ホテル競争が激しいため、コスパの良い高級ホテルが数多くあるバンコク。そんなバンコクでもリーズナブルに泊まれると評判の5つ星ホテル、プルマン バンコク ホテルG(Pullman Bangkok Hotel G)に宿泊してきました。場所はBTSチョンノンシー駅から徒歩8分ほどの場所にあり、最新スポットの「マハナコン」へも歩いて行けます。お洒落で洗練されたホテルなのに1泊15,000円前後で泊まれて、朝食も美味しいホテルでした。ちょっと良いホテルに泊まりたいけれど、予算は抑えたいという人におすすめのホテルです。
プルマン バンコク ホテルG
プルマンホテルは、世界中でホテル展開するアコーホテルズの上級ブランド。ホテル激戦区のバンコクには、ここ「プルマン バンコクホテルG」のほかに、「プルマン バンコクグランデスクンビット」「プルマン バンコクキングパワー」という3軒のプルマンホテルがあります。
38階建ての高層ホテルということもあり、低層階のお部屋からでもバンコク市内を一望できるのがこのホテルの魅力です。夜景がすごく綺麗なので、女性やカップルにもぴったり!
レセプションには日本語の話せるスタッフが居て、Wi-Fiのパスワード入力画面まで日本語対応でした。日本人宿泊客もたくさん見かけたので、安心して泊まれそうな雰囲気です。
洗練されたデザインのロビー。まるでお洒落カフェみたいですね!
ホテルの立地
プルマン バンコクホテルGがあるのは、高級ホテルが点在するオフィス街のシーロムエリア。繁華街のスクンビットエリアに比べ、静かで落ち着いた雰囲気のエリアでした。ホテルの最寄り駅は、高架鉄道BTSチョンノンシー駅です。
チョンノンシー駅前には、バンコクの新しいランドマーク「マハナコン」があります。ブロックを積み上げたような奇抜なデザインの高層ビルで、ホテルやコンドミニアム、ルーフトップバー、展望台などが入る複合施設です。
チョンノンシー駅からホテルへは徒歩8分ほど。ホテルまでの道は綺麗に整備されており、道幅が広いので歩きやすかったです。
▲ 駅からホテルへの行き方
BTSの高架沿いを真っすぐに進む → 片側2車線のシーロム通り横断してから左折する → 200mほど歩くとプルマンホテルに到着です。
駅からホテルへ向かう途中には、レートの良い両替所のスーパーリッチがありました。
ホテルのすぐ隣にはセブンイレブンも。
バンコクを代表する歓楽街、パッポン通りとタニヤ通りが徒歩圏内にあります。タニヤ通りは日本人向け歓楽街ということもあり、夜遊びを満喫したい人にもぴったりのホテルです。
パッポン通りでは毎晩ナイトバザールを開催。服や雑貨の露店がゴチャゴチャと並び、いかにもバンコクらしい光景が広がっていました。
そして「サイアムパラゴン」などの大型ショッピングモールが集まるサイアム駅へは、チョンノンシー駅から乗り継ぎなしで行けて便利です。
ホテルからBTSサラデーン駅へは、トゥクトゥクでの無料送迎サービスが行われています。8:00~16:00まで1時間毎、毎時00分に出発です。駅まで歩くのはちょっと面倒な距離にあるので、嬉しいサービスですね!
ホテルの施設
プールやサウナ、フィットネスジムといったホテルの施設は全て5階にあります。ホテル規模のわりに、プールはちょっと小さいかな。
プールからの見晴らしは抜群で、目の前には「マハナコン」がそびえ立っていました。
サウナとジャグジーも完備。
トレーニング器具の充実したフィットネスジム。皆さん鍛えていますね!
