オアフ島の東海岸に位置するカイルアは、ハワイで最も美しいと言われるカイルアビーチやラニカイビーチがある街です。ゆるりとした雰囲気が漂うローカルタウンで、ビーチ・グルメ・ショッピングが丸ごと楽しめるとあって近年注目を集めています。ワイキキからはバスで約1時間なので、日帰りで気軽に行けるのも魅力なんですよ。
今回私達はワイキキからカイルアへバスで行き、丸1日かけてカイルアタウンを観光してきました。ワイキキからカイルアへのザ・バスでの行き方、カイルアのおすすめ観光スポットなど詳しく紹介していきます。
ワイキキからカイルアタウンへのザ・バスでの行き方
ワイキキからカイルアタウンへは、一番安いザ・バス(路線バス)で行くのがおすすめです。料金は片道2.75ドル、6~17歳と65歳以上は1.25ドル、1日乗り放題券5.5ドル。カイルアタウンへ行く場合は、何度でも乗り降りできる1日乗り放題券を購入するとお得です。
8番バスでワイキキからアラモアナセンターへ
まずはワイキキ中心部から、カイルアタウン行きのバスが発着するアラモアナセンターへ向かいます。クヒオ通りの山側(西方面行き)バス停から、8番バス「8 Ala Moana Center」に乗車します。
※アラモアナセンターへは13番、19番、20番、23番、42番バスでも行けますが、8番バスを利用するのが一番便利です。
8番バスは約10分間隔で運行しているため、それほど待たずにバスが来ます。時刻表はバス停に表示されていないので、公式アプリのDa Bus(ダ・バス)で確認しましょう。
所要時間はワイキキ中心部から20分ほど、終点アラモアナセンター山側の「Kona St + Opp Keeaumoku St」停留所で下車します。
57番または57A番バスでカイルアタウンへ
8番バスを降りた所から50mほど歩くと、看板に「57、57A」と書かれたカイルアタウン行きの始発バス停があります。
カイルアタウンへは、57番バス「57 Kailua – Sea Life Park / Waimanalo」または57A番バス「57A Kailua – Keolu Drive」で行くのが分かりやすいです。運行間隔は約20~30分なので、どちらか先に来たバスに乗るといいでしょう。
※カイルアタウンへは56番バスでも行けますが、57番・57A番とは下車するバス停が違うので注意して下さい。
アラモアナセンターから約40~50分でカイルアタウンに入るので、ホールフーズマーケット前の「Kailua Rd + Opp Oneawa St」停留所で下車します。
下車する際は、このヨガスタジオを目印にするといいでしょう。このあたりがカイルアタウンの中心部で、カイルアショッピングセンターやフードランドも歩いてすぐの所にあります。
70番バスでカイルアタウンからラニカイビーチへ
そのままカイルアビーチやラニカイビーチに行く場合は、同じバス停(57番・57A番バスを降りた所)から70番バス「70 Lanikai / Maunawili」に乗車します。70番バスは1時間に1本ほどしか走っていないので、待ち時間は近くのスーパーで潰すといいでしょう。
ビーチの周辺にはいくつかバス停がありますが、カイルアビーチよりも奥にあるラニカイビーチで下車するのがおすすめです。カイルアタウンから10分ほどでラニカイビーチに着くので、小道6番の前にある「Mokulua Dr + Opp Haokea Dr」停留所で下車します。
ラニカイビーチ
バス停があるモクルア通りには、ラニカイビーチへと続く11本の小道(オーシャンアクセス)があります。中でもビーチで泳いだり、散策するのにおすすめなのが3~6番の小道です。ではビーチ奥側の6番から、手前の3番に向かってどんな雰囲気なのか紹介していきます。
ラニカイビーチ小道6番
バスを降り、すぐ近くにある6番の小道からビーチに出てみました。モクルア通りからラニカイビーチへ向かって、このように道が延びています。
小道の入口には「オーシャンアクセス6 Haokea(ハオケア)」と書かれた看板が立っているので、目印にするといいでしょう。
小道を歩いて行った先には…
真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が広がっています!沖に見えている双子の島は、ラニカイビーチのシンボルであるモクルア島です。
バス停から近いせいか、この辺りは人が多くて賑わっていましたね。
砂浜はワイキキのビーチとは比べ物にならないくらい、サラッサラのホワイトサンド!海の透明度も抜群で、美しいブルーのグラデーションが広がっていました。「ラニカイ=天国の海」という名前がぴったりのビーチです!
ラニカイビーチ小道5番
次は、隣の小道5番「オーシャンアクセス5 kaiolena(カイオレナ)」にやってきました。
双子島が一番綺麗に見えて、人も少なめなので、この辺りが一番おすすめのスポットです。
双子島とカラフルなボートが映える、フォトジェニックなスポットもありましたよ~。
ラニカイビーチ小道4番
次は、小道4番「オーシャンアクセス4 Mokumanu(モクマヌ)」にやってきました。
この辺りは人が少なく、穴場的な雰囲気が感じられましたね。
ワイキキと違ってのどかな雰囲気なので、のんびり過ごすには最高のビーチです。
ラニカイビーチ小道3番
最後に、小道3番「オーシャンアクセス3 Kaelepulu(カエレプル)」にやってきました。
カイルアビーチに近いせいか、小道3番から4番にかけても人が多くて賑わっていましたね。
この辺りは、ラニカイビーチの端っこになります。
ラニカイビーチにはトイレ・シャワー・更衣室はないため、この先にあるカイルアビーチの施設を使うといいでしょう。ここから歩いて10分ほどで行けます。
カイルアビーチパークへの行き方
ラニカイビーチからカイルアビーチへは、歩いて行くのがおすすめです。小道3番と6番の近くにあるバス停から70番バスでも行けますが、バスは1時間に1本なので歩いた方が早いです。タイミングが合えば利用してもいいかもしれませんね。
ビーチを出て、モクルア通りを西方向(右)へ歩いていきます。
坂道を上っていくと、頂上にラニカイ塔があります。
ラニカイ塔からは、美しいカイルアビーチが一望できました。
ビーチではたくさんの人が遊んでいるのが見えます。
カイルアでは自転車に乗っている人も多く見かけましたが、皆さん一様にヒイヒイ言って乗っていましたね(笑)レンタサイクルは盗難も心配ですし、体力がない日本人には不向きではないかなと思います…。
ラニカイ塔から坂道を下り、カイルアビーチパーク東側の入口に到着しました。ラニカイビーチの小道3番からここまでは10分ほどでした。
カイルアビーチパーク
カイルアビーチパークは、トイレ・シャワー・更衣室などの施設が整った人気のビーチです。駐車場も完備されているため、休日には地元ファミリーで賑わいます。
天国のようなラニカイビーチに比べるとやや劣りますが、それでもワイキキのビーチに比べれば信じられないほどの美しさを誇っています。
平日でもご覧のような賑わいぶり!
ライフセーバーもいるので、安心して遊べますね。
カイルアタウンの中心部から比較的近いため、写真だけ撮りに来ている観光客の姿もちらほらと見かけました。
カイルアの街でランチを調達して、のんびりピクニックを楽しむのもいいかも。
公園内には、ランチが食べれそうな木陰やイスが結構ありましたよ。
トイレとシャワーの場所、貴重品とロッカーについて
カイルアビーチパークには、トイレ兼更衣室とシャワーが2か所あります。
ちょうど公園の東側と真ん中あたりに、トイレとシャワーがありました。公園内には貴重品が預けられるロッカーがないので、現金やカメラ、ホテルのルームキーなどは、防水ポーチに入れて身に着けた方がいいと思います。