バンコク市内で高級サービスアパートメントを展開するセンターポイントホテル。その中でもコスパの良さが魅力の5つ星ホテル、グランデ センター ポイント ラチャダムリ(Grande Centre Point Ratchadamri)に宿泊してきました。場所はバンコク中心部のサイアムエリアにあり、セントラルワールドや伊勢丹、大型スーパーのビッグCまで歩いて行けます。BTSはラチャダムリ駅とチットロム駅の二路線が使えるので移動も便利です。客室からはバンコク市内が一望でき、キッチン&洗濯機付きの広々としたお部屋でした。
グランデ センターポイント ラチャダムリ
グランデ センターポイント ラチャダムリは、全室にキッチンと洗濯乾燥機を完備したサービスアパートメント形式のホテルです。長期滞在者向けのマンションのようなところですが、普通のホテルのようにフロント業務や客室清掃といったサービスは行われています。
バンコク市内にいくつかあるセンターポイント系列の中でも、「グランデ」と名の付くものは上位クラスのラグジュアリーホテル。さすがは高級感のある佇まいですね~!
吹き抜けになったロビーは重厚かつ豪華な造り。ピカピカに磨き上げられた大理石の床や、ホワイトとゴールドを基調にした内装が目を引きます。
無料のドリンクコーナー。お水やコーヒーが7:00~19:00まで頂けます。
日経新聞が用意されていることからも分かるとおり、日本人御用達のホテルです。
50階建ての高層ホテルですが、10~29階の「LOW ZONE」と29~50階の「HIGH ZONE」にエレベーターは分かれているので混雑が気になりません。またエレベーターはルームキーをかざさないと作動しないため、セキュリティも安心です。
ホテルの立地
グランデ センターポイント ラチャダムリがあるのは、大型ショッピングモールの集まるサイアムエリア。ホテルの最寄り駅は、BTSシーロム線のラチャダムリ駅とスクンビット線のチットロム駅です。二路線使えるためどこへ行くのも便利な立地でした。
ホテルに一番近いラチャダムリ駅の4番出口からは徒歩3分ほど。
4番出口を出たら、BTSの高架沿いの「ラチャダムリ通り」を真っすぐ歩いて行きます。
駅から200mほど歩いて、小道を右折するとホテルに到着です。
ホテル周辺にはグランドハイアットやセントレジス、アナンタラといった名だたる高級ホテルが集結しています。そのためバンコク中心部ながらも治安が良く、優雅で落ち着いた雰囲気のエリアでした。
ホテルから大型ショッピングモールの「セントラルワールド」と「伊勢丹」へは徒歩7分ほど。隣のサイアム駅に足を延ばせば「サイアムパラゴン」や「サイアムスクエア」もあり、ショッピングを満喫するには最高の立地にありました。
大型スーパーの「ビッグC」へは10分ほど。綺麗に整備された高架歩道を歩いて行けるため、お土産をたくさん買い込んでもホテルへ持ち帰りやすかったです。
メインストリートの「スクンビット通り(プルンチット通り)」沿いには、ミニスーパーのマックスバリュがあります。お弁当が安く買えるので、日本の味が恋しくなったらGO!
ホテルの施設
さすが高級ホテルとあって、リゾート感たっぷりの広々としたプール・ジャグジーを完備。
利用時間は6:00~20:00まで。ライトアップされた夜のプールも雰囲気が良いですね!
