私たちは西安旅行11泊12日のうち、後半の2泊を大雁塔エリアにある「禧唐ホテル」で過ごしました。地下鉄駅がすぐそばにあり、大唐不夜城や大雁塔へ歩いて行ける便利な立地で、夜のライトアップや噴水ショーも安心して楽しめるホテルです。
立地の良さと清潔さには満足した一方で、暖房の時期や朝食の味など、細かい部分で気になる点もありました。この記事では、客室の使い心地や朝食、周辺の治安やアクセスなど、実際に泊まって感じたことを正直にレビューしていきます。
※本記事の内容は、2025年10月に訪れた際の情報をもとに記載しています。料金やサービス内容は変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
禧唐ホテルってどんなホテル?

禧唐ホテルは、西安中心部の南側にある「大雁塔エリア」に位置する4つ星ホテルです。地下鉄3・4号線が交差する大雁塔駅から徒歩1分という抜群の立地で、アクセスの良さが魅力。大唐不夜城や大雁塔へは歩いて行くことができ、噴水ショーもホテルのすぐそばで行われます。夜の散策を中心に楽しみたい方には、とても使いやすいホテルだと感じました。
2泊して分かったメリット・デメリット
- 実際に泊まって感じたメリット
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- 大唐不夜城や噴水ショーが歩いてすぐ、夜の散策に便利
- 地下鉄駅が目の前で、観光地への移動がラク
- 歩行者天国に面した立地で、夜でも安心して歩ける
- 客室が清潔で、シャワーの水圧・温度も安定
- 実際に泊まって感じたデメリット
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- 英語がほぼ通じないため、翻訳アプリは必須
- 暖房の稼働が11月からで、10月下旬の滞在中は肌寒かった
- 朝食の品数は十分だが、味は少し物足りなく感じた
西安旅行の日数に迷っている人は、こちらの記事も参考になります。
禧唐ホテルのアクセス方法

西安咸陽国際空港から禧唐ホテルまでは、DiDiタクシーや地下鉄などでアクセスできます。日本のタクシー料金の3~4分の1と格安なので、荷物が多いときや土地勘がない人は、DiDiが最も快適で安心です。私たちも空港⇔市内中心部までDiDiを利用しましたが、料金は大体2,000円前後を目安にしておけばOKです。

禧唐ホテルの最寄り駅は、地下鉄3号線と4号線が交差する大雁塔駅。B番出口から徒歩1分もかからず、とにかく移動がラクです。初めての西安でも迷いにくく、雨の日でもほとんど濡れずにアクセスできるのが便利でした。

高速鉄道を利用する場合は、地下鉄4号線で西安北駅まで乗り換えなしで行けます。私たちは華山から西安へ戻る際に利用しましたが、スーツケースがあっても移動がとてもスムーズでした。
西安旅行の費用感については、こちらで詳しくまとめています。
ホテル周辺の立地・治安
禧唐ホテルは西安中心部の鐘楼や城壁からは少し離れているものの、周辺には大雁塔・大唐不夜城・青龍寺・大唐芙蓉園といった観光スポットがまとまっているエリアに位置しています。
私たちのように、前半は「鐘楼エリア」、後半は「大雁塔エリア」と滞在エリアを変えてホテルホッピングを楽しむのもおすすめです。エリアごとに雰囲気が異なるので、西安をより楽しむことができました。
大唐不夜城・大雁塔まで徒歩圏内(夜も明るくて安心)

ホテルを出るとすぐに歩行者天国の通りに出られ、そのまままっすぐ進むだけで大唐不夜城のメインストリートに到着します。初めてでも迷いにくいルートで、車を気にせず安心して歩けました。平日でもこれだけ観光客でにぎわっていますが、道幅が広いため混雑していても歩きやすかったです。

大唐不夜城は夜になると一気に華やかになり、建物のライトアップや巨大なオブジェが光に照らされてとてもフォトジェニックな雰囲気になります。通り沿いにはパフォーマンスや音楽が流れていて、歩いているだけで“西安らしい夜のにぎわい”を楽しめました。

歩行者天国の周辺には大きなショッピングモールもあり、夜遅くになっても明るく人通りがあるため、女性だけの旅行でも安心して歩ける雰囲気。ついつい夢中になって歩き回ってしまい、ホテルに戻る頃には22時になっていました。

