ハノイで人気のスーパー・コンビニでお得にお土産を購入！

2015年10月末、ハノイ中心部から約5キロ離れた場所に「イオンモール ロンビエン」がオープンし話題になっていましたが、ハノイには数年前まで深夜営業のお店やコンビニといった日本では当たり前の小売店がありませんでした。

これまでは飲み物を買いたくても、個人経営の商店で面倒なやり取りをしないと購入できなかったんです。今回久しぶりに訪れたら、夜遅くまで営業しているスーパーマーケットとコンビニが誕生していて便利だったので、詳しく紹介していきたいと思います。

ハノイ中心部のスーパー・コンビニの地図

①インティメックス　②フィヴィマート　③SHOP&GO　④SHOP&GO　⑤SHOP&GO　⑥SHOP&GO　⑦SHOP&GO　⑧サークルK　⑨Fマート

スーパーマーケット

観光客が利用するのに便利なスーパーは3軒あります。ホアンキエム湖の西側にあるインティメックス、ホアンキエム湖の東側にあるフィヴィマート、ホアンキエム湖から少し離れた南西方面にあるシティマートです。特に使い勝手が良い、インティメックスとフィヴィマートを紹介していきます。

インティメックス（Intimex）

インティメックスは、ホアンキエム湖のそばにあるLe Thai To通り沿いにあります。通り沿いには看板があるだけで、建物は奥に入った所にあるのでわかりにくいです。看板の隣には「SeA Bank」という銀行がありますから、見落とさないように気を付けて下さい。

先ほどの看板をくぐって奥に進むと、スーパーの入口があります。1階は生鮮食品や飲料、お菓子、2階は調味料やインスタント麺、生活用品と、品揃え豊富なスーパーです。

バナナやジャックルーツなどの南国フルーツチップスは、お土産としても人気。

蓮茶や菊茶といったお茶の種類も豊富です。

醤油やチリソース、ヌックマムといった調味料もたくさん取り揃えています。

ライスペーパーは大小様々なサイズがあり、ゴマ入りの黒っぽいものもありました。

「Viet Ha」「BIA HANOI」「BIA SAIGON」といったご当地ビールから外国産ビールも。

フィヴィマート（Fivi Mart）

フィヴィマートは、ホアンキエム湖の東側にあるLy Thai To通り沿いにあります。

こちらも入口がわかりにくいのですが、通り沿いに「AEON FIVIMART」と書かれた看板があり、看板の左手奥に進むとスーパーの入口があります。

こちらが入口。看板にも書かれているとおり、日本のイオンと提携しているスーパーです。売り場は1フロアのみで、規模はインティメックスに比べるとやや小さめに感じました。

ヨーグルトは、ベトナムの乳製品製造会社「VINA MILK」のものが多く売られています。現地で食べましたが、フレーバーも色々あって普通に美味しかったですよ。

「AJINOMOTO」や「maggi」の醤油をはじめ、黒味噌やオイスターソースもあります。

パテと呼ばれるレバーペーストの缶詰は、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」のバゲットに塗る具材です。

マントムは、発酵させた小エビのペーストです。

この他にもライスペーパーやお茶、コーヒー、ビール、お菓子、インスタント麺などお土産になりそうなもの、生鮮食品や生活用品とインティメックスに負けないくらいの品揃えでした。

コンビニ

ホーチミンに比べるとまだまだコンビニも少ないハノイですが、旧市街を歩いていると何店舗か見掛けたので、取材できたものだけ紹介します。

一番店舗数の多かったのが、ベトナムのコンビニチェーンである「SHOP&GO」です。おなじみの「サークルＫ」もありましたが、ハノイに進出したばかりなので店舗数は少ないです。SHOP&GOとサークルＫは24時間営業、この他に「Fマート」というコンビニがありました。

SHOP&GO

地図③　SHOP&GO：ホアンキエム湖すぐそばにある小道のHang Hanh通り

地図④　SHOP&GO：ハンクアット通りとLuong Van Can通りが交わる所
地図⑤　SHOP&GO：人気の飲食店が並ぶHang Dieu通り

地図⑥　SHOP&GO：手芸用品店の建ち並ぶハンボー通り
地図⑦　SHOP&GO：Bat Su通りのHanoi Legacy Hotelとなり

その他の店舗を知りたい方は、SHOP&GO 公式サイトをご覧下さい。

サークルK

地図⑧：タンロン水上人形劇場の近く、Hang Be通り

その他の店舗を知りたい方は、サークルK 公式サイトをご覧下さい。

Fマート

地図⑨：①SHOP&GOと同じ、ホアンキエム湖近くにあるHang Hanh通り

おすすめのお土産

スーパーやコンビニで購入したお土産を紹介したいと思います。東南アジアのお菓子は甘すぎて好みではないので購入していませんが、クッキーやチップス、チョコレートやナッツ類といった定番のお菓子は売られていましたよ。

左：ツバメの巣ジュース　5,900ドン
右：炭酸スポーツドリンク Revive、炭酸エナジードリンク STING　8,000ドン

フルーツの果肉のようにツブツブとしたツバメの巣が入っている、やや甘めのジュースです。変な味やにおいはないので、飲みやすいと思います。金色の缶にツバメのイラスト入り。
炭酸飲料は暑い国らしく、やや甘め、炭酸きつめになっています。

ベトナム産ビール BIA SAIGON　13,800ドン、HALIDA　9,000ドン

ベトナム産ビール LARUE、Viet Ha　11,000ドン

どのお店でもBIA SAIGONはやや高め、その他3つはやや安めという価格設定でした。やはり高いだけあるのか、この中ではBIA SAIGONが一番美味しかったです。

蓮茶　14,400ドン、アーティチョーク茶　14,600ドン（どちらもティーバッグタイプ）

蓮茶はフルーティーなハスの香りがして飲みやすいので、お土産にもおすすめです。個人的にはおみやげの中で蓮茶が一番気に入ったので、次回も自宅用にリピート決定！アーティチョーク茶はやや苦めの味ですが飲みやすく、二日酔いに効くそうです。

レモン塩コショウ　8,300ドン、マントム　8,600ドン、醤油　8,200ドン、ホットチリソース　10,300ドン

レモン塩コショウはその名の通り、レモン風味のさっぱりとした塩コショウです。マントムは小エビを発酵させたペーストで、生春巻きなどのつけダレとして使われます。見た目からしてグロテスクなのですが、強烈なにおいがしますのでご注意を…。

醤油のパッケージには富士山が描かれていて何とも日本的だなと思ったら、味の素が製造していました。醤油もチリソースもクセがなく、どの料理にも合わせやすいです。

フォーのインスタント麺（シーフード・牛肉・鶏肉味）　5,000～5,100ドン

パッケージにはイラストが描かれているので大体の味は予想できます。フォーボー（PHO BO）が牛肉味、フォーガー（PHO GA）が鶏肉味です。独特の味が苦手な人は、Cay＝辛い、Chua＝酸っぱいと書かれているものは避けるといいかも。

フォーのカップ麺（牛肉と鶏肉味）　約10,000ドン

コンビニにはフォーのカップ麺が売られていましたが、ややお高めです。日本のカップ麺より調味料の数が多く、袋が空けにくい…。

香草や香辛料がけっこう入ってますが、牛と鶏ベースであっさりと食べやすい味でした。

まとめ

旅先ではスーパーやコンビニをチェックするが楽しみです。地元の人の生活や食習慣を垣間見ることができるし、バラマキ用のお土産も格安で購入できます。ベトナム雑貨も可愛いけれど、ちょっと変わった食品みやげも渡してみてはいかがですか。