ソウル旅行のお楽しみと言えば、韓国グルメの食べ歩きですよね。焼肉のサムギョプサルやタッカルビ、麺料理のカルグクス、石焼ビビンバなど美味しいものがいっぱい!ボリュームたっぷりなのに、手頃な価格で食べられるのも本場ソウルの魅力です。
名店がひしめき合うソウルでは、どこで食事すればいいか迷ってしまうと思います。そこで今回は定番のグルメスポットが集まる明洞エリアを中心に、ソウルのおすすめレストランを紹介していきます。
ソウル・明洞のおすすめレストランの地図
①明洞餃子 ②神仙ソルロンタン ③ミカボン ④コンジハウス ⑤王妃家(明洞本店) ⑥王妃家(2号店) ⑦ユガネ(1号店) ⑧ユガネ(3号店) ⑨ペクチェサムゲタン ⑩全州中央会館 ⑪明洞咸興麺屋 ⑫ソルビン ⑬ココホド ⑭武橋洞プゴグッチッ
ソウルでは、まず人気のグルメスポットが集まる明洞(ミョンドン)エリアから攻めていくのがおすすめです。他にも「広蔵市場」と「南大門市場」もグルメスポットとして有名なので、観光ついでに訪れるといいでしょう。
明洞餃子(カルグクス)
ソウルのグルメスポットでまず絶対に外せないのが、明洞餃子というカルグクス(手打ちうどん)の名店です。場所は明洞のど真ん中に位置し、ソラリア西鉄ホテル明洞の向かい側にあります。
「ミシュランガイド」にも掲載され、平日でも行列が出来るほどの超人気店!回転率は早い方ですが、ランチとディナーは時間を少しずらして行くといいかもしれません。
メニュー表には日本語の説明書きがあるので、オーダーしやすかったです。
看板メニューのカルグクスは8,000ウォン。あっさりとした鶏だしスープのうどんに、ワンタンと鶏ミンチがのっています。ツルツルッと喉越しが良くて食べやすいですが、見た目以上にボリュームたっぷりでした。
マンドゥ(蒸し餃子)10,000ウォンは、カルグクスと一緒にオーダーするのが定番。一口サイズの餃子の中に、肉と野菜がぎっしりと詰まっています。ニンニクがガッツリと効いていて、パンチのある味わいでした。
営業時間:10:30~22:00
アクセス:地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩2分
神仙ソルロンタン (ソルロンタン)
神仙ソルロンタンは、チェーン展開しているソルロンタン(牛肉スープ)のお店です。その中でも観光客が行きやすいのは「明洞店」で、場所はロイヤルホテルソウルの斜め向かい側にあります。
優しい味わいのソルロンタンは、朝ご飯のメニューとして定番ですが、食べ過ぎて胃腸が疲れている時や辛い物が苦手な人にもおすすめ。24時間営業の店というのもポイントです。
メニュー表には日本語も表記されているので分かりやすかったです。
看板メニューのソルロンタンは8,000ウォン。牛骨を長時間煮込んで作られたスープに、牛肉のスライスとたっぷりのネギが入った一品です。濃厚な味わいなのに、不思議とあっさりしているので食べやすかったです。スープ自体には味が付いていないので、自分で塩・コショウを足したり、無料のキムチを入れたりして頂きます。
営業時間:24時間
アクセス:地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩5分
ミカボン(アワビ粥)
ミカボン(味加本)は、神仙ソルロンタンと同じビル(一つ上のフロア)にあるアワビ粥の名店です。優しい味わいのアワビ粥は朝食にぴったりのメニューとあって、店の前には朝から大行列が出来ていました。日本で食べると高いアワビですが、ここではアワビ粥が10,000ウォンで食べられちゃいます。
営業時間:7:30~22:00(16:00~17:00は中休み)
アクセス:地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩5分
コンジハウス(アワビ粥)
コンジハウスは、ミカボンの二軒隣にあるアワビ粥のライバル店です。今回訪れたのは「明洞1号店」ですが、明洞駅の近くに2号店もあります。
ミカボンの行列を見た私達は心が折れ、コンジハウスで食べることに(笑)ミカボンほどではないにしろ、店内はそこそこ混雑していました。
