今回のバリ島旅行の最終日は、デンパサール空港に直結したノボテル バリ ングラライ エアポート(Novotel Bali Ngurah Rai Airport)に宿泊しました。国際線ターミナルと国内線ターミナルのどちらにも徒歩でアクセスできるため、到着日や帰国日の深夜・早朝フライトに便利で、宿泊料金もリーズナブルなホテルでした。客室・プール・朝食・空港へのアクセス方法など、実際に滞在して分かったホテル情報を紹介していきます。
ノボテルバリングラライエアポート
ノボテル バリ ングラライ エアポートは、バリ島の玄関口「デンパサール空港」内にある唯一のホテルです。今回の帰国便は昼頃に出発予定だったため、フライトのギリギリまでゆっくり休めるこちらのホテルに宿泊することにしました。
2016年オープンの比較的新しいホテルなので、館内・客室ともに綺麗なホテルでした。ノボテルはアコーホテルズの上級ブランドですからサービスにも定評があり、安心して泊まれるのも魅力ですね。
レセプションのあるロビー階は日本で言うところの2階にあり、地上階は一つ下のフロアになります。ロビー階には、24時間営業のレストラン「スクエア」も。
レストランの前には、軽食やドリンクがサクッと頂ける「GOURMET BAR」もあります。
現代アートのようなオブジェやスタイリッシュなインテリアが目を引き、なかなかお洒落なホテルでした。
ロビー階には、パソコンや子供用のプレイルームもあります。
客室(スーペリアルーム)
客室へと続くアプローチも素敵なデザインです。空港に隣接するホテルなので飛行機の音を心配していましたが、館内はもとより客室内でも騒音は全く気になりませんでした。防音対策がしっかりなされているようですね。
今回宿泊したのは、広さ28㎡のスーペリアツインルーム。モダンなインテリアでまとめられた使い勝手の良いお部屋です。
ベッドの足元にはデスクがあり、デスクと枕元にマルチコンセントが備わっています。日本のA型コンセントをそのまま挿せるので便利です。Wi-Fiは無料で、通信速度も問題ありません。
入口ドアのすぐ横には、クローゼットやセーフティボックス、バゲージラック、ミニバーがあります。冷蔵庫の中には何も入っていないので、コンビニで買ってきたものがたくさん入りました。電気ケトルもあるのでカップ麺も食べれますよ。
客室と同じく、バスルームも清潔に保たれていました。
アメニティはノボテルオリジナルのものが用意されています。フェアトレード製品が使われているとは、グローバル展開するアコーホテルズならではですね。
シャワーブースはガラス張りですが、ロールスクリーン付きなので透けないようになっていました。さすがに客室から丸見えなのは気まずいですから、嬉しい配慮ですね。残念ながらバスタブはなく、シャワーのみ。ハンドシャワーとレインシャワーの両方が備わっており、水圧・温度は良好でした。
プール・ガーデン
ロビー階には、客室に囲まれるようにしてプールもあります。利用時間は7:00~20:00。
小さめのプールですが、ちょっとしたリゾートの雰囲気は感じられるのではないでしょうか。
ホテル内には緑いっぱいの中庭もありました。
2階と3階にあるフィットネスセンターは、24時間利用可能です。
ロビー階を出ると、なかなか素敵なルーフトップガーデンもあります。ちょっと散歩して息抜きするにはぴったりのスポット。
ガーデンを進んで行くと、バリ島ではおなじみの割れ門がありました。
そして、このルーフトップガーデンは空港と繋がっているユニークな造りです。そのまま歩いて行ってみると、国際線の出発ロビーに出ました。
空港でのディナー
デンパサール空港の周辺は飲食店やコンビニが少ないので、空港内にあるショップゾーンで食事や買い物するのがおすすめです。ちょうどホテルを出て正面にショップゾーンがあります。
私達は、このショップゾーンにある「AYAM BETUTU KHAS GILIMANUK」というレストランでディナーを食べました。
看板メニューのアヤムベトゥトゥ(Rp.75,000)をオーダー。鶏肉のお腹にスパイスを詰めて蒸した料理で、お肉はホロホロに柔らかかったです。
鶏肉スープのソトアヤム(Rp.25,000)もオーダー。ダシがしっかり出ていて、あっさりと食べやすい味でした。すごく美味しいというわけではありませんが、空港内のレストランにしては良心的な価格のレストランではないでしょうか。
ショップゾーンには、コンビニやカフェなども入っています。コンビニはアルファマートのほか、インドマレットやサークルKもありました。
朝食・レストラン
朝食会場はロビー階にあるレストランで、朝食時間は6:30~10:30です。フライト時間の関係でこの朝食が食べられない方には、早朝4:00~6:00まで「アーリーブレックファスト」というシンプルな朝食サービスも用意されています。
朝食は、定番のウェスタン料理とインドネシア料理が中心のビュッフェ形式です。宿泊料金が安いので朝食に関してはあまり期待していなかったのですが、品数は思ったよりも多めで、美味しかったですよ。
ローカルフードのコーナーには、素朴な味付けの料理が並んでいました。インドネシア伝統の漢方ドリンク「ジャムウ」もあり、独特な風味ではありますが、甘くて飲みやすかったです。
エッグステーションもあるので、シェフに頼めば好きな卵料理を作ってもらえます。
ホテルから空港へのアクセス方法
そしてノボテル最大の特徴と言えば、宿泊者のみが利用できる空港直結セキュリティゲートがあることです。空港直結ホテルというのは世界にたくさんありますが、こういった専用ゲートのあるホテルは珍しいのではないでしょうか。ゲートの場所は、ロビー階にあるレストランの奥あたりになります。
写真はここまでしかお見せできませんが、このATMの先にセキュリティゲートがあります。荷物のX線検査を通過すれば、すぐに国際線ターミナルのチェックインカウンターエリアに出ます。徒歩で空港にアクセスできると、渋滞に巻き込まれてタクシーが間に合うかハラハラ心配しなくて良いのも助かりますよね。
逆に国際線ターミナルと国内線ターミナルからホテルへ向かう場合は、空港内にある「Airport Hotel」と書かれた看板を辿っていけば、簡単にホテルへ着きますよ。
まとめ
今回はスーペリアルームに、朝食付き1泊1室約6,000円で宿泊しました。空港直結の4つ星ホテルにしては、非常にリーズナブルなホテルです。設備や朝食も申し分ありませんし、さすがホテル代の安いバリ島ですね。宿泊客はアジア人と欧米人の個人旅行者ばかりなので、団体客がおらず、静かに過ごせる環境という点も気に入りました。出発のギリギリまでホテルで過ごせるので、深夜・早朝フライトのほか、到着初日にもおすすめのホテルです。
ホテル情報・予約
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ホテル名 | ノボテル バリ ングラライ エアポート |
Novotel Bali Ngurah Rai Airport | |
星の数 | ★★★★ |
住所 | Jl. Raya Ngurah Rai, Tuban |
アクセス | デンパサール空港直結 |
時間 | チェックイン 14:00/チェックアウト 12:00 |