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シュテファン寺院を観光!北塔に登ってウィーンの街を一望してみました

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シュテファン寺院はウィーン旧市街の中心部に建つ、ゴシック様式の教会です。日本ではシュテファン寺院という呼び名が一般的ですが、正式にはシュテファン大聖堂と言います。シュテファン寺院には北塔と南塔があり、展望台からは街を一望することができます。南塔は約350段の階段を登らなければならないので、エレベーターがある北塔に登るのがおすすめです。

教会内部には地下墓所のカタコンベなど一部有料エリアもありますが、無料エリアだけでも充分に楽しめると思います。実際に訪れた経験をもとに、シュテファン寺院の見どころや北塔に登った様子を紹介していきます。

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シュテファン寺院について

アクセス

地下鉄1・3号線のシュテファンスプラッツ(Stephansplatz)駅すぐそば

開館時間

月曜~土曜 6:00~22:00
日曜・祝日 7:00~22:00

  • 北塔 9:00~17:30/19:00~21:30
  • 南塔 9:00~17:30
  • カタコンベ 月曜~土曜10:00~11:30/13:30~16:30、日曜・祝日13:30~16:30
  • ガイドツアー 月曜~土曜9:00~11:30/13:00~16:30、日曜・祝日13:00~16:30

休館日

なし

入場料

シュテファン寺院に入場するだけなら無料ですが、各施設は有料です。

  • 北塔:5.50ユーロ
  • 南塔:4.50ユーロ
  • カタコンベ:5.50ユーロ
  • ガイドツアー:5.50ユーロ
  • オールインクルーシブチケット(オーディオガイド、北塔、南塔、カタコンベ、宝物館):13.90ユーロ

所要時間

シュテファン寺院内部はそれほど広くないのでさらりと見学して30分ほど、塔に登ると合計1時間が所要時間の目安となります。

シュテファン寺院観光レポート

外観

私達はウィーン中央駅前のスターインホテル プレミアム ウィーン ハウプトバーンホフに宿泊していたので、地下鉄1号線でシュテファン寺院へ向かいました。

シュテファンスプラッツ駅を出ると、目の前にシュテファン寺院が現れました。さすがウィーンのシンボルなだけあって、物凄い迫力があります!周りは建物に囲まれているので、目一杯後ろまで下がってみても、教会全体を撮影するのは難しかったです。

※今回訪れた時は南側外壁の修復工事中でしたが、引き続き2017年も工事が行われています。外壁とシュテファン広場の道路工事が行われているので、訪れる方はご注意下さい。

ウィーン観光の中心地なので、教会周辺は観光客でごった返していました。教会のすぐそばには、名物の観光馬車も待機しています。

シュテファン寺院の建築は12世紀に始まり、14世紀にゴシック様式に建て替えられ現在の姿になりました。こちらの西側正面ファサードとハイデン塔は、13世紀に造られた最古のものになります。ここだけロマネスク様式なので、ゴシック様式の部分と比べると雰囲気が全く違うことが分かりますね。

正面ファサードから時計回りにぐるりと一周し、外観を見学してみたいと思います。こちらは教会の北側、外壁の細やかな装飾が素晴らしいですね。黒くすすけた姿に風格を感じます。

シュテファン寺院の特徴と言えば、ユニークなデザインのモザイク屋根です。オーストリアの国章とウィーン市の紋章が、なんと23万枚ものタイルで作られています。反対側の屋根には、オーストリア・ハンガリー帝国の双頭の鷲も描かれているんですよ。

モザイク屋根の真下には、人間神化の彫刻が飾られた「カピストラーノの説教壇」と「十字架礼拝堂」があります。十字架礼拝堂のキリスト像の足元には、モーツァルトの葬儀が行われた場所を示す記念碑が飾られています。

東側には「歯痛のイエス・キリスト」のレプリカがあります。本物は教会内部で展示されています。ある晩、酔っ払いが「歯が痛そうなキリストだ」と嘲笑って布を巻きつけたら、ひどい歯痛に苦しんだという言い伝えがあることから、このユニークな名前付いたそうです。