日本語の書かれたメニュー表。
看板メニューのアワビ粥は、10,000ウォンとリーズナブル。お粥にはアワビのエキスがしっかり出ており、アワビのスライスが贅沢に入っていました。濃厚なアワビの味が口いっぱいに広がって、朝から幸せな気分になれちゃいますよ~。
営業時間:7:30~20:00(15:30~16:30は中休み)
アクセス:地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩5分
王妃家(サムギョプサル)
王妃家は、豚肉のサムギョプサルや韓牛のカルビが食べられる焼肉店です。数店舗を展開するチェーン店で、今回訪れたのはナインツリーホテル明洞のそばにある「明洞本店」です。
王妃家で特に人気なのが、お得なランチタイム(11:30~17:00)メニュー。
お昼だというのに、店内は満席状態でした。
今回はランチメニューの牛バラ肉定食(14,000ウォン)と豚カルビ定食(13,000ウォン)を一人前ずつオーダー。次々とテーブルに並べられるお皿に、あ然としてしまいました…(笑)
お肉はとっても柔らかいうえ、味付けもちょうど良いので、いくらでも食べられちゃう感じ!チゲスープ、ビビン麺、サラダ、ナムル、キムチ、韓国海苔など、ボリュームたっぷりのおかずに大満足でした。
営業時間:11:30~23:00
アクセス:地下鉄4号線明洞駅9番出口から徒歩2分
王妃家2号店の周辺にはレートの良い両替所が集まっているので、両替ついでに食べに行ってもいいかもしれませんね。
営業時間:11:30~23:00
アクセス:地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩5分
ユガネ(チーズタッカルビ)
ユガネは、韓国全土でチェーン展開するタッカルビの専門店です。明洞1号店は、相鉄フレッサインホテル明洞の斜め向かい側にあります。
営業時間:11:00~24:00
アクセス:地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩3分
今回訪れたのは、明洞駅の近くにある「ユガネ3号店」です。
ユガネは明洞だけでも4店舗あるので、店内はちょうどいい混雑具合でゆったりと食事することができました。
タッカルビはそのまま食べてもいいですが、チーズや餅といったトッピングを追加して食べるのが定番です。辛い物が苦手な人のために、辛くないタッカルビも用意されていましたよ。
サラダとキムチはセルフサービス。
店員さんが調理してくれるので、出来上がりまで待つだけでOK。油がはねないようにカバーがされており、エプロンも用意されていました。鶏肉と野菜にコチュジャンを加え、鉄板の上でジュージューと焼いていきます。美味しそうな匂いがたまらない~!
今回はタッカルビの二人前19,000ウォン、チーズと餅のトッピング各2,000ウォンをオーダー。味付けは濃いめなので、ご飯を入れてちょうどいい感じの味になりました。柔らかいお肉にチーズがトロリと絡んで病みつきになっちゃいます。
営業時間:10:00~24:00
アクセス:地下鉄4号線明洞駅6番出口から徒歩2分
ペクチェサムゲタン(サムゲタン)
ペクチェサムゲタン(百済参鶏湯)は、50年以上も続くサムゲタンの老舗店です。場所は明洞のメインストリートから一本入ったところにあります。
歴史を感じるノスタルジックな店内。
サムゲタンは、若鶏を丸ごと一匹を煮込んで作る韓国の伝統料理です。鶏の中には高麗人参、もち米、ニンニクなどの具材が入っています。サムゲタンを注文すると人参酒がサービスで出されますが、アルコールが強烈なのでお酒が弱い人は微妙かも…。
今回はサムゲタン16,000ウォン、山参培養根サムゲタン21,000ウォンをオーダー。山参培養根はさらに栄養価の高い高麗人参とのことでしたが、味の違いはよく分からず(笑)お肉はホロホロに柔らかく、あっさりとした漢方味のスープは食べやすかったです。さすが滋養食とあって、食後は体がポカポカに温まりました!
