札幌駅に直結という好立地にあるセンチュリーロイヤルホテル札幌。「朝食のおいしいホテルランキング」に2年連続で3位に選ばれたホテルです。レストランではコロナ対策がしっかりとなされているので、安心して朝食ビュッフェを頂くことができます。通常だと朝食付きで1人1万円するホテルですが、このコロナ禍においては安く泊まれました。2020年7月下旬に連泊してきたので、客室や朝食についてレビューしていきます。
ホテルの立地
センチュリーロイヤルホテル札幌は、JR・地下鉄札幌駅に隣接した便利な場所にあります。ホテルのすぐそばには「新千歳空港連絡バス」が停まるため、JRとバスのどちらを利用しても空港アクセスは抜群です。
札幌駅からは徒歩3分、ホテルの看板が出ているので分かりやすいです。地下コンコースで駅と直結しているため、雨や雪の日でも外を歩かずに済みます。
▲ 札幌駅からホテルへの行き方
地下街「アピア」のフードウォーク(レストラン街)をまっすぐに進む → 突き当りの「センチュリーロイヤルホテル」の看板をさらに進む → 階段を上ってビル内へ → ホテルのエレベーターに到着です。
センチュリーロイヤルホテル札幌
札幌駅直結の地下通路は、23時~翌6時の間は閉鎖されます。この時間帯に出入りする場合は、北5条通りに面したメインエントランスへ。
フロントがある2階へは、エスカレーターで上がります。
ホテルでは感染防止対策がしっかりと行われていたので、安心して宿泊できそうな印象を受けました。ソーシャルディスタンスを保つため、間隔が広めに空けられたロビーのイス。
フロントには、飛沫感染防止のビニールカーテンを設置。
ホテル内のいたるところに、手指用消毒液が設置されていました。
地元のYシャツメーカーとホテルのコラボマスクは、残念ながら売り切れ。Yシャツ生地のマスクなので、ビジネスにもぴったりと人気みたいですね。
ホテルの駐車場は地下3階に30台分あり、ここが満車であればタイムズステーション札幌駅前へ案内されます。1泊あたり1,300円なので、札幌中心部のホテルの駐車料金としては良心的な価格。ただし地下駐車場は通路が狭いため、大型車だとちょっと厳しいかもしれません。
ロビーに併設したティーラウンジ「フォンテーヌ」。
同じくロビー階にあるワインバー「パルクリール」。
チェックイン時に手渡されたウェルカムドリンクチケットで、カクテルを頂きました。
ワインバーの向かい側にはパソコンコーナー。
各階のエレベーターホールにもアルコール消毒液が設置されていました。エレベーターのボタンは感染リスクがあるので、触った後すぐに消毒できるのは安心ですね!
ホテル1階に直結したファミリーマート。宿泊プランによっては、「ファミマお買い物券1,000円分付き」なんていうのもあるみたいです。
客室(スタンダードツインルーム)
今回宿泊したのは、広さ22㎡のスタンダードツインルーム。部屋はやや古さを感じるものの、綺麗にメンテナンスされているのであまり気になりませんでした。
ベッド幅は標準の100㎝、足元にはワークデスクとテレビがあります。無料Wi-Fiは、問題なく使える通信速度でした。
室内には「次亜塩素酸ナトリウム水スプレー」が用意されており、客室清掃の際にも消毒がなされているとのこと。
電気ケトルとエスプレッソマシーン。
冷蔵庫には無料のミネラルウォーターが2本。大雪山系の「ゆきのみず」です。
ナイトウェアとスリッパ。コロナ禍では、清潔な使い捨てスリッパの方がありがたいですね。
プラズマクラスター加湿空気清浄機を完備。ウイルス抑制のため、滞在中は付けっぱなしにしていました。
今回泊まったお部屋からは、JRの線路と大丸が見えました。
バスルーム・アメニティ
バスルームも古さは感じましたが、清潔には保たれています。
バスタブ付き。シャワーの水圧と温度は◎。
珍しいことに、浴室用のテレビが備わっていました。
アメニティは一通り揃っており、ドクターシーラボのスキンケアセットとアロマのバスソルトが用意されています。女性には嬉しい限り!