南側には、シュテファン寺院のミニチュアが置かれていました。

シュテファン寺院には北塔と南塔があり、北塔は高さ68m、南塔は137mあります。北塔はエレベーターで一気に展望台まで上がれて、モザイク屋根を間近で見ることができます。南塔は北塔より高い場所から360度眺められますが、展望台までは343段のきつい階段を上ることになります。北塔でも街並みは充分に眺められるし、時間の節約にもなるので、個人的には北塔に登るのがおすすめです。

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内部

続いては、正面ファサードのリーゼン門から教会に入場します。ここで注意してもらいたいのが、入口前に居るモーツァルトの格好をしたコンサートの客引きです。必死に声を掛けてきたので話だけでも聞いてあげようと思ったのですが、かなりしつこかったです…。トラブル防止のためにも「チケットは既に購入したよ」とあしらっておくのが良いかもしれません。

シュテファン寺院は、飲食・喫煙・携帯電話・露出の多い服装での入場が禁止されています。またミサが行われている時間は、後方から見学することになります。観光地化しているとは言え、宗教施設ですのでマナーを守って見学して下さいね。

シュテファン寺院の見取り図です。

入場するとまず目に入ってきたのが、高い天井とそれを支える太い束ね柱です。柱には聖人の彫刻や宗教画など、繊細で美しい装飾が施されていました。シュテファン寺院では歴代皇帝の儀式が行なわれた他、モーツァルトの結婚式と葬儀も行なわれたそうです。

教会中心部の柵で囲まれたエリアは、主祭壇や地下墓所のカタコンベがあり有料になっています。無料エリアからでも主祭壇には近付くことができるので、無料エリアだけでも充分に楽しめるかなと思いました。他の観光客も有料エリアに入っている人は少なかったです。

キリストと聖母マリアの生涯を描いた「ウィナー・ノイシュタットの祭壇」も無料エリアから見えました。

入口側の上部には、大きなパイプオルガンがあります。天井を支えるリブ・ヴォールトも、複雑な模様を描いていて美しいですね。

教会内部にはお土産ショップがあり、関連書籍やグッズなどが販売されていましたよ。

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北塔に登る

続いては、北塔に登りたいと思います。北塔のエレベーターは教会の左側にあります。エレベーターが小さいので行列が出来ていましたが、5分ほどでエレベーターに乗れました。

北塔に登れる時間は、シュテファン寺院の入場時間と異なるので、間違わないようにして下さいね。夜間19:00~21:30も塔に登れるので、夜景を眺めることもできます。

北塔のチケットは1人5.50ユーロ。

以前は下が透ける恐ろしいエレベーターだったのですが、数年前に改装されて、直接展望スペースへ出れる安心のエレベーターになりました。

色とりどりのモザイク屋根が、こんなに間近で眺められます!こうやって近くで見ると、屋根の勾配が急なのが分かりますね。奥に見えているのは、正面ファサードのハイデン塔です。

紋章の下には「1950」と書かれていますが、これは第二次世界大戦によって被害を受けた教会を再建した年になります。

展望スペースは決して広くないので、譲り合って見学して下さいね。

北塔には「プンメリン」と呼ばれる、ヨーロッパで2番目に大きい鐘があります。プンメリンとは低い音の大鐘という意味で、現在でも大切な日に鳴らされています。

初代の鐘は第二次世界大戦時に壊れてしまったので、この鐘は2代目になります。

ウィーンの街並みは、昔ながらの建物と新しいビルが混在しています。見晴らしは良いですが、残念ながらプラハの美しい街並みには負けてました(笑)ただ料金はリーズナブルですし、旅の記念に登ってみても悪くないかなと思いましたよ。

まとめ

シュテファン寺院はウィーン旧市街の中心部にあるので、観光をスタートさせるのにぴったりな場所でした。この後はグラーベン通りを歩いてホーフブルク王宮へ向かいましたが、ケルントナー通りを歩いてオペラ座方面へ向かうのも良いと思います。

今回私達は、ウィーン中央駅前にあるスターインホテル プレミアム ウィーン ハウプトバーンホフに宿泊しました。シュテファン寺院へは、地下鉄1号線でたった3駅だったのでアクセスしやすかったですよ。実際にウィーンを訪れてみると、ウィーン中央駅やリング周辺に泊まるのが観光に便利だなと思いました。

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