セブ島のグルメスポットと言えば、シーフードが食べられるマリバゴレストランや高級ホテルのレストランが人気です。しかしこういった人気レストランは、タクシーに乗らないと行けない場所にあったり、値段が高かったりします。わざわざ出掛けるのは億劫だし、ちょっと気軽にご飯を食べたい、食事代を安く済ませたいという時もありますよね。
そこで今回は、ショッピングモールに入っている手頃なレストランを中心に、セブ島のおすすめグルメスポットを紹介していきます。観光客にも人気のアヤラモールとSMシティモールのレストランばかりなので、観光や買い物のついでに立ち寄りやすいですよ。
セブ島のおすすめグルメスポットの地図
今回紹介するグルメスポットは、①アヤラモール ②SMシティモール ③SMシーサイドモール ④アイランドセントラルマクタンに入っているお店が中心です。
アヤラモールは、新館「ザ・テラス」の方に飲食店が多く集まっています。
月曜~木曜 10:00~21:00、金曜・土曜 10:00~22:00
SMシティモールの飲食店は、1階と地下階に多くあります。
月曜~日曜 10:00~21:00
クヤジェイ(フィリピン料理)
KUYA J(クヤジェイ)は、フィリピン全土で100店舗以上を展開するフィリピン料理のレストランチェーンです。SMモールやアヤラモールなどの人気ショッピングモールには必ずと言っていいほど入っているので、気軽にフィリピン料理を食べたい時にはぴったりのお店。セブ島で観光客が行きやすいのは、以下の3店舗とSMシーサイドモール店です。
①アヤラモール店(新館ザ・テラス2階)
②SMシティモール店(1階) 場所はラディソンブルホテル側の5番入口すぐのところ。
③アイランドセントラルマクタン店(1階)
メニューは豊富で、フィリピン伝統の肉料理やシーフード料理、スープ、デザートなどが揃っていました。焼きそば「パンシットカントン」は165ペソ、豚肉炒め「シシグ」は210ペソ、ベビーホタテのチーズ焼きは209ペソで食べられます。
揚げ春巻き「ルンピア」は180ペソ。中には豚のひき肉が入っていて、誰でも食べやすい味かと思います。
セブ島を訪れたら、フィリピンの名物デザートであるハロハロは欠かせません!私達は、ウベのハロハロ=紅芋のかき氷(109ペソ)をオーダー。ハロハロには「混ぜ混ぜ」という意味がある通り、ゼリーやフルーツなど色んな具材がトッピングされていました。日本人にはちょっと甘すぎるので、シェアして食べた方がいいかも(笑)
フカッド/ゴールデンカウリー(フィリピン料理)
hukad(フカッド)はフィリピン全土で約40店舗を展開し、セブ島でも指折りの人気を誇るフィリピン料理のレストランチェーンです。Golden Cowrie(ゴールデンカウリー)は、そのフカッドの姉妹的な存在のレストラン。
フカッドは、アヤラモールの新館ザ・テラス2階に入っています。
週末のランチタイムということもあり、店内は満席でした。
フカッドのメニューは、1〜2人前の「GAMAY」、3〜4人前の「DAKU」の2サイズに分かれています。手頃なメニューだと150ペソ~、肉やシーフード料理なら250ペソ~食べられるものが多かったです。フィリピン料理は脂っこくて味の濃いものが多いですが、ここは日本人も食べやすい味付けでした。
ポークシシグ(190ペソ)に、卵のトッピング(12ペソ)を追加してオーダー。シシグは細かく刻んだ豚肉と玉葱、唐辛子などをミックスした鉄板焼き料理です。しょっぱいので、ガーリックライスと一緒に食べると美味しかったですよ~。
揚げ春巻き「ンゴヨン」は85ペソ。フィリピンでは屋台などでよく食べられるストリートフードで、中には野菜が入っています。
パイナップルときゅうりのフレッシュジュースは、ピッチャーサイズで350ペソ。店内に居たほぼ全てのお客さんが頼んでいたので、私達もつられてオーダーしてみたのですが、ちょっと味がぼけてたかな~(笑)
ゴールデンカウリーは、SMシティモールの地下1階とアラヤモールの4階に入っています。姉妹店ということもあり、メニューはフカッドとあまり変わらないのかなと感じました。
マクシズ(フィリピン料理)
MAX’S(マクシズ)は、フィリピン全土のみならずアメリカやカナダにも進出するレストランチェーンです。主要ショッピングモールの中には必ずと言っていいほど出店していて、あちこちで見かけます。メニューはフライドチキンや丼物が中心で、ファミレスとファストフードの中間のような雰囲気でした。
①アヤラモール店(新館ザ・テラス1階)
②SMシティモール店(3階)
ジェリーズグリル(フィリピン料理)
