね。

廊下には、カサ・バトリョの模型が展示されていました。この模型にビジュアルガイドをかざすと、建物がガラガラっと一瞬で崩れていく映像が映し出されました。

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ダイニングルームからテラスへ

次は、テラスに面した当時のダイニングルーム(食堂)へやってきました。ダイニングルームの天井は波打っており、細かいひび割れのような模様がびっしりと描かれています。

天井には「ミルククラウン」と呼ばれる不思議な装飾がなされています。ミルクを一滴ポトンと、落としたイメージでしょうか。

テラスに出てみると、街の中心部にもかかわらず贅沢な広さがあることに驚きます。建物正面に比べれば控えめな装飾ですが、上部にはカラフルなモザイクが施されていました。バルコニーの鉄柵は波打つデザインになっており、カサミラでも見たねじれモチーフが用いられています。

特に素晴らしかったのが、建物上部のモザイク模様。グエル公園に設置されていた、破砕タイルの波打つベンチを彷彿させるデザインとなっています。

床に目をやると、可愛らしい模様のタイルが敷き詰められていました。

隣の建物との仕切り壁は、波打った形をし、カラフルな破砕タイルで装飾されていました。出っ張った部分は、タイル製のプランターになっているので花が植えられるようになってます。

これは、出入口の横にあった破砕タイルのオブジェ。よく見ると様々な色のリサイクルガラスが利用されており、まるでアート作品のようになっていますね。

吹き抜けから屋根裏スペースへ

続いては、幻想的な吹き抜けを眺めながら屋上への階段を上っていきます。吹き抜けのタイルは、下から見た時に全体が同じ色に見えるよう工夫して色付けされています。下階の方が白く、上階にいくにつれて水色~青色へと変化。さらに天窓からの光を取り込むため、窓は上階が小さく、下階へいくほど大きくなっていました。

扉やドアノブもガウディがデザインしたので、ぐねぐねとしたユニークな仕上がりになっています。ドアノブは握りやすさにこだわり、人の手になじむよう設計されているそう。左の仕切りとなったガラス板にまで、ガウディのこだわりが感じられました。ガラスの表面には凹凸があり、まるで海の中を漂っているようなイメージのデザインです。

吹き抜けの上部にやってきましたが、確かにタイルの色が濃い青色になりました。大きな天窓からは、光がたっぷりと差し込んでいます。

階段を上りきり、ガウディが増築した屋根裏スペースへやってきました。回廊の天井は、実用的でデザイン性の高い「カテナリーアーチ」が採用されています。カテナリーアーチは建設費用が抑えられる上に、温度調節機能があるんです。アーチ状に積み上げたレンガに、漆喰が塗られて造られています。

こちらは収納スペースも兼ね備えた洗濯室。通気も考えて設計されていたので、洗濯するには最適な場所だったでしょうね。

順路通りに進んでいくと、プロジェクションマッピングが行われている部屋がありました。カサ・バトリョの模型に、次から次へとアニメーションが映し出されるので結構面白かったです。イスが設置されていたので、ゆっくりと座って鑑賞できました。

屋上へと続く螺旋階段も柔らかいカーブを描いています。

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屋上を見学する

屋上に出ると、陶器タイルのモザイクが施されたユニークな形の煙突があります。ガウディは煙突でさえもオブジェと考え、装飾に力を入れていたそうです。

この煙突は、風に揺らいで煙が立ち上る様子を表しているそう。キノコやトンガリ帽子をかぶった人のようにも見えますね。カサ・ミラの屋上にも煙突群がありますが、それよりも色使いがカラフルで可愛いかったです。

8本の煙突の隣には、ドラゴンの背中と四本腕の十字架があります。左のドアは屋根裏部屋の入口、右は旧貯水槽の入口です。

ドラゴンの背中には、うろこ状の屋根瓦が敷き詰められており色使いがポップです。四本腕の十字架は、球根やニンニクのようにも見えますね。

出口へ向かうと、かつては使用人の部屋だったというカテナリーアーチの広間がありました。これは生き物の骨や腹をイメージしたのでしょうか?壁にはガウディの映像が映し出されており、さようならと観光客に手を振っていました。

以上でカサ・バトリョの見学は終了です。1階へと下りる吹き抜けの階段は、壁面タイルのぷくっとした膨らみが可愛らしく最後までガウディ建築を楽しめました。出口は入口と違い、集合住宅用の玄関ホールとなっていました。

カサ・バトリョは夜になると、建物全体がライトアップされて幻想的な姿になります。時間に余裕があれば、ぜひ夜も訪れてみてはいかがでしょうか?

カサ・バトリョ周辺のモデルニスモ建築を見学する

最後に、ガウディのライバルによるモデルニスモ建築を2軒紹介します。どちらもすぐ近くにあるので、カサ・バトリョ観光のついでに見学できます。

1軒目は、カサ・バトリョの左隣に建つ「カサ・アマトリェール」。ガウディもこの建物を意識していたと言われており、モンタネールの弟子であったジョゼップ・プッチ・イ・カダファルクによる設計です。

カサ・アマトリェールは、チョコレート王のアントニ・アマトリェール氏の邸宅だった建物。階段のようにカクカクっとした屋根が特徴的で、ゴシック調の窓枠には鳥やトカゲといった生き物の彫刻が装飾されています。ガイドツアーに参加すれば内部を見学できます。

もう1軒は、カサ・アマトリェールの2軒左隣に建つ「カサ・リェオ・モレラ」。カタルーニャ音楽堂やサンパウ病院を設計した、ルイス・ドメネク・イ・モンタネールによる設計です。半円形のバルコニー、窓枠に並ぶ柱、屋上に立つ王冠のような塔が特徴的です。

こちらも自由見学はできませんが、ガイドツアーに参加すれば内部を見学できます。

カサ・バトリョとカサ・ミラのどちらを選ぶ?

ガウディ建築の二大邸宅である「カサ・バトリョ」と「カサ・ミラ」は、どことなく雰囲気が似ています。どちらも入場料が3,000円近くかかるので、片方だけに入場できれば良いという方もいるのではないでしょうか?両方に入場した感想としては、カサ・バトリョは館内のデザイン性が高いので写真映えしました。さらにスマホ型ビジュアルガイドがあるので、子供から大人まで楽しめる雰囲気です。

一方のカサ・ミラは、屋上のオブジェが独創的なデザインで、まるで異世界にいるような感じを受けます。どちらかと言えば、可愛いデザインのカサ・バトリョの方が人気があるように感じました。下記ページではカサ・ミラの見どころを詳しく紹介しているので、比較して決めてみてはいかがでしょうか。

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