大雁塔へ行く場合も同じ通りを南へまっすぐ進むだけで、ランドマークの塔が見えてきます。正門は南広場側にあるため少し歩く必要がありますが、それでもホテルから徒歩10分ほどで到着しました。観光スポットが一本道でつながっているのは、とても便利だと感じました。

噴水ショーは大雁塔北広場で行われ、ホテルから歩いて3分もかからない距離なので、気軽に見に行けます。私たちも19時のスタートまで部屋でゆっくり休んでから向かえて助かりました。
さすが中国らしいド派手なレーザー光線と音楽が組み合わさったショーで、無料とは思えないテーマパーク級の演出にびっくり!広場全体が開けているため、人混みが苦手でも比較的ストレスなく鑑賞できました。
青龍寺や大唐芙蓉園も地下鉄ですぐ行ける

ホテルから2駅隣に行けば、空海ゆかりの青龍寺があります。最寄りは地下鉄3号線の青竜寺駅で、思い立ったらすぐに行けるアクセスの良さが魅力。境内は静かで落ち着いた雰囲気で、街のにぎわいから少し離れてゆっくり過ごせました。

地下鉄4号線の1駅隣にある大唐芙蓉園は、唐代の世界観を再現したテーマパーク。私たちは時間の都合で昼間に観光しましたが、ライトアップの方が美しく写真映えするので、訪れるなら夜が断然おすすめです。
チェックインの流れ|フロント対応・ロビーの雰囲気
それでは、客室の雰囲気や朝食など、実際に泊まって感じたポイントを詳しく紹介していきます。

大雁塔駅のB番出口を出ると、すぐ目の前にホテルが見えるので迷うことなくスムーズにチェックインできました。駅前には片道2車線の幹線道路があり、到着前は騒音を心配していましたが、意外と静かで落ち着いた環境でした。

ホテルに足を踏み入れると、明るく清潔感のあるロビーが広がります。フロントでは英語がほぼ通じませんでしたが、スタッフの方は親切で、翻訳アプリを使いながら丁寧に対応してくれました。
客室レビュー|禧唐ホテルのツインルーム
今回は2階のツインルームに宿泊しました。西安でのホテル選びで一番心配していた“クラクションの音”や“廊下の話し声”は、意外なほど気になりません。日本から用意していった強力な耳栓も、結局一度も出番がありませんでした…笑
ベッド・コンセント・冷蔵庫

部屋に入ると、「この値段で泊まれるなら悪くないな」という第一印象を受けました。ベッドは幅120cmのセミダブルサイズが2台で、1人ずつ寝るには十分ゆとりがあります。そのおかげで寝返りしても窮屈さを感じず、2泊ともぐっすり眠れました。

ベッドサイドやデスクには十分な数のコンセントがあるので、スマホやカメラの充電には困りません。日本のA型コンセントがそのまま挿せて便利でした。
ただ、暖房の稼働時期が11月からだったため、10月下旬の滞在中は室内がかなり冷え込んでしまったのが残念でした。私たちは毛布を追加で借りて、なんとか寒さをしのぎました。

ベッド足元には荷物をたくさん置けるデスクやバゲージラックがあり、スーツケースを広げたり小物を整理したりするのに便利でした。クローゼットの中にはセキュリティボックスも備わっているため、貴重品を安心して保管できます。


ミニバーには冷蔵庫や電気ケトル、無料のミネラルウォーター2本が用意されています。中国では冷蔵庫のないホテルも多いので、客室にしっかり備わっているのは嬉しいポイントです。また、ルームサービスは町中の食堂とほとんど変わらない値段で、気軽に注文しやすい印象でした。

予約時に「廊下に面した窓」と書かれていたので、どんな部屋なのか少し不安だったものの、実際は眺望が悪いだけで(向かいの建物が見える程度)、普通に窓のある明るい部屋でした。
バスルーム・トイレ・アメニティ


バスルームも明るく清潔感があります。レインシャワーとハンドシャワーの水圧・温度はどちらも安定していて、快適に使えました。排水や匂いも問題なく、ドアがぴたっと閉まるので水はねの心配もありません。

拡大鏡も備わっているので、身支度がしやすくて助かりました。

アメニティは、歯ブラシ・クシ・シャワーキャップが用意されています。ドライヤーの風量も十分あり、髪を乾かすのに時間がかからなかったのが嬉しいポイント。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープの使い心地は悪くありませんが、香りや質感にこだわりがある方は、普段使っているものを持参すると安心です。

