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インドネシアの古都ソロ(スラカルタ)のおすすめ観光スポットと必要日数

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マンクヌガラン王宮

続いては、古き良き文化が残るソロ市内の見どころを紹介します。ジョグジャカルタと並ぶ古都として知られるソロは、ちょっと複雑な歴史を持った町です。ソロには現在でも2つの王家が存続しているのですが、これはかつてこの地を統治していたマタラム王国が、18世紀に起こった王位継承問題でジョグジャカルタ王国とスラカルタ王国の2つに分裂したからです。

そして最初にご紹介するマンクヌガラン王宮は、スラカルタ王国の初代マンクヌゴロ王が建てた王宮になります。王宮内はガイド付きでなければ見学できませんので、日本語ガイドさんの案内で回りました。

ツアーガイドは、王宮の中心にある大理石の大広間(プンドポ)からスタートします。大広間はジャワ建築の開放的な空間になっており、入口には黄金のライオン像が配置されていました。

現在のマンクヌガラン王宮には、9代目の王様と妃、王子の3人が住まわれているそうです。

大広間の天井には、ヒンドゥー教の世界観を表したバティック文様が描かれています。その周りに描かれているのは12星座。

大広間の奥は博物館になっているのですが、残念ながら撮影禁止です。金の貞操帯や日本刀、アクセサリーなどが展示されており、なかなか見応えがありました。

この他にも、緑いっぱいのテラスや住居の一部を見学することができました。

イスの背もたれには黄金のガルーダ。

貴賓を迎える応接間は、釘を一切使わずに建築されているそう。

食堂に飾られているのは、美しい象牙細工とステンドグラスです。物価を考えると入場料・ガイド料はちょっと高めですが、王宮の歴史と華やかさに触れられる貴重なスポットでした。

【マンクヌガラン王宮】
営業時間:8:00~15:00(木曜・日曜は8:00~14:30)
入場料:Rp.20,000、日本語ガイドRp.50,000

カスナナン王宮

続いてやってきたのは、メインストリートのスラメ・リヤディ通り(Jl. Slamet Riyadi)の南に位置するカスナナン王宮です。カスナナン王宮は、パクブオノ2世によってカルトスロからソロ(スラカルタ)に遷都された際に建てられた王宮です。王宮周辺は白い塀で囲まれており、オランダ植民地時代の名残が感じられました。

王宮の北口には、ジャワの伝統建築とコロニアル様式が融合した建物がありました。色使いを見てもそうですが、ヨーロッパの影響を強く受けたことが分かりますね。

入口前に立っているのは、伝統衣装をまとった守衛さん。とても格好いいのですが、守衛さんを撮影するにはチップがかかります(笑)

北口からは入場できないと教えてもらったので、王宮の東口へやってきました。うっかりしていると見落としそうなほど小さな入口です。

入場して驚いたのが、王宮なのに中庭の手入れが全く行き届いていないこと!王宮の華やかさよりも廃れた印象を抱いてしまいました…。

中庭の周りは、博物館がぐるりと囲むような造りになっています。博物館には、王様の肖像画や調度品、儀式で使用する道具などが展示されていました。

ジャワの伝統芸能「ワヤンクリッ」にも埃が…。せっかく王族の暮らしや宮廷文化が紹介されているのに、きちんと手入れしないなんてもったいないです。

王宮内には、ソンゴブオノ(世界の塔)と呼ばれる八角形の塔が建っています。見張り塔の役割を果たしていた一方で、王様が神と交信するため祈りを捧げていたという逸話も。

塔の横には、大理石で造られた「即位の広間」があります。こちらもジャワとヨーロッパが融合する不思議な雰囲気の建物です。

広間の前には、ギリシア風の白い彫刻が並んでいました。今回の訪問時は大掛かりな改修工事が行われていたので、リニューアル後の王宮の姿に期待したいですね!

【カスナナン王宮】
営業時間:月曜~木曜9:00~14:00、土曜・日曜9:00~15:00
入場料:Rp.15,000

まとめ

ソロはまだまだ知名度の低い旅行先ですが、見応えのある観光スポットもあり、これから人気観光地になるのが待ち遠しいところだなと感じました。またソロの町はジョグジャカルタよりものんびりとした雰囲気が漂い、物価も驚くほど安かったです。

私達はソロ中心部のロイヤルスラカルタに宿泊したのですが、ソフィテル系列のホテルに1泊1室5,000円~という激安価格で泊まれるのも魅力です。時間があれば、ぜひジョグジャカルタからソロへ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

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