営業時間:9:00~22:00
アクセス:地下鉄4号線明洞駅6番出口から徒歩5分
全州中央会館(石焼きビビンバ)
全州中央会館は、ロジワールホテルソウルの裏側にある石焼きビビンバの専門店です。日本でもお馴染みのビビンバですが、なんとここが石焼ビビンバの発祥の店だとか!看板メニューの全州石焼きビビンバは10,000ウォンで、30種類以上の具材が入っているのが特徴です。
営業時間:9:30~22:30
アクセス:地下鉄4号線明洞駅6番出口から徒歩2分
明洞咸興麺屋(冷麺)
明洞咸興麺屋は、「明洞餃子」の裏通りにある冷麺の専門店です。冷麺発祥の地である北朝鮮出身の初代オーナーが始めた店とあって、観光客だけでなく地元っ子にも評判です。
冷麺はスープ冷麺、混ぜ冷麺、エイの刺身入り冷麺の三種類があり、各10,000ウォンで食べられちゃいます。
営業時間:9:30~21:30
アクセス:地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩3分
ソルビン(かき氷)
ソルビン(雪氷)は、韓国スイーツの定番となったフワフワかき氷のお店です。日本にも店舗はありますが、やっぱり本場の韓国でも食べてみたいですよね!今回紹介するのは、明洞のど真ん中に位置する「明洞1号店」です。
晩ごはんの後に訪れたので、店内は空いていました。
マンゴー、メロン、ベリー、抹茶など色んな種類のかき氷があります。ソルビンのかき氷は凍らせた牛乳を削って作られるので、氷がきめ細かくて口の中であっという間に溶けてしまうのが特徴です。
看板メニューのきなこ餅かき氷は7,900ウォン。きなことアーモンドが香ばしくて、練乳をかければさらに美味しさUP!かき氷にしてはちょっと高いですが、シェアして食べれる大きさなのでコスパは悪くなかったですよ。
営業時間:11:00~23:00
アクセス:地下鉄4号線明洞駅6番出口から徒歩5分
ココホド(クルミまんじゅう)
ココホドは、韓国全土でチェーン展開するクルミまんじゅうの専門店です。その中でも観光客が行きやすいのは、明洞聖堂の前にある「明洞聖堂店」です。
クルミまんじゅうは、箱なしだと12個入り3,000ウォン、20個入り5,000ウォンです。化粧箱入りだと12個入り3,500ウォン、22個入り6,500ウォン。こしあんと香ばしいクルミが入ったまんじゅうで、どこか懐かしい味わいでした。ちょっとしたおやつにもぴったりですし、お土産にしても年代問わず喜ばれる味だと思います。
営業時間:9:30~20:00(日曜定休)
アクセス:地下鉄4号線明洞駅8番出口から徒歩7分
武橋洞プゴグッチッ(干し鱈スープ)
最後に紹介する武橋洞プゴグッチッは、「プゴグッ」という干し鱈スープの専門店です。明洞の繁華街からは離れていますが、わざわざ行く価値アリのお店です。平日のランチタイムにサラリーマンが行列に並んでいたので、そんなに美味しいの?!と思い、私達もつられて並んでみることに(笑)
店員さんの連携プレーが半端なく、待ち時間は10分ほどで入店できました。メニューは干し鱈スープのみなので、オーダーしなくても着席するとすぐに料理が運ばれてきます。
干し鱈スープ(プゴグッ)は一人前7,500ウォン。タラの切り身、豆腐、ふわふわ玉子、ネギが入った優しい味わいのスープです。スープは薄味なので、オキアミの塩辛を入れて味を調節します。あっさりとしているのに、コクがあって確かにリピートしたくなる味でした。
営業時間:平日7:00~20:00、土日7:00~16:00
アクセス:地下鉄2号線乙支路入口駅1番出口から徒歩5分