Gerry’s Grill(ジェリーズグリル)は、フィリピン全土で100店舗以上を展開するフィリピン料理のレストランチェーンです。肉料理やシーフードをはじめ、スープ、デザートまで豊富に揃っています。メニューや価格を比べると、クヤジェイに似ているなという印象を受けました。下記2店舗のほかに、アヤラモール店もあります。
①SMシティモール店(1階) 正面入口の7番を入ってすぐのところ。
②アイランドセントラルマクタン店(1階)
野菜の塩辛炒め「ピナクベット」は195ペソ、イカのグリル焼き「イニハウナプシット」は405ペソ、豚足の唐揚げ「クリスピーパタ」は555ペソ。肉料理は300~400ペソ、シーフードは200~300ペソで食べられるものが多かったです。
チカアン(フィリピン料理)
Chika-an(チカアン)は、セブ島で人気のフィリピン料理レストランです。こちらのSMシティモール店(1階ラディソンブルホテル側の5番入口そば)をはじめ、アヤラモール店(新館ザ・テラス3階)、SMシーサイドモール店などがあります。
他のフィリピン料理レストランと同じように、お肉料理やシーフードなどが食べられます。牛肉の煮込みスープ「ポチェロ」は430ペソ、豚足の唐揚げ「クリスピーパタ」は425ペソ、フィリピンの代表的な魚「バンガス」のグリルは220ペソ。
カフェラグーナ(フィリピン料理)
Cafe Laguna(カフェラグーナ)は、お洒落なフィリピン料理レストランです。他のレストランに比べて店舗数は少ないですが、アヤラモール(新館ザ・テラス1階)やSMシーサイドモールなどに入っています。
SMシティモール店(1階正面入口6番すぐ)の隣には、ちょっと高級なフィリピン料理レストラン「mesa」もあります。
店名にカフェとは付いていますが、普通にお肉やシーフード料理などが食べられます。スープは300ペソ、麺料理は250ペソ、チキン・ポーク・シーフード料理は200~300ペソ程度で食べられるものが多かったですね。
チョビチョビ(シーフード料理)
Choobi Choobi(チョビチョビ)は、フィリピン全土で約30店舗を展開するシーフード料理が自慢のレストランチェーンです。セブ島ではSMシティモール店(2階)が一番行きやすいでしょう。マスコットキャラクターにはエビが使われている通り、エビ料理が人気のお店です。
看板メニューの「シュリンプ イン ア バッグ」は、頭から尻尾までそのまま食べられるエビのグリル。1パウンドサイズは365ペソ、半分のハーフパウンドは195ペソで、味付けは4種類から選べます。他にもムール貝やカニのグリルなど、色んなシーフード料理が揃っていました。
ハウスオブレチョン(豚の丸焼き)
House of Lechon(ハウスオブレチョン)は、アヤラモールのそばにあるレストランです。ショッピングモールの中にあるお店ではありませんが、今回は例外的に紹介します。というのも、フィリピン名物の豚の丸焼き(レチョン)が手頃に食べられるレストランだから!
店内はとっても雰囲気が良く、旅行者も安心して行ける清潔なお店です。
看板メニューのレチョンをはじめ、シシグやシニガンスープなどのフィリピン料理も食べられます。1品200~300ペソのものが多い感じ。海外あるあるですが、どのメニューも全体的に量が多いので様子を見ながら注文した方が良いです。
レチョンは1人前の「1/8キロ」から5~6人前の「1キロ」まで、5サイズの中から選べます。私達は2~3人前の1/2キロサイズ(440ペソ)をオーダー。皮はパリパリ、身はフワフワ、タレは塩だしっぽいので食べやすい味でした。お皿が豚の形になっていて可愛いですよね~。
ベビーホタテのチーズ焼き(290ペソ)とガーリックライス(70ペソ)も。ホタテ焼きはちょっと濃いめのクリームチーズソースがたっぷり塗られていて、ご飯に良く合いました。
マンゴーを贅沢に使ったマンゴーシェイク(110ペソ)は、キンキンに冷えて美味し~い!料理の味、値段、お店の雰囲気、どれを取っても大満足できるレストランでした。
ズブチョン(豚の丸焼き)
Zubuchon(ズブチョン)は、レチョン(豚の丸焼き)が手頃な価格で食べられるチェーン店です。マニラを中心に約20店舗を展開しており、セブ島にはSMシティモール店(地下1階)のほか、SMシーサイドモール店、マクタン島のマリーナモール店があります。
レチョンはSサイズ350ペソ、Mサイズ650ペソ、Lサイズ980ペソ。ズブチョンの姉妹店であるズブチョンエクスプレスでは、レチョンとライスのセットが199ペソで食べられます。
ジョリビー(フィリピンの国民的ファストフード)
Jollibee(ジョリビー)は、フィリピンの国民的人気を誇るファストフードです。フィリピン国内だけでも1,000店舗以上を展開し、アメリカや中東など世界にも進出しています。あのマクドナルドがフィリピン国内でシェア1位を取れないのは、あまりにもジョリビーが人気すぎるからだとか(笑)
