アリゾナ記念館の入場レポート
それではアリゾナ記念館のツアー時間になりましたので、パールハーバーメモリアルシアターへ向かいます。シアター前には「ツリー・オブ・ライフ」というモニュメントと、戦艦アリゾナから引き揚げられた鐘があります。
シアター前で待っていると、係員が誘導してくれます。ここで真珠湾攻撃に関する23分間のビデオを鑑賞します。
ビデオ鑑賞後、ボートに乗ってアリゾナ記念館へ移動します。
10分ほどでアリゾナ記念館に到着しました。2016年には安倍首相とオバマ前大統領が慰霊に訪れているので、ニュース映像でご覧になった方もいるのではないでしょうか。
アリゾナ記念館は、沈没した戦艦アリゾナの真上に建てられています。
記念館には窓が7つありますが、これは真珠湾攻撃がなされた1941年12月7日の「7」を表しています。
国旗は戦艦アリゾナのメインマストに、半旗の状態で掲げられています。
海中に沈んだままのアリゾナを真上から見れるスペースもあります。
一番奥の慰霊スペースには、亡くなった1177名の名前が大理石の壁に刻まれています。
海面に出ているのは、砲塔の台座のみ。
特に注目してもらいたいのが、現在でも戦艦アリゾナからオイルが流れ出ている点です。通称「アリゾナの涙」と呼ばれており、水面が虹色に光っています。70年以上前のオイルがいまだに出ているとは、不思議な感じがしますね。
アリゾナ記念館からは、先ほど見学してきた戦艦ミズーリも見ることができました。以上で、パールハーバー観光は終了となります。
パールハーバーからワイキキへの帰りのバス停
パールハーバーからワイキキへ帰るバスは、行きとは違うバス停から乗ります。パールハーバーのビジターセンターを出て、左に曲がるとカメハメハ・ハイウェイ沿いにあるバス停です。停留所名は「Kamehameha Hwy + Arizona Memorial Pl」で、20番または42番バスの「Waikiki Beach & Hotels」行きに乗ればワイキキへ帰れます。
まとめ
日本人はパールハーバーに行って大丈夫?と思う方もいるかもしれませんが、冷たい目で見られることは全くありませんでした。全体的に客観的な視点で描かれており、悲惨な歴史に向き合う真摯な姿勢が伝わってきたので、多くの人に訪れてもらいたいなと感じました。
パールハーバーへはワイキキからバスで往復2時間はかかるので、観光には思った以上に時間がかかりました。私達は運悪く早い時間のチケットが取れなかったため、9時に着いてなんと15時までかかってしまいました(笑)早めにチケットを予約するか、オプショナルツアーを利用した方が良いかもしれませんね。