このホテルの代名詞とも言えるルーフトップバー「スカーレット ワインバー&レストラン」は37階にあります。営業時間は16:00~23:00まで、ほかのルーフトップバーに比べ手頃な価格でお酒を楽しめるのが魅力です。
客室(デラックスルーム)
ホテルの設備は全体的に古さを感じるものの、綺麗にリノベーションされていました。
今回宿泊したのは、一番安いデラックスダブルルーム。部屋は34㎡とまずまずの広さ。
床から天井まである大きな窓からの眺望がポイント!窓ガラスが薄いせいなのか、バンコク特有の騒音がちょっと気になりましたね。
バンコクの街並みが一望でき、真下にはBTSの高架も見えました。
今回アサインされた部屋はマハナコンビュー!こうやって見ると、今にも崩れ落ちそうなデザインなんですね~。
ベッドの足元には、ワークデスクと壁にはめ込まれたテレビがあります。
入口のすぐ横にはクローゼット、ミニバー、バゲージラック。
冷蔵庫、電気ケトル、セーフティボックスを完備。5つ星ホテルなのにバスローブとスリッパがなかったのは残念…。紅茶はスリランカの高級ブランド「Dilmah」のもので、お水は毎日2本ずつ補充されました。
部屋の大きさのわりに、バスルームは広めに感じました。洗面台には大理石が使われていて高級感があります。
バスタブとシャワールームは独立したタイプなので使いやすかったです。お湯のたまるスピードが早く、熱さも申し分ありません。
シャワールームは扉がしっかりと閉まるので、バスルームの床がびしょ濡れにならずに済みました。なぜかシャワーの水圧は弱いという不思議な現象が…(笑)
アメニティ・コンセント
アメニティは、歯ブラシやカミソリなど一通り揃っています。
シャンプー、コンディショナー、シャワージェルはホテルオリジナルのもの。石鹸だけ「C.O.BIGELOW」だったのはコストカットなのかな?(笑)
全世界対応のマルチコンセントのため、日本のA型コンセントをそのまま差し込めて便利です。Wi-Fiは無料、部屋番号と苗字を入力すればすぐに使えました。
夜のホテル
昼間の景色も素晴らしかったですが、夜になると雰囲気は一変。大都会バンコクのまばゆいほどの夜景が望めます。
美しく輝くマハナコン。
プールもライトアップされ、マハナコンが綺麗に見えました。
朝食
朝食会場のレストランは2階にあり、時間は6:00~10:30まで。ホテル規模のわりにレストランは小さめで、テーブルの間隔もちょっと狭かったですね。
朝食は和・洋・中が楽しめるインターナショナルビュッフェ。さすが5つ星ホテルとあって、料理のディスプレイが工夫されていて可愛かったです。メニューの種類も多くて美味しかったので、満足できる朝食となりました。
可愛い瓶に入ったオレンジ、アップル、パイナップル、グァバのジュース。
エッグステーションでは好きな卵料理を作ってもらえます。
自家製のジャムやハチミツ。
アジアンフードコーナーには、インド料理やタイ料理が用意されていました。
ちょっとずつ楽しめる、瓶入りのヨーグルト。
ドラゴンフルーツやパパイヤなど、南国フルーツもいっぱい!
グルテンフリーのパンやシリアルのコーナー。
お洒落なメイソンジャーサラダは、好きなドレッシングで楽しめます。
健康に良さそうなデトックスドリンクも。ケールやレモンなどを使った青汁的なドリンクや、ミント入りのスイカジュースが用意されていました。
まとめ
今回はデラックスルームに、朝食付き1泊1室約12,000円で宿泊しました。いくつか気になる点はあるものの、トータルで見るとコスパは良いホテルだと感じました。このホテル名物のルーフトップバーに行きたかったのですが、取材が忙しくて願いは叶わず…。次回バンコクを訪れた際は、リベンジしに行ってみたいです。
バンコクのホテル価格は年々上昇しているので、この値段でこのレベルのホテルに泊まれるのならお得度は高いと思います。5つ星ホテルというよりも4つ星くらいに思っておくと、満足度が上がるかもしれません。とってもお洒落なホテルなので女性やカップルにおすすめですし、パッポンやタニヤ通りにも近いから夜遊び派にもぴったりのホテルです。
ホテル情報・予約
ホテル名 | プルマン バンコク ホテルG |
Pullman Bangkok Hotel G | |
星の数 | ★★★★★ |
住所 | 188 Silom Road, Bangrak, Bangkok |
アクセス | BTSチョンノンシー駅まで徒歩8分 |
時間 | チェックイン 14:00/チェックアウト 12:00 |