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花の小道を歩く!古都コルドバのおすすめ観光モデルプラン

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メスキータ

メスキータは、イスラム教とキリスト教が混在する大変珍しい建造物です。8世紀にイスラム教のモスクとして建てられ、その後コルドバがキリスト教に再征服されると教会として使用されるようになります。メッカの方向を示すミフラーブといったイスラムの内装はそのまま残し、礼拝堂といったキリストの内装を追加するという斬新な改築が行われ、現在までその姿を残している貴重な大聖堂なのです。

メスキータ
開館時間:月曜~土曜10:00~19:00(11月~2月は~18:00)
日曜・祝日8:30~11:30/15:00~19:00(11月~2月は~18:00)
休館日:なし
入場料:10ユーロ

旧ユダヤ人街・花の小道

メスキータの北側に広がる旧ユダヤ人街は、かつてユダヤ人が暮らしていたエリアです。迷路のような細い道が入り組んでおり、花の小鉢を飾った白い壁の家が建ち並んでいます。

旧ユダヤ人街の中でも特に人気のスポットが花の小道です。人がすれ違うのがやっとの小道には、鉢植えの花が美しく飾られています。赤い看板の「El Abanico」という飲食店が、花の小道に入る目印となります。

今回は秋に訪れたので花が少ないのですが、シーズン中であればもっと咲いていて綺麗です。それでも充分、両脇の白壁に青い鉢植えとお花が映えていますね。

花の小道のベストショットはこちらです!路地を突き当たって振り返ると、花の小道の中心にメスキータのミナレットがちょうど入りこむのです。ただし、観光客が次から次へと押し寄せるので、ベストポジション確保の撮影合戦が起こっていましたよ。

ここからは、旧ユダヤ人街を少し散策してみたいと思います。サン・バルトロメ教会は、イスラムとキリストが融合したムデハル様式の小さな礼拝堂です。場所が分かりにくいので、入口にあるオレンジの木を目印にするといいでしょう。

サン・バルトロメ教会の近くには、コルドバ出身の哲学者マイモニデスの像があります。ユダヤ教の名門一家の出身で、本名はモーシェ・ベン・マイモーンと言います。「迷える者の手引き」といった多くの著書を執筆しました。

マイモニデスの像のすぐそばには、アンダルシア地方に現存する唯一のシナゴーグがあります。14世紀に建てられたユダヤ教の礼拝堂で、とてもこじんまりとしています。外観は質素なデザインですが、内部はイスラムの影響を受けた繊細な装飾が施されています。

旧ユダヤ人街の西にあるアルモドバル門です。この門を通り抜けると迷路のような細い路地から突然、新市街の太い通りに出ます。

アラブ城壁が向こうまでずっと続いているのが分かります。

アルモドバル門の前にある広場には、コルドバ出身の哲学者であるセネカの像があります。第5代ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師を務め、ローマ帝国の政治家としても活躍した人物です。「我々は短い時間を持っているのではなく、実はその多くを浪費しているのである」といった、現代にも語り継がれる数々の名言を残しています。

まとめ

人気の観光スポットであるメスキータや旧ユダヤ人街はもちろん素晴らしかったのですが、中世の城と広大な庭園が特徴のアルカサルも意外に良かったです。今回はコルドバに1泊したのですがお天気に恵まれず、秋に訪れたので花が少なかったのが残念でした。もう少し早い時期に訪れば花もたくさん咲いて、より美しい街並みが見れたと思います。

時間があればぜひ1泊するのがおすすめですが、小さな街なので日帰りでも充分に観光することができます。イスラムの面影を感じながら、美しい街歩きを楽しんでみて下さいね!

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