デュシタニで連泊した後は、ホアヒン中心部からさらに南へ25㎞ほどの場所にあるエヴァソン ホアヒン(Evason Hua Hin)に宿泊してきました。広大な敷地内は緑にあふれ、鳥やリスが遊びにやってくる、静かで落ち着いた雰囲気のネイチャーリゾートです。大型リゾートのような派手さはありませんが、何もしない贅沢を満喫できる隠れ家的なホテルでした。
※エヴァソンホアヒンは2020年5月からブルーロータスホアヒンとして営業しています。
エヴァソン ホアヒン
エヴァソンホアヒンは、「自然との共生」がコンセプトの5つ星リゾートホテル。敷地内には車の乗り入れができないため、タクシーを降りたメインエントランスからレセプション棟までは電動カートで送ってくれます。
レセプション棟に到着すると、目の前には美しい蓮池が広がっていました。聴こえてくるのは鳥のさえずりと風の音だけという、喧噪とは無縁のゆったりとした時間が流れています。
緑いっぱいのガーデンに囲まれた宿泊棟。
広さ110㎡のプライベートプール付きヴィラ。
中央に位置するレセプション棟を取り囲むように、宿泊棟とヴィラが点在しています。プールやレストランは見取り図の上部、ビーチ側にあります。
ホテルの施設
ホテル内を散策してみると、設備には木や竹などの自然素材が使われていることが分かります。大型リゾートのような飾り気はありませんが、このナチュラルさがまた良いですね!
テニスレッスン、アーチェリー、レンタサイクルといった各種アクティビティが申し込めるレクリエーションデスク。
広大な敷地内にはそれぞれ独立した、インターネット&ライブラリー、フィットネスジム、シックスセンシズ・スパなどの施設も完備しています。
プール
プルメリアとヤシの木に囲まれた、リゾート感たっぷりのプール!私たちは滞在中のほとんどの時間を、このプールでのんびりと過ごしました。
プールの向こうにビーチが見えていますが、道路を挟んでいるためオンザビーチではありません。と言っても泳げるビーチではないので、あくまで雰囲気を楽しむといった感じです。
子供たちが元気に遊んでいた以外は、読書や昼寝をして静かに過ごす人が多かったですね。
ホテルのレストラン・バー
朝食会場となるレストラン「Blue Lotus」。ホテル内には4つのレストランがあり、これらはちょうどプールの横あたりに集まっています。
タイ料理レストラン「Kieng Sah Restaurant」では、ディナータイムになると楽器の生演奏が行われています。営業時間は6:00~22:00。
プールサイドのレストラン「The Bar」は、営業時間10:00~24:00。
地中海料理レストラン「Coast Restaurant」は雰囲気の良いシーサイドにあり、営業時間は6:00~22:00。
プールサイドにある「ヌードルバー」は、ランチタイムの限定営業。金土日の12~15時には、なんと100バーツで麺料理が食べられちゃいます。ビール&ハンバーガーセットも380バーツと高級ホテルにしてはリーズナブル。
ホテルのアクティビティ施設
ホテルの敷地はとにかく広いので、散歩するにはもってこいの環境です。レセプションの西側、宿泊棟の周辺には緑いっぱいのガーデンが広がっていました。
バレーボールコート。
テニスコート。
キッズルームの「Just Kids」内には、子供用プールがあります。滝が流れていて楽しそう!
レンタサイクルは、2時間で100バーツ。
アーチェリーは、30回で100バーツ。やってみたかったけど、筋肉痛になったらイヤなのでやめときました(笑)
自然豊かなガーデン
私たちがこのホテルで一番気に入ったのは、レセプション前の大きな蓮池!
白、ピンク、紫といった色とりどりの蓮の花が咲く池は、見ているだけで落ち着きます。
そしてこの池には、どこからともなく野鳥がやってくるんです!
