チャイナタウン(マラッカ旧市街)周辺
ジョンカーストリート
続いては、マラッカ川の西側にあるチャイナタウンを観光していきます。オランダ広場から橋を渡るとすぐに見えるのが、お土産屋の三叔公です。三叔公の前には、ジョンカーストリートの看板「#i @jonker walk」があるので、まずは記念撮影をしましょう。
三叔公は、お菓子を中心としたお土産が手頃な価格で購入できるお店です。店内はいつも観光客で賑わっており、試食品もたくさんあります。冷たいドリンクやスイーツなどもあるので、ちょっとした休憩にもぴったりのスポットです。
ジョンカーストリートは、人気の飲食店やショップが軒を連ねるチャイナタウンのメインストリート。週末の夜18~24時頃は、歩行者天国になりナイトマーケットが開催されます。通りには露店が並び、お祭りのようにとっても賑やかな雰囲気になるんです。
ジョンカーストリートを歩いて行くと、入口に立派な門が建つ公園が見えてきます。
この公園にはマラッカの隠れた名物?筋肉ムキムキの銅像があります(笑)「マレーシアのボディビルダーの父」と言われる偉大な方の像なので、決してふざけている訳ではないんです。こちらも撮り忘れないように要チェック!
公園の斜め向かい側には、有名なジオグラファーズカフェがあります。マラッカはすごく暑い街なので、こういった雰囲気が良いカフェでゆっくり休みながら観光して下さいね。
ババニョニャヘリテージ博物館
ジョンカーストリートの隣には、別名「億万長者通り」と呼ばれるヒーレンストリートがあります。交易で財を成した、プラナカン(中国系移民と現地マレー系の子孫)の邸宅が並んでいる通りです。ババニョニャヘリテージ博物館はそのうちの一軒で、高級な家具や調度品から当時の豪華な暮らしぶりが伺えます。
営業時間:10:00~13:00/14:00~17:00
入場料:大人16RM、子供(5~12歳)11RM
ヒーレンストリートには、プラナカンの邸宅を改装したホテルプリマラッカもあります。とっても趣きがある人気の宿なので、時間があればぜひ1泊するのがおすすめ。
青雲亭(チェンフーンテン寺院)
次は、ジョンカーストリートの隣にあるハーモニーストリートへ向かいます。ハーモニーストリートはマレーシアらしく、仏教・イスラム教・ヒンドゥー教と複数の宗教施設が共存するエキゾチックな通りです。
一つ目は、中国仏教寺院の青雲亭(チェンフーンテン寺院)です。
17世紀に建造された、マレーシアに現存する最古の仏教寺院になります。中国寺院らしく赤と金色を基調とした色使いに、屋根のカラフルな装飾がアクセントとなっていますね。
カンポンクリンモスク
青雲亭から100mほど歩くと、イスラム教のカンポンクリンモスクがあります。モスクと言えばドーム型の屋根が多いですが、こちらは四角錐になっているのが特徴的です。隣にはミナレットと呼ばれる、白い塔も立っているのでよく目立ちます。
門をくぐると、イスラム教徒の方が体を清める水場があります。
モスク内部を見学する際には、全員靴を脱ぎ、女性はローブ着用したうえで入場しましょう。
観光客は、この看板までしか立ち入れないので注意して下さい。モスク内はとても神聖な雰囲気が漂っており、信者の方はメッカの方向に向かって熱心にお祈りされていましたよ。
スリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院
カンポンクリンモスクのすぐ隣には、色鮮やかなスリポヤタヴィナヤガールムーティ寺院があります。マレーシア最古のヒンドゥー教寺院で、ガネーシャ神が祀られています。
オランウータンハウス
これでチャイナタウンの観光は終わったので、カンポンクリンモスクからオランダ広場へ戻ります。道中にはマラッカ出身画家のギャラリー「オランウータンハウス」があり、Tシャツなどのグッズが販売されています。外壁に描かれた大きなオランウータンが目を引きますね。
マラッカ川沿いの建物にはウォールアートがたくさん描かれていて、フォトジェニックなスポットとして人気を集めています。中でもオランウータンハウス前の建物に描かれているアートはカラフルでとても可愛いので、写真映えすること間違いなしです!
まとめ
金土日の夜はナイトマーケットが開かれるので、週末のマラッカは大変な賑わいとなります。今回私達は平日に訪れたのですが、ゆったりと観光ができました。ワイワイした雰囲気が好きな方は週末、のんびりしたい方は平日にマラッカを訪れるといいでしょう。
またクアラルンプールからマラッカへは日帰りでも行けますが、駆け足での観光となってしまいます。マラッカには素敵な見どころだけでなく、お洒落なカフェや名物グルメもあるので、1泊2日でゆっくりと観光してくるのがおすすめですよ!