カサ・バトリョの入場レポートとチケット・ファストパスの予約方法について!

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バルセロナの世界遺産カサ・バトリョは、天才建築家ガウディがリフォームを手掛けた個人の邸宅です。別名「骨の家」や「あくびの家」とも呼ばれており、骸骨のようなバルコニーや骨のような柱などユニークな外観に目を奪われます。

カサ・バトリョは春~秋の観光シーズンは混雑するので、入場チケットは事前予約していくのがおすすめです。チケットは公式サイトから予約できますが、公式サイトより安く予約できる裏ワザがあるんですよ。今回はビジュアルガイドを借りてカサ・バトリョ内部を見学した様子と、チケット・ファストパスの予約方法について紹介していきます。

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カサ・バトリョについて

アクセス

  • 地下鉄:2号線、3号線、4号線のパセッチ・ダ・グラシア(Passeig de Gracia)駅
  • 市バス:7、22、24、H10、V15番
  • Renfe近郊線:パセッチ・ダ・グラシア(Passeig de Gracia)駅

開館時間

9:00~21:00(最終入場は20:00)
※諸事情により早く閉館する日もあるので、事前に公式サイトにて確認して下さい。

休館日

なし

入場料

チケットの種類は6種類ありますが、主なチケットは以下の3種類です。7歳未満は無料、7~18歳の子供と65歳以上のシニアは割引料金が適用になるのでパスポートをご持参下さい。

①一般チケット:23.50ユーロ
・日時指定あり
・スマートガイド(スマホ型ビジュアルガイド)付き

②ファストパス付きチケット:28.50ユーロ
・日時指定あり
・優先入場できるファストパス付き
・スマートガイド(スマホ型ビジュアルガイド)付き

③オープンデイトチケット:30.50ユーロ
・日時指定なし
・スマートガイド(スマホ型ビジュアルガイド)付き
※プラス5ユーロでファストパスを追加することができます。

参考実は予約代行サイトのベルトラから申し込むと安くなるという裏ワザがあります。日付指定はありますが、ファストパス付きチケットが23.50ユーロなので公式サイトよりもだいぶお得になっています。ベルトラは日本語サイトなので安心して予約できるのも嬉しいです。
icon-caret-right カサ・バトリョの優先入場チケットが予約できます

所要時間

所要時間は約1時間が目安となります。それほど大きな建物ではないので、ゆっくり見学しても1時間半くらいでしょう。

カサ・バトリョの入場レポート

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カサ・バトリョは1870年代に造られた邸宅で、目抜き通りであるグラシア通りに面して建っています。実業家ジョゼップ・バトリョ・カサノバスの依頼により、天才建築家アントニ・ガウディが1904~1906年にかけてリフォームを行ないました。

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建物のテーマは「海」で、正面ファサードは海面のように波打っており、内部は海底や海底洞窟をイメージしているそうです。ステンドグラスは、水面が反射するようにキラキラと輝いていていましたよ。

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カサ・バトリョの入口はグラシア通りに面しています。「ファストパス保持者」の入口は建物の左端にあるので、間違って行列に並ばないようにして下さいね。

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一般チケット保持者は「WITH TICKET」と書かれた左側のレーン、当日券購入者は「WITHOUT TICKET」と書かれた右側のレーンに並びましょう。

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入場したらまず最初に、日本語版のスマートガイドを受け取りました。これはスマホ型のビジュアルガイドで、各部屋に掲示された番号を押すと、音声ガイドと共に様々なアニメーションが映し出される仕組みになっています。これが結構面白くて、大人も子供も夢中になって見ていましたよ。

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それでは、カサ・バトリョ内部を見学していきます。

ここはバトリョ家専用の玄関ホールで、不思議なデザインの青い壺と階段があります。ドラゴンの背骨をイメージした階段には、人の手に馴染むよう設計された手すりが設置されています。階段にビジュアルガイドをかざすと、ドラゴンが天に登っていく映像が現れました。