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは、クラシエの「ZIRA」というもの。ノンシリコンシャンプーなので、髪がきしみません。
朝食レストランは2か所から選べる
朝食会場は2階の「ユーヨーテラス サッポロ」もしくは、19階の「北乃路」どちらかを選ぶことができます。今回は連泊だったので、両方のレストランで朝食を頂きました。
ユーヨーテラス サッポロ | 北乃路 | |
---|---|---|
朝食時間 | 6:30~11:00 | 7:00~10:00 |
朝食料金(税込) | 大人3,000円、子供(小学生)1,500円 |
ビュッフェレストラン「ユーヨーテラス サッポロ」
まずはビュッフェ朝食が楽しめる「ユーヨーテラス サッポロ」へ。会場前の通路は、行列になってもソーシャルディスタンスが確保できるように工夫されていました。
入口にて検温と手指の消毒を行います。37.5℃以上ある方は入店お断りとのこと。
各テーブルの間には、パーテーションが設けられています。コロナ流行前の今年1月に宿泊した時は無かったものなので、感染防止対策として導入されたんですね!
パーテーションは安っぽくなくて、スタイリッシュな感じ。
各テーブルにも消毒液が用意されています。
そして料理を取る際は、このビニール手袋を着用するルールになっています。今やビニール手袋を使用するホテルは珍しくありませんが、「ぴったり手袋」と「ゆったり手袋」の2タイプが用意されているのはすごいなと感心しました。
もう一つ感動したのが、この自動開閉式のゴミ箱。使用済みの手袋を捨てるゴミ箱なのですが、手をかざすと蓋が自動で開くので、不潔なところを触らずに済みます。
料理には透明なフィルムやカバーが掛けられ、トングをなるべく使用しないように小鉢に盛り付けられていたりと、様々なコロナ対策が行われていました。このコロナ禍でも安心してビュッフェが食べられるというのは、非常にありがたいことですね!
「北海道ナチュラルモーニングビュッフェ」と名付けられた、センチュリーロイヤルホテルの朝食ビュッフェ。その名の通り、北海道産の食材をふんだんに使用した朝食が楽しめます。
甘エビ、つぶ貝、筋子、タラコ、塩辛、姫ホッケなど、海鮮メニューがずらり。
道産食材の漬物・煮物コーナー。なんと夕張メロンの漬物までありました。
「釧路産ハーブエッグを使用したふわふわオムレツ」と「玄米粥入りパンケーキ」の実演コーナーは、人気なので常に行列が出来ています。足元には距離を保つため、フットプリントが貼り付けられていました。
焼き立てパンに合わせるのは、富良野産のジャム。
朝からスパークリングワインも楽しめちゃいます。北海道産のクリームチーズとブルーチーズも一緒に味わうと◎。
浦河町産グリーンアスパラガスのタルトをはじめ、デザートは日替わりで6種類。これまでにトリップアドバイザーや楽天トラベルなどで「おいしい朝食ランキング」の受賞歴があるのも納得の美味しさでした!
日本料理「北乃路」
和食が食べたい人は、19階の日本料理「北乃路」へ。
入口では、同じく検温と手指の消毒を求められます。
私たちはビュッフェ会場よりも、個室で食事できる北乃路が気に入りました。こちらの方が利用客が少ない&静かだったのもポイントです。
各個室にもアルコール消毒液が用意されています。
北乃路での朝食は、「和御膳」「海鮮丼」「和サンド」のいずれかから選べます。
ホタテ、カニ、エビ、サーモン、イクラがたっぷりのった海鮮丼をオーダー。北海道産の山わさびとろろ、茶碗蒸し、アサリの味噌汁、食後にはオーガニックコーヒー付きでした。
ホテルに宿泊した感想
札幌駅直結ホテルなので、マイカーやレンタカーでの旅行よりも、JR・バスでの旅向きのホテルかなと感じました。
- 札幌駅直結
- 朝食がおいしい
- 駐車料金がお手頃
- 部屋がやや古い
- 地下駐車場は狭い
ホテル情報・宿泊予約
センチュリーロイヤルホテル札幌は、GoToトラベルキャンペーンの割引対象ホテルです。
ホテル名 | センチュリーロイヤルホテル札幌 |
住所 | 北海道札幌市中央区北5条西5丁目 |
アクセス | JR・地下鉄札幌駅まで徒歩3分 |
時間 | チェックイン 14:00/チェックアウト 11:00 |