フィットネスジム、ラウンジ、プレイルームなどの施設は全てF階にあり、利用時間は6:00~22:00まで。このフロアには嬉しいことに、製氷機も設置されていました。
ラウンジとプレイルーム。
8階には、有名なラリンジンダ・スパ(Rarinjinda Spa)が入っています。営業時間は10:00~24:00まで、ホテルスパにしては手頃な価格で施術で受けられると人気のスパです。
客室(グランデ スイートルーム)
客室へと向かう廊下は、マンションのようなシンプルな造り。この辺はやはりサービスアパートメントなんだなという感じを受けますね。
今回宿泊したのは、69㎡のグランデスイートルーム。客室内はリビング・ダイニングルーム、ベッドルーム、バスルームに分かれており、まるで自宅のような空間が広がっていました。
キッチン・ダイニングスペース。家庭用サイズの大きな冷蔵庫をはじめ、電子レンジやIHコンロといった本格的なキッチンを備えているため、食材を用意すれば自炊できちゃいます。
キッチンには洗濯乾燥機と洗剤も完備。日本語の説明書きがあるので、使い方が分からなくて困った!なんていう心配も要りません。
リビングの隣にあるベッドルームも広さ十分。ホテルの内装と同じく、ホワイトとゴールドを基調にしたインテリアで高級感がありますね!
テレビはリビングとベッドルームの2カ所にあり、NHKや民放各局が視聴可能です。
クローゼットにはセーフティボックスやバスローブが入っています。欧米の住宅のように、ベッドサイドにあるドアから直接バスルームへ行けるスタイルになっていました。
バスルームも広々としており、清潔感があります。バスタブとシャワールームが独立したタイプなので、使いやすかったです。
洗面台の向かって右側がバスタブ、左側がシャワールームというレイアウト。
シャワールームは扉がしっかりと閉まるので、バスルームの床がびしょ濡れにならずに済みました。シャワーの水圧と温度は◎。
トイレは東南アジアでよく見かけるホース式のウォシュレットではなく、ちゃんとしたウォシュレットが付いていました。
高層階の角部屋だったので眺望は抜群!今回アサインされた部屋は、競馬場ビューでした。
大都会バンコクの夜景も楽しめます。防音対策がしっかりとなされているのか、中心部なのに不思議と騒音は聞こえませんでしたね。
アメニティ
スナック&ソフトドリンクのフリーサービス付き。お水は2本無料で、紅茶はスリランカの高級ブランド「Dilmah」のもの。フロントでもらったパスワードを入力すれば、無料Wi-Fiはすぐに使えました。
アメニティは歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、綿棒など一通り揃っています。
シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディローションはホテルオリジナルのものでした。
朝食
朝食はM階の「Horizon Restaurant」にて、時間は6:00~10:30まで。レストランの座席はゆったりと配置されているため、落ち着いて食事することができました。
朝食は和・洋・中が楽しめるインターナショナルビュッフェ。メニューはそれほど多くないですが、どれも美味しかったです。
今回バンコクで泊まったホテルの中では、日本食の種類が一番多かったです。味噌汁、蕎麦、漬物、海苔、厚焼き玉子、温泉卵、煮付けなど。日本食に飢えていた私たちは、どれを食べようか目移りしちゃいました(笑)
エッグステーションでは好きな卵料理を作ってもらえます。
ハムとチーズ。
サラダと南国フルーツでビタミン補給もしっかりと。
一口サイズのケーキ&スイーツコーナー。
タイのローカルスイーツも楽しめます。
まとめ
今回は嬉しいことにアップグレードしてもらい、グランデ スイートルームに朝食付き1泊1室約13,500円で宿泊しました。これだけ贅沢な造りのホテルに、この値段で泊まれるのは、ホテル激戦区のバンコクでもかなりコスパが高いと感じました。近隣の高級ホテルに泊まると1泊20,000~25,000円はしますから、1万円台で泊まれるのはお得ですね!
BTSは二駅利用できるうえに、セントラルワールドやビッグCへ歩いて行けるので、立地も申し分ありません。私たちは帰国前日に泊まったので、お土産を買い込んだり、フードコートでサクッと食事したりと便利でした。バンコク中心部でちょっと良いホテルに泊まりたいけれど、予算は抑えたいという人におすすめのホテルです。
ホテル情報・予約
ホテル名 | グランデ センターポイント ラチャダムリ |
Grande Centre Point Ratchadamri | |
星の数 | ★★★★★ |
住所 | 153/2, Soi Mahatlek – Luang 1, Ratchadamri Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok |
アクセス | BTSラチャダムリ駅まで徒歩3分 |
時間 | チェックイン 14:00/チェックアウト 12:00 |