バンコクで長期滞在していると困ってしまうのが食事と洗濯。そんな問題を解決してくれるのが、全室キッチン&洗濯乾燥機付きのアデルフィ グランデ スクンビット(Adelphi Grande Sukhumvit)です。場所はプロンポン駅から徒歩8分ほど、日本人街も近い閑静なエリアにあります。日本人御用達のホテルのため、朝食には日本食メニューが用意されており、部屋では民放も視聴できました。1泊1万円前後で暮らすように滞在できるので、長期滞在者にとってはありがたいホテルです。
アデルフィグランデ スクンビット
アデルフィグランデスクンビットは、日本人御用達の長期滞在者向けのアパートホテルです。通常のホテルのようにフロント業務や客室清掃といったサービスは行われていますが、全室にキッチンと洗濯乾燥機を完備したマンションのような造りになっています。
私たちがこのホテルに宿泊したのは、現地到着からちょうど一週間を過ぎたあたり。トータルで二週間滞在する予定だったので、洗濯と自炊を兼ねて泊まることにしました。
ホテルの立地
アデルフィグランデスクンビットがあるのは、在住日本人が多く住んでいるプロンポン・トンローエリア。最寄り駅の高架鉄道BTSプロンポン駅からは徒歩8分ほどの場所にあります。ホテルに近いのは1番と3番出口。
プロンポン駅前には、大型ショッピングモールの「エンポリアム」と「エムクオーティエ」があります。この二つのモールは、駅前のスクンビット通りを挟んで向かい側に建っています。どちらのモールにもスーパーとフードコートが入っているので、食事や買い物に便利でした。
お洒落なデザインのエムクオーティエ。営業時間はどちらも10:00~22:00まで。
プロンポン駅からホテルへは、スクンビット通り沿いを200mほど歩き、スーパーのトップスマーケットで左折します。
スクンビット通りから小道に入り、さらに300mほど歩くとホテルに到着です。
この小道にはフード屋台が並び、地元の人で賑わっていました。昼間の雰囲気は明るいですが、夜は暗くなるので夜遊びに出掛けるのはあまり向かないかもしれませんね。
小道をさらにホテルの方へ進んで行くと、緑の多い閑静な住宅街といった雰囲気になります。スクンビット通りから奥まったところにある分、バンコク特有の騒音が気にならずに過ごせたのはメリットですね。
日本人街にあるフジスーパーも徒歩圏内。ここは日系スーパーなので、日本人が欲しい物は大抵手に入ります。
ホテルからプロンポン駅までは、トゥクトゥクでの24時間無料送迎サービスが行われていました。駅まで歩くのはちょっと面倒な距離にあるので、嬉しいサービスですね!
ロビー
思いのほか立派なロビー。客層は日本人ビジネスマンや年配者が中心のため、団体で騒がしい人もおらず、ホテル全体が落ち着いた雰囲気なのも魅力です。
ロビーの一角にあるパソコンコーナー。
無料のドリンクサービスも。
ホテルの施設
ホテルの2階には、手頃な料金のマッサージ店が入っています。営業時間は11:00~23:00。
タイ古式マッサージやフットマッサージが60分280バーツで受けられます。街中のマッサージ店と比べてもリーズナブル。
プールは4階、利用時間は7:00~21:00まで。あまり利用している人はいない感じだったので、タイミングによっては独り占めできちゃうかも!
4階にはフィットネスジムも完備。
レストランは同じく4階にあり、営業時間は5:30~17:00まで。150~200ペソと手頃な料金で、焼きそばやチャーハンが食べられます。自炊も外食も面倒な時は、ここで食べちゃっても良いかもしれませんね。
日本の雑誌や書籍も用意されていました。
客室(デラックススタジオルーム)
今回宿泊したのは、一番安いデラックススタジオのツインルーム。部屋の広さは38㎡もあり、バンコク中心部のホテルにしてはゆったりとした造りになっています。
豪華さはありませんが、ベージュやブラウンを基調とした落ち着いたインテリアのお部屋。ベッドのマットレスはちょっと硬めなので、好みが分かれるかもしれません。
ベッドサイドにはちょっとしたリビングスペースがあり、ワークデスクとソファが置かれています。入口の横には、ダイニングテーブルのセットもありました。
ワークデスクにはWi-Fiルーターが設置されていて、無料でWi-Fiが使えます。全世界対応のマルチコンセントのため、日本のA型コンセントをそのまま差し込めて便利でした。
クローゼットにはガウンやスリッパ、雨傘、アイロン、セーフティボックスが。
ベッド足元にはテレビ付きの仕切り壁があり、キッチンスペースが目隠しされるレイアウトになっていました。テレビはNHKだけでなく、日テレ、フジテレビ、テレ朝といった民放各局が視聴できるのがポイントです。
キッチンスペースには、大きめの冷蔵庫と電子レンジを完備。
ドラム型洗濯機は8㎏なので容量も十分。部屋に居ながらにして、洗濯から乾燥まで済ませられるのは便利ですね~。
シンクとIHコンロ、電気ポット。
お皿やカトラリーも一式揃っています。
鍋とフライパンは部屋にありませんでしたが、フロントに言えば貸してもらえました。
滞在一週間も過ぎれば、タイ料理に飽きて日本食が恋しい…。そこで今回はフジスーパーで買った魚を自炊してみました!献立はナイルティラピアの生姜たっぷり煮付け(笑)
私たちは利用しませんでしたが、ルームサービスも200バーツ前後と安かったです。
広々として清潔感のあるバスルーム。洗面台は二人同時に身支度できるくらいのスペースがあります。ドライヤーの風量も◎。
バスタブは付いていますが、お湯がたまらなかった…。シャワーの水圧と温度もイマイチで、水回りに関しては改善の余地あり、といったところでしょうか。
アメニティ
お水は毎日2本ずつ補充されます。コーヒーと紅茶も。
アメニティは石鹸、シャンプー&コンディショナー、シャワージェル、綿棒など一通り揃っています。洗濯洗剤まで用意されていたのには驚きました。
朝食
朝食会場は4階のレストランで、時間は5:30~10:30まで。さすがビジネスマンも泊まるだけあって、海外のホテルにしては朝早くからオープンしているんですね!
解放感のあるテラス席。
朝食はビュッフェ形式ですが、料理の種類は少なかったです。まあ、長期滞在向けホテルなので仕方ありませんね。
洋食やタイ料理など。
サラダの鮮度は良く、レタスがシャキシャキでした。
味噌汁や白米といった日本食メニューも用意されています。
まとめ
今回はデラックススタジオルームに、朝食付き1泊1室約11,000円で宿泊しました。私たちは、一週間分の大量の洗濯物と半日がかりで格闘しました(笑)これだけの洗濯物をランドリーサービスに出せば高額ですし、コインランドリーに出掛けて洗濯するのも一苦労なので、部屋に洗濯機があるのは本当にありがたかったですね~。
ホテルがあるのはバンコクでも高級住宅街の閑静なエリアとあって、治安の良さを感じました。駅からホテルへの道も綺麗に舗装されて歩きやすかったです。部屋は広くて使いやすいですし、日本人が快適に滞在できる設備が整っていました。洗濯や自炊をしたい長期滞在の方にはおすすめのホテルです。
ホテル情報・予約
ホテル名 | アデルフィ グランデ スクンビット |
Adelphi Grande Sukhumvit | |
星の数 | ★★★★ |
住所 | 16 Sukhumvit Soi 41, Sukhumvit Road, Bangkok |
アクセス | BTSプロンポン駅まで徒歩8分 |
時間 | チェックイン 14:00/チェックアウト 12:00 |