スリッパは使い捨てタイプとゴムタイプの2種類が用意されていて、どちらも使いやすかったです。使い捨てタイプは底にほどよい厚みがあって履き心地がよく、ゴムタイプは消毒済みなのが安心できるポイントでした。
朝食レビュー

朝食会場は上層階にあるレストランで、団体向けの宴会場のような雰囲気でした。提供時間は7:00~9:30。会場が広いため、どの時間帯でも席探しに困ることはなさそうです。中華メニューが中心のビュッフェで、種類はしっかり揃っていましたが、味付けは正直少し物足りなさを感じました。

細かく刻んだ野菜が入った麺料理。醤油を感じるシンプルなスープで、うどんのように食べやすかったです。

せいろで蒸された、炊き込みご飯のような具が詰まった焼売。しゅうまいのような見た目ですが、中身は醤油風味のご飯で優しい味わいでした。

点心のほかに、香港・マカオで有名なエッグタルトも並んでいました。表面がこんがり焼けてサクサク、カスタードが入って美味しかったです。

むらさきいもを使ったもちもち食感の団子。外側に白い粉がまぶされていて、ほんのり甘くて朝でも食べやすい素朴な味でした。

小分けパウチのヨーグルトが用意されていて嬉しかったです。さすが国土の大きい中国、晩秋なのにメロンが食べられました。季節外れのフルーツに出会えるのも、旅ならではの楽しさですね。
周辺グルメ
ホテル近くの大雁塔や大唐不夜城の周辺には飲食店が多いものの、観光客向けの店が多く、料金はやや高めだと感じました。

そこで、ホテルと同じ通りにあるローカル向けの安めの食堂で、着いてすぐにランチを食べてみることに。ワンタンスープ(15元)と臊子面(15元)を注文。どちらも辛くなくて食べやすく、ダシが効いていて美味しかったです。

ホテルのすぐ裏手には飲食店街がありますが、ここもやや観光客向けで、全体的に価格は少し高め。いつ見てもあまり混んでいる様子はなく、少し不安に感じつつも、せっかくなので試しに入ってみることにしました。

注文したのは、ボリュームたっぷりの豚ニラ水餃子(26元)。皮がもちもちで、具は手作りの味がして美味しかったです。

もう一品は、西安名物の羊血麺(20元) を注文。血を固めた弾力のあるゼリーのようなものが入った麺料理で、クセは強くありません。正直なところ「美味しいわけでも、不味いわけでもない」という印象でした。珍しい食材を気軽に試せるのも、旅先ならではの体験ですね。
周辺のスーパー・コンビニ

ホテルのすぐ目の前には、中国の大手コンビニ「美宜佳(メイイージャ)」がありました。水やビールを買うのに便利で、私たちも滞在中によく利用していました。

ホテル周辺には大きなスーパーが少ないですが、地下鉄で1駅隣の北池頭駅まで行けば「華潤万家スーパー」があります。観光ついでに寄れる使いやすい大型スーパーで、品ぞろえも豊富。私たちも最後にここでお土産を買ってから、空港近くのトランジットホテルへ向かいました。
まとめ|実際の宿泊料金はいくらだった?
西安中心部で泊まった別ホテルの宿泊記もあります。
今回私たちは、1泊あたり約5,900円(朝食付きツイン)で宿泊しました。Trip.comで約10日前に予約していましたが、直前割のセール価格が出たため、前日に予約を取り直しました。中国ではAgodaやBooking.comよりもTrip.comの方が安いことが多いので、価格重視の人はチェックしておくと安心です。
大雁塔や大唐不夜城に歩いて行ける抜群の立地で、夜の散策も安心して歩けました。客室は清潔で、夜も静かに過ごせたので、立地と清潔感に関してはかなり満足度が高かったです。地下鉄駅前という点でも最強クラスでした。
一方で、暖房が使えず晩秋は少し肌寒かったこと、朝食は種類は多いものの味つけは微妙だったのが惜しいところ。それでも、この価格なら 「安いからアリ」 というのが正直な感想です。立地と清潔さを重視する人には、観光の拠点として使いやすいホテルだと思いました。
| ホテル名 | 禧唐ホテル (禧唐酒店 西安大雁塔大唐不夜城店) |
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| 星の数 | |
| アクセス | 地下鉄 大雁塔駅から徒歩1分 |
| 時間 | チェックイン 14:00/チェックアウト12:00 |
| 評価 | Trip.com Agoda Booking.com Expedia |