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2階へ上がると小さな階段ホールがあり、亀の甲羅をイメージした天窓が設けられています。天窓にビジュアルガイドをかざすと、可愛らしいウミガメが泳いでいく映像が現れました。

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階段ホールの隣には暖炉室があり、メルヘンチックなキノコ型の暖炉が設置されています。壁に埋め込まれたタイプの暖炉で、茶色のタイル装飾が施されています。

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暖炉室の先には、グラシア通りに面した中央サロン(主広間)がありました。外壁にユニークな骨の柱が装飾されていた、あの大きな窓がある部屋です。

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天井は端から中央に向けて渦巻いた独特の形をしており、太陽や花をイメージしたかのような照明がアクセントとなっていました。サグラダファミリアで見た、巻貝の螺旋階段を彷彿とさせるデザインですね。

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ステンドグラスの大窓は明るく開放的で、曲線を多用したデザインとなっています。上部の丸いステンドグラスは、海水のポコポコっとした飛沫を表現しています。よく見ると丸いステンドグラスは色だけでなく、模様も一つ一つ違うんですよ。

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窓の外には骨の柱が立っていますが、近くで見ると骨というよりは植物のツルにも見えます。それにしても窓の外には人がいっぱい居るので、ここで生活したらカーテンも開けられないし落ち着かないような気もしますね。

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中央サロンの右側は小部屋になっており、部屋の広さに不似合いな大きいシャンデリアが飾られていました。扉の上のステンドグラスは、大窓と同じ丸いデザインです。よく見ると周りの白い壁には、細かいうろこ模様が描かれていました。

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廊下に出ると、中央の吹き抜けに面した素敵なデザインの窓がありました。カサ・バトリョのすごい所が、扉や窓枠に通気口が備わっているという点です。この窓で言うと、ガラスの下にある格子状の部分にあたります。デザイン性だけでなく、機能性もしっかりと兼ね備えた建物なんですね。

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廊下には、カサ・バトリョの模型が展示されていました。この模型にビジュアルガイドをかざすと、建物がガラガラっと一瞬で崩れていく映像が映し出されました。

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次は、テラスに面した当時のダイニングルーム(食堂)にやってきました。ダイニングルームの天井は波打っており、細かいひび割れのような模様がびっしりと描かれています。

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天井には「ミルククラウン」と呼ばれる不思議な装飾がなされています。ミルクを一滴ポトンと、落としたイメージでしょうか。

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テラスの出入口前には、淡い色彩が美しい2本の柱が立っていました。

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テラスに出てみると、街の中心部にも関わらず贅沢な広さがあることに驚きます。

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中庭から見たカサ・バトリョも、なかなか個性的です。前面に比べれば控えめな装飾ですが、上部や両端にはカラフルなモザイクが施されていました。バルコニーの鉄柵は波打つようなデザインになっており、カサ・ミラでも見たねじれモチーフが用いられていますね。

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特に素晴らしかったのが、建物上部のモザイク模様です。グエル公園に設置されていた、破砕タイルの波打つベンチを彷彿させるデザインとなっています。

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床に目をやると、可愛らしい模様のタイルが敷き詰められていました。

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隣の建物との仕切りになっている壁は波打った形をしており、カラフルな破砕タイルで装飾されています。円形の出っ張った柄の部分は、タイル製のプランターになっているので花が植えられるようになっているんですよ。

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これは、出入口の横にあった破砕タイルのオブジェです。よく見ると様々な色のリサイクルガラスが利用されており、まるでアート作品のようになっていますね。

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続いては幻想的な吹き抜けを見ながら、屋上へ向かう階段を上っていきます。この吹き抜けは、下から見た時に全体が同じ色に見えるよう工夫してタイルに色付けされています。タイルの色は下階の方が白く、上階にいくにつれて水色~青色へと変化していきます。

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確かに下から見てもその違いはよく分からず、ほぼ同じ様な色に見えますね。さらに天窓からの光を取り込むため、窓は上階が小さく、下階へいくほど大きくなっていました。

