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古都ジョグジャカルタのおすすめ観光スポット12選!3日間で巡るモデルコース

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ジョグジャカルタ中心部

続いては、古き良き文化が残るジョグジャカルタ中心部の見どころを紹介します。まず最初にご紹介するクラトン王宮ですが、中心部のマリオボロ通りから徒歩かタクシーで行くことができます。ただ、ジョグジャカルタは暑いので、できればタクシーで行くのがおすすめ。私達は配車アプリのUBERを利用し、わずか100円くらいで行けました。

クラトン王宮(南宮)

クラトン王宮は南宮と北宮に分かれており、観光客が訪れるメインの王宮は南宮になります。王宮周辺は道がちょっと分かりにくいのですが、南宮の入場ゲートは宮廷料理レストラン「ガドリレスト」の前にあります。

チケット売り場で、入場料のRp.15,000とカメラ持ち込み料のRp.1,000を支払います。別途料金を支払えば、日本語ガイドさんに案内してもらうことも可能。ちなみに王宮は、ショートパンツやタンクトップといったラフな服装では入場できませんので気を付けましょう。

入口の門をくぐると迎えてくれるのが、魔除けの神「カーラ」です。ギョロっとした目と大きな口は、愛くるしいキャラクターみたいですね。

王宮内の「儀式の間」では、午前中に宮廷舞踊や民族音楽などの伝統芸能が上演されています。行われるパフォーマンスは曜日ごとに違い、私達が訪れた時はガムラン演奏でした。

伝統芸能を楽しんだ後は、クベラ神像が見守る中庭へと進んで行きます。

クラトン王宮は、ジョグジャカルタ王朝の初代スルタン(国王)のお住まいとして18世紀に建てられました。王宮内は町の喧噪が一切感じられない、優雅な空間となっています。

こちらは現国王のハメンクブオノ10世の居住エリアなので、立ち入りは禁じられています。

王宮内を歩いているとよく見かけるのが、ジャワの民族衣装をまとった男性達です。彼らはスルタンの家臣の子孫で、今でも王宮を守る武士たちです。腰には「クリス」と呼ばれる、インドネシア伝統の刀が収められています。

インドネシアの伝統建築とヨーロッパのステンドグラスが融合した建物。

「金の王座のパビリオン」は、王宮内でもひときわ豪華な建物です。

天井は金色と赤色で装飾されており、中央には蓮の花の模様が描かれています。ここでもまた、ヒンドゥー教と仏教の融合が見られますね。

そのまま奥へ進んで行くと、たくさんの展示物が並ぶ博物館になっていました。歴代スルタンの肖像画、写真、衣装、調度品などがずらり。

そしてタイミングが良かったのか、影絵芝居「ワヤンクリッ」のデモンストレーションも見学することができました。王国が衰退した今でも伝統がしっかりと受け継がれており、歴史と文化に触れられる貴重なスポットでした。

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タマンサリ

クラトン王宮から10分ほど歩いたところには、水の宮殿タマンサリがあります。スルタンに仕える女官たちの沐浴場として、クラトン王宮とほぼ同時期に建てられた離宮です。

チケット売り場で、入場料のRp.15,000とカメラ持ち込み料のRp.3,000を支払います。ジョグジャカルタの観光スポットは入場料が安いから嬉しいですよね~。

正面にそびえ立つ立派な門は、見張り台の役割も兼ねていたのでしょうか?左右にある階段を上ると、テラスから周囲を一望することができました。

二つ目の門をくぐった先に、女官たちが水浴びを楽しんだ沐浴場がありました。この石造りの豪華なプールを見ていると、当時の華やかな様子が目に浮かびますね。

プールは左右に分かれていて、隣接する3階建ての建物はスルタンのプライベート空間です。

スルタンはこの小窓からプールを眺め、夜を共にする女性を選んでいたのだとか。これぞまさしくハーレム(笑)

スルタンと女官が過ごしたベッドも残っていました。

タマンサリの見学を終えると広場に出ました。

広場の一角にある入口から、地下井戸(Sumur Gumuling)へ行くことができます。この地下井戸もタマンサリの一部で、入場時にもらったパンフレットにも載っていました。

住宅街の中にある小道を進んで行きます。

「Situs Sumur Gumuling」と書かれた看板を曲がると、地下井戸の入口があります。ここには係員が居て、タマンサリの入場チケットをチェックされました。

ミステリアスな地下通路を進んで行くと、不思議な地下井戸に到着しました。どうやらここはスルタンが瞑想したり、宗教的な施設として使われていたようです。

地下2階建ての構造になっており、下から見上げる構図も写真映えします。観光客の絶好の撮影スポットになっていましたよ。

帰りは、また行きとは違うルートを歩いて戻りました。地下井戸から一旦地上へ出ます。

そしてまた地下通路に入り、このトンネルを抜けるとタマンサリの入口付近に戻ります。

マリオボロ通り

最後にご紹介するマリオボロ通りは、ジョグジャカルタ中心部のメインストリートです。綺麗に整備された通りには土産物店が軒を連ねており、いつも観光客で賑わっています。まさかジョグジャカルタに、こんな綺麗な歩道があるとは思わなかったので驚きました(笑)

馬車タクシーの「アンドン」や自転車タクシーの「ベチャ」もたくさん待機しています。

ローカル御用達のブリンハルジョ市場では、食品や日用品、衣料品など生活必需品を手に入れることができます。まさに庶民の台所といった活気あふれる市場なので、覗いてみても楽しいかもしれませんね。

そしてマリオボロ通りのランドマークと言えば、大型ショッピングモールのマリオボロモールです。外国人や富裕層向けのショッピングモールで、4階建てのモール内には様々なテナントが入っています。中でもおすすめなのが、地下に入っているHEROスーパーマーケット。お菓子や調味料、コーヒー、紅茶などバラマキ土産になりそうなアイテムが揃うので、最後にお買い物するにはぴったりのスーパーです。

まとめ

見どころが点在するジョグジャカルタを効率的に観光するには、郊外のボロブドゥール遺跡周辺に一泊し、残りはジョグジャカルタ市内に宿泊するのがポイントです。ジョグジャカルタ市内からボロブドゥール遺跡へは車で60~90分。またボロブドゥール遺跡で人気の「サンライズツアー」は早朝4時30分に現地集合です。私達はボロブドゥール遺跡ではマノハラホテル、ジョグジャカルタ市内ではメリアプロサニホテルシェラトンムスティカに宿泊したのですが、スムーズに観光することができましたよ。

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