ジョリビーはショッピングモールのみならず、街のあちこちに店舗があります。これだけ店舗があるのに、どの店も常に混雑していたのには驚きました。セブ島で観光客が行きやすいのは、こちらの①SMシティモール店(1階)と以下の2店舗でしょうか。
②SMシティモール店(3階)
③アヤラモール店(本館中央吹き抜け3階)
ジョリビーはマクドナルドと違い、ハンバーガーだけでなくスパゲティやハンバーグなど色んなメニューがあるのが面白いところ。一番人気のメニューは、フライドチキンとライスがセットになったチキンジョイ(175ペソ)です。日本人からすると、チキンにライスの組み合わせというのは何とも不思議ですよね~。
チョーキン(中華料理のファストフード)
chowking(チョーキン)は、ジョリビーと並ぶ超人気の中華料理ファストフードです。ジョリビーとは同系列のお店なので、フィリピン全土でたくさんの店舗を展開しています。ジョリビーほどではないですが、ショッピングセンターや街中などあちこちで見かけました。
①SMシティモール店(1階) 正面入口4番すぐのところ。
②アヤラモール店(本館中央吹き抜け3階)
メニューは中華麺やシュウマイをはじめ、酢豚、春巻き、チャーハンなどが揃っています。値段は100~200ペソもあればお腹いっぱいになる感じ。ファストフードで中華が食べられるってなかなか面白いですよね。
牛バラ麺のビーフマミ(ドリンク付き145ペソ)をオーダー。ラーメンみたいな感じで、日本人も食べやすい味でした。
マンイナサル(グリルチキンのファストフード)
Mang INASAL(マンイナサル)は、フィリピン全土で450店舗以上を展開するグリルチキのファストフードです。ジョリビーやチョーキンとは同系列のお店なので、美味しくないはずがありません。名物のグリルチキンだけでなく、ポークBBQやシシグなども格安で食べられます。
セブ島では、SMシティモール店(地下1階)が一番行きやすいかと思います。
ジョリビーやチョーキンに比べると店舗数が少ないせいか、店内は大混雑!番号札を立てて席で待つのですが、料理が運ばれてくるまでに10分くらい待ちました。
一番人気のメニューは、グリルチキンとご飯がセットになった「チキンイナサル」です。鶏もも肉と鶏むね肉が選べますが、今回は鶏むね肉セット(ドリンク付き126ペソ)をオーダー。甘辛いタレで炭火焼きされているので、日本人好みの焼き鳥っぽい味でした。
リブシャック(BBQのファストフード)
RIBSHACK(リブシャック)は、フィリピン全土で展開するBBQのファストフードです。店舗数はジョリビー系列に比べるとそれほど多くありませんが、主要ショッピングモールの中に入っています。
SMシティモール店(地下1階)のほか、SMシーサイドモールにも店舗があります。
店内は広めなのですが、座る場所が全くないほど混雑していました。
人気メニューはバックリブ189ペソ、ポークBBQ109ペソ、スペアリブ99ペソなど。これらのメニューには、「アンリミテッドライス」=無料のライスおかわりし放題が付いています。
ワタミ(日本食)
Watami(ワタミ)は、日本でもお馴染みの居酒屋「和民」が運営する日本食レストランです。セブ島にはたくさんの日本食レストランがありますが、本物の味を食べたくなったらココがおすすめ!アヤラモールの新館ザ・テラス1階に入っています。
店内に入ると、フィリピン人の店員さんが「イラッシャマセ~!」と元気に挨拶してくれました。嬉しいことに、急須と湯飲みで温かいお茶のサービスもあります。私達は体調を崩して無性に日本食が食べたくなったので、二日連続で通ってしまいました…。
半熟卵の乗った、東京牛丼(285ペソ)をオーダー。味付けは現地人の味覚に合わせてやや濃いめですが、文句なしに美味しい!!
夫はかつ丼(345ペソ)を頼んで大興奮(笑)この他にもラーメンや寿司、サバの塩焼き定食、サーモン焼き魚定食、とんかつ定食といったメニューがありました。値段は300~600ペソとちょっと高めですが、日本食が恋しくなったらワタミへLet’s Go!
呑ん気(日本食)
最後に紹介するNONKI(呑ん気)は、セブ島で6店舗を展開している日本食レストランです。ワタミと同様に値段は高めですが、変な日本食レストランに行くぐらいだったらココの方がおすすめです。観光客はこちらのSMシティモール店(1階)が行きやすいと思います。
呑ん気は、お得なランチメニューやセットメニューをやっているのがポイントです。ランチは寿司・刺身・天ぷらセットが410ペソ、中落ち丼・たぬきうどんセットが380ペソ。ちらし寿司・もり蕎麦セット370ペソ、すき焼き・刺身セット485ペソといったメニューもありました。