韓国・釜山ではお馴染みのビジネスホテルチェーン、東横イン釜山駅2に宿泊しました。客室はコンパクトながらも必要な物が備わり、フロントでは日本語が通じるなど、日本の東横インそのものです。海外旅行ビギナーや言葉が心配な方にもおすすめのホテルですよ。
東横イン釜山駅2
東横イン釜山駅2は、地下鉄1号線の中央駅と鉄道の釜山駅の中間に位置するビジネスホテルです。釜山市内には5軒の東横インがあり、釜山駅前には東横イン釜山駅1もあります。釜山駅前に比べると立地が落ちる分、こちらの方が1000円ほど安く泊まれるのが魅力です。
客室数は491室あり、日本人だけでなく韓国や欧米の方もたくさん宿泊されていました。客室はもちろんのこと、ロビーや廊下などのパブリックスペースまで清潔に保たれているのはさすが日本企業ですね。
フロントスタッフは流暢な日本語が通じるので、誰でも安心して泊まれるかと思います。新聞や追加のタオルが欲しい場合は、フロントへ申し出ます。ちなみにチェックインは16:00、チェックアウトは10:00なので気を付けて下さいね。
ロビーにはパソコン、プリンター、電子レンジ、ウォーターサーバー(温水・冷水)、製氷機が設置されており、こちらは全て無料で使用できます。飲料の自動販売機もあり、韓国焼酎が15000₩とホテルにしては手頃な価格でお酒やジュースが販売されていました。
荷物保管棚の隣にあるロッカーには、パジャマ(ナイトウェア)が用意されています。客室にはパジャマがないので、必要な方はここから持っていきましょう。
ロビーにはコインランドリーもあり、洗濯機と乾燥機が設置されています。使用できるのは500₩コインのみで、洗濯機は60分2000₩、乾燥機は30分1000₩(60分2000₩)です。
ホテルのすぐ隣にはセブンイレブンもあるので、ちょっとした買い物も便利ですね。
客室(ミニダブルルーム)
東横インには「シングル」「ミニダブル」「ダブル」「ツイン」「デラックスツイン」と5つの部屋カテゴリーがあるのですが、今回はミニダブルルームに宿泊しました。部屋のほとんどをベッドが占めていて、スーツケースが広げられないほどの狭さ…。1000円ほど安かったのでミニダブルにしたのですが、ケチらずにダブルかツインにすれば良かった(笑)
デスク周りには、必要な物がコンパクトにまとまっていました。時計、ドライヤー、拡大鏡、ティッシュ、NHKも入るサムスン製テレビ。日本のコンセントがそのまま使える100VのA型コンセントもあり、使い勝手が良かったです。
ベッドサイドにはミニテーブルとスタンドライト、温度計。デスク横にはスリッパ、靴ベラ、シューミットが備わっています。無料WiFiは速く、エアコンの効きも良かったです。
デスク下にはセーフティボックスと電気ケトル、マグカップ、緑茶が備わっています。
冷蔵庫には、無料のミネラルウォーターが2本しか入っていないので使いやすかったです。
ベッドの足元にはハンガーラックがあるのみ。スーツケースはベッド下へ収納しましょう、と記載されていました。また、ホテルの防音がしっかりしているのか、騒音が全くと言っていいほど気にならなかったのには驚きましたね。
ユニットバスなので当然狭いですが、シャワーの水圧と温度はバッチリでした。シャンプー、コンディショナー、ボディソープが壁に備え付けられています。
アメニティは歯ブラシのみ、フェイスタオルとバスタオルが2セットずつ用意されています。トイレは嬉しいことにウォシュレット付き。
朝食・レストラン
朝食会場は2階のレストランで、朝食時間は7:00~9:30となっています。
無料で付いている朝食なので、はっきり申し上げると美味しくなかったです。ただ、釜山にはご当地グルメを目当てに来られる方が多いですから、問題ないのではないかと思います。
メニューは非常にシンプルで、ライス、味噌汁、パン、ソーセージ、卵料理、キムチなど。私達も釜山グルメを楽しむ旅だったので、ほとんど手は付けませんでしたね。
立地・アクセス
東横イン釜山駅2の最寄りは、地下鉄1号線の中央駅になります。繁華街の南浦洞へはわずか一駅、西面へも10分ほどで行けます。
ホテルから一番近いのは、中央駅の17番出口で徒歩5分ほど。
新幹線のKTXや在来線が発着する釜山駅へは、徒歩10分ほどです。
釜山空港(金海国際空港)から東横イン釜山駅2へは、エアポートバスでダイレクトにアクセスできます。ホテル目の前にバス停があるので、非常に便利です。
ホテルから空港へ行く場合は、一つ隣の中央洞バス停から乗車します。ホテルの対面にある停留所にはバスが停まらないこともあるので、確実に停まる中央洞バス停の方がおすすめとのアドバイスをホテルスタッフから受けました。
ホテルから地下鉄の中央駅方面に歩いて行くと警察署があり、警察署前の横断歩道を渡ると中央洞バス停があります。こちらのPAN OCEANというビルの前にバス停があるので、目印にするといいでしょう。
中央洞バス停→釜山空港行きバスの時刻表です。始発は5:37、終発は19:38で、運行間隔は約40分となっています。
ホテル周辺の観光スポット
ホテル周辺にはたくさんの観光・ショッピング・グルメスポットがあるので、遊び倒すのにはぴったりです。特に隣の南浦駅やチャガルチ駅周辺が一番の繁華街となっており、街のランドマークであるロッテ百貨店もあります。
チャガルチ駅前には、人気の農協ハナロマートも。農協直営のスーパーなので、質の良い商品を安く購入することができるんですよ。
このエリアのメインストリートである光復路は、綺麗に整備されたショッピングストリートになっています。人気の韓国コスメ店も軒を連ねているので、女性は目移りしちゃうかも。
釜山に来たら外せないスポットと言えば、龍頭山公園&釜山タワーです。光復路からエスカレーターですぐにアクセスできるので、ぜひ足を運んでみて下さいね。
港町である釜山は、新鮮な魚介類の宝庫!チャガルチ市場には、魚、カニ、エビ、ウニ、アワビなどがずらりと並んでいます。市場内には食堂もあるので、獲れたてのシーフードを存分に味わってみては?
まとめ
今回はミニダブルルームに、1泊1室約5,000円で宿泊しました。清潔&コスパが良くて気に入ったのですが、ミニダブルは2人で泊まるには狭すぎだと感じました。2名の場合は「ダブルルーム」または「ツインルーム」がおすすめです。
今回宿泊した東横イン釜山駅2はやや中途半端な立地なので、もっと便利な東横イン釜山駅1に泊まってみるのもいいかもしれません。市内には他にも、東横イン釜山西面、東横イン釜山海雲台1、東横イン釜山海雲台2もあるので、リーズナブルに釜山旅が楽しめそうですね。
ホテル情報・予約
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ホテル名 | 東横イン釜山駅2 |
Toyoko Inn Busan Station No.2 | |
星の数 | ★★★ |
住所 | 125, Jungang-daero, Jung-gu Busan |
アクセス | 地下鉄 中央駅徒歩5分、釜山駅徒歩10分 |
時間 | チェックイン 16:00/チェックアウト 10:00 |