時間さえあれば、鳥を追っかけて遊んでました(笑)
客室(エヴァソンルーム)
今回宿泊したのは、34㎡のエヴァソンルーム。高級リゾートにしては狭めですが、それでも十分な広さはあります。天蓋付きベッドの手前にはソファベッドも完備。キングサイズのベッドなので、ぐっすりと眠ることができました。
全室バルコニー付き。お部屋はシンプル&ナチュラルなインテリアです。
ベッドの足元にはデスクとバゲージラック。全世界対応のマルチコンセントなので、日本のA型コンセントもそのまま差し込んで使えます。Wi-Fiは2台まで無料です。
クローゼットにはガウン、ドライヤー、雨傘、セーフティボックスが入っています。残念ながらスリッパはなし。
電気ケトルとティーセット。紅茶はスリランカの高級ブランド「Dilmah」のもので、お水は毎日2本ずつ補充されました。
ウェルカムフルーツも。
ナチュラルなテイストでまとめられた、可愛いバスルーム。
ハンドシャワー&レインシャワーのみで、バスタブはありませんでした。シャワーの水圧はちょっと弱めだけど、温度は◎。
アメニティ
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローションは、環境に配慮してか使い捨てタイプではありませんでした。いずれもハーブの良い香りがして、ナチュラルな使い心地。固形石鹸はクローブ石鹸というこだわりようです。
嬉しいことに、電気蚊取り器と蚊取り線香も用意されています。自然いっぱいの環境なので蚊が多いかと思いきや、ホテル内では毎日16時頃に蚊除けの薬が散布されるため、不思議と蚊に刺されませんでした。
ホテルの立地と周辺のお店
エヴァソンホアヒンがあるのは、バンコクから南西に約200㎞に位置した王室リゾート地のホアヒンです。バンコク・スワンナプーム空港からは、ホアヒン行きの直通バスが出ています。
私たちもこの直通バスに乗り、バンコクから4時間ほどでホアヒンにやってきました。
エヴァソンホアヒンがあるのは、リゾートホテルが集まるホアヒン中心部ではありません。ホアヒンバスターミナルからさらに40㎞ほど離れた、プランブリというのどかなエリアです。デュシタニホアヒンからはGrabタクシーに乗り、500バーツくらいでした。
ホテル前にはプランブリビーチが広がっていますが、砂のビーチではないため遊泳向きではないのがちょっと残念なところ。ビーチ沿いには歩行者専用道路が整備され、ちょっとしたビーチパークになっています。
このビーチパークでは、夜になるとたくさんの地元民がくつろいでいました。
ビーチ沿いには屋台が出現。とにかくのんびりとした雰囲気なので、治安の悪さは感じなかったですね。
エヴァソンホアヒンの隣にあるのは、シェラトンホアヒン プランブリヴィラズ。
ホテル前のビーチロードには、観光客向けのお店がいくつか並んでいます。
せっかくなので、ホリデーマッサージというお店でタイマッサージを受けることに。
タイマッサージは1.5時間で300バーツ。フットマッサージ、首・背中・肩マッサージ、頭・顔マッサージは、それぞれ1時間で300バーツ。力強くてなかなか良かったです。
ディナーは2日連続で、ベリーグッドレストランで食べました。
食事をしていたのは、周辺のホテルに泊まっているであろう外国人旅行者が中心。店内は清潔感があり、メニュー表も見やすかったです。
レモンソーダ(45バーツ)は、暑いホアヒンで飲むにはぴったりのドリンク。
エビフライ(150バーツ)は、エビの身が大きくてプリプリ。甘辛いチリソースが合います。
エビのオイスター炒め(200バーツ)は、エビも野菜もたっぷり。
ムール貝のガーリックバターソテー(150バーツ)は、臭みもなくて食べやすい。さすが海沿いの町なだけあって、シーフードが新鮮で美味しかったです。
夜のホテル
夜のホテルは静寂に包まれ、虫の鳴き声しか聴こえない幻想的な雰囲気に。
ライトアップされた夜のレストランもロマンチック!