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扉やドアノブもガウディがデザインしたので、ぐねぐねとしたユニークな仕上がりになっていますね。ドアノブは握りやすさにこだわり、人の手になじむよう設計されているそうです。左側の仕切りとなっているガラス板にまで、ガウディのこだわりが感じられました。ガラスの表面は凹凸があり、まるで海の中を漂っているようなイメージのデザインです。

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吹き抜けの上部にやってきましたが、確かにタイルの色が濃い青色になりましたね。大きな天窓から、光がたっぷりと差し込んでいます。

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階段を上りきって、ガウディが増築した屋根裏スペースにやってきました。回廊の天井は実用的でデザイン性も高い、カテナリーアーチが使用されています。カテナリーアーチは建設費用が抑えられる上に、温度調節機能があるんですよ。アーチ状に積み上げたレンガに、漆喰が塗られて造られています。

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こちらは、収納スペースも兼ね備えた洗濯室になります。通気も考えて設計されていたので、洗濯するには最適な場所だったでしょうね。

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順路通りに進むと、プロジェクションマッピングが行われているモダンな部屋がありました。

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カサ・バトリョの模型に、次から次へと様々なアニメーションが映し出されるので結構面白かったです。イスが設置されていたので、ゆっくり座って鑑賞できましたよ。

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屋上へ続く螺旋階段も柔らかいカーブを描いています。

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屋上に出ると、陶器タイルのモザイクが施されたユニークな形の煙突がありました。ガウディは煙突でさえもオブジェと考え、装飾に力を入れていたそうです。

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この煙突は、煙が風に揺らいで立ち上る様子を表しているそうです。キノコやトンガリ帽子をかぶった人のようにも見えますね。カサ・ミラの屋上にも煙突群がありましたが、それよりも色使いがカラフルなので可愛らしいです。

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8本の煙突の隣には、ドラゴンの背中と四本腕の十字架がありました。左側のドアが屋根裏部屋の入口、右側が旧貯水槽の入口です。

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ドラゴンの背中には、うろこ状の屋根瓦が敷き詰められていました。四本腕の十字架は、球根やニンニクのようにも見えますね。色使いがポップでとても可愛らしいです。

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屋上の見学を終えて出口へ向かうと、かつては使用人の部屋だったというカテナリーアーチの広間がありました。生き物の骨や腹をイメージしたのでしょうか?壁にはガウディのホログラム映像が映し出されており、さようならと観光客に手を振っていました。

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以上でカサ・バトリョの見学は終了したので、吹き抜けの階段を通って1階へ下ります。

壁面タイルのぷくっとした膨らみが可愛らしく、最後の最後までガウディ建築を楽しむことができました。出口は入口と違って、集合住宅用の玄関ホールとなっていましたよ。

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カサ・バトリョは夜になると、建物全体がライトアップされて幻想的な姿を見せてくれます。時間に余裕があれば、ぜひ夜も訪れてみて下さいね!

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続いてはカサ・バトリョ観光のついでに見学できる、ガウディのライバルたちによるモデルニスモ建築を2軒紹介します。

1軒目はカサ・バトリョの左隣に建つ「カサ・アマトリェール」です。ガウディもこの建物を意識していたと言われており、モンタネールの弟子であったジョゼップ・プッチ・イ・カダファルクによる設計です。

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カサ・アマトリェールは、チョコレート王のアントニ・アマトリェール氏の邸宅だった建物です。階段のようにカクカクっとした屋根が特徴的で、ゴシック調の窓枠には鳥やトカゲといった生き物の彫刻が装飾されています。自由見学はできませんが、ガイドツアーに参加すれば内部を見学することができます。

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もう1軒は、カサ・アマトリェールの2軒左隣に建つ「カサ・リェオ・モレラ」です。カタルーニャ音楽堂やサンパウ病院を設計したルイス・ドメネク・イ・モンタネールによる設計です。半円形のバルコニーや窓枠に並ぶ何本もの柱、屋上に立つ王冠のような塔が特徴的です。

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自由見学はできませんが、ガイドツアーに参加すれば内部を見学することができます。

>>次ページ カサ・バトリョのチケット予約方法

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