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高速列車レイルジェットでウィーンからブダペストへ移動する方法

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オーストリア
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オーストリアのウィーンからハンガリーのブダペストへは、高速列車レイルジェットで移動するのが一番便利です。レイルジェットは、ウィーン中央駅とブダペスト東駅を約2時間40分で結んでいるので、二都市間を日帰りで往復することもできます。

今回は実際に、ウィーンからブダペストへレイルジェットを利用して移動しました。ウィーン中央駅は2014年に開業したターミナル駅なのですが、思っていたよりも使いやすくて綺麗な駅でしたよ。電車チケットの予約についてと、電車移動した様子をお伝えしていきます。

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ウィーンからブダペストへの移動方法について

ウィーンからブダペストへの移動方法は飛行機・バス・電車がありますが、電車で移動するのがおすすめです。ブダペストは空港と市街地のアクセスがあまり良くないため移動が面倒ですし、バスは電車に比べて本数が少なく時間もかかります。

ウィーンとブダペスト間には、最新の高速列車レイルジェット(Railjet)が運行しています。実際に利用してみると、定刻通りに運行していたし、車内は清潔で揺れも少ないから快適に移動することができましたよ。

  • 所要時間:2時間37分
  • 運行本数:1日7本
  • 運行間隔:2時間毎

ウィーンとブダペスト間の電車チケットの予約について

ウィーンとブダペスト間の電車チケットは、レイルジェットを運行するオーストリア国鉄の公式サイトから購入することができます。実はハンガリー国鉄の公式サイトからも予約できるのですが、ハンガリー国鉄で予約した場合はハンガリー国内にある約40の駅いずれかで切符を発券しなければいけません。ですからウィーンからブダペストへ向かう場合は、まず発券できないと思った方がいいでしょう。

またウィーンとブダペスト間はそれほど混雑する路線ではありませんが、タイミングによっては乗りたい電車が満席になっていることもあります。早期予約だとプロモーション価格で購入できるので、旅程が決まったらなるべく早めに予約しておくのが良いと思います。ただし、オーストリア国鉄の公式サイトは英語またはドイツ語なので、心配な方は日本語で予約できるレイルヨーロッパを利用するのがおすすめです。

レイルジェットのチケット予約サイトはこちら
 オーストリア国鉄公式サイト(英語)
 レイルヨーロッパ公式サイト(日本語)

ウィーンからブダペストへの電車移動レポート

ウィーン中央駅について

ウィーン中央駅は2014年に開業したターミナル駅で、ウィーン中心部の南に位置しています。オーストリア国鉄の高速列車レイルジェットが発着しており、ザルツブルク、プラハ、ブダペストなどの近隣都市と結ばれています。地下鉄やトラムも乗り入れている他、ウィーン空港行きの電車も発着しており2~30分ほどでアクセスできます。

ウィーン中央駅の構内図です。中央駅は+1階、0階、-1階、-2階の4フロアで構成されており、思っていたよりも分かりやすい駅でした。0階は地上階にあたるフロアで、+1階には3~12番プラットホームがあります。

0階にはチケット売り場、ツーリストインフォメーション、フードコート、小型スーパーのSPAR PRONTOなどがあります。

地下の-1階には1・2番プラットホーム、コインロッカー、大型スーパーのSPAR、フードコート、アパレルショップなどがあります。コインロッカーの料金は、小2.5€、中3€、大と特大3.5€とリーズナブルです。

-2階には、地下鉄1号線のホームがあります。

駅構内は新しいだけあって、近代的で明るい雰囲気です。治安の悪さはそれほど感じませんでしたが、スリや置き引きには十分に注意した方が良いと思います。また中央駅にはプラットホームがたくさんありますから、電光掲示板でホーム番号、行き先、出発時刻をしっかりと確認して下さいね。

オーストリア国鉄のチケット売り場(窓口)は、西口の近くにあります。

地上階には、3~12番プラットホームへ上がるエスカレーターが並んでいます。

ツーリストインフォメーションでは、市内交通機関の乗り放題券+観光施設の入場料の割引特典が付いた「ウィーンカード」を購入することができます。

フードコートも充実しているので、サクッと食べて電車に乗れそうです。

では、地上階から地下階へ下りてみます。

地下1階には1・2番プラットホーム、地下2階には地下鉄1号線があります。

地下鉄1号線ハウプトバーンホフ駅(旧ジュートティローラープラッツ駅)のホームは、明るい雰囲気だったので安心して利用することができました。国立オペラ座があるカールスプラッツ駅へは2駅、シュテファン寺院があるシュテファンスプラッツ駅へは3駅なので、中心部へのアクセスも抜群に良いです。

地下階には、フードコートやアパレルショップなどが入っています。お土産を扱うような店はほとんど見かけなかったので、お土産は街中で購入しておいた方がいいかもしれません。

地下階には、大型スーパーのSPARも入っています。営業時間は月曜~金曜が8:30~21:00、土曜が8:30~18:00、日曜は定休日です。もしこのSPARが閉まっていたら、地上階にある小型スーパーSPAR PRONTOを利用すると良いでしょう。営業時間は月曜~日曜の6:00~23:00と遅くまで営業しています。

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ウィーンからブダペストへ高速列車レイルジェットで移動

続いては、ウィーン中央駅からブダペスト東駅へ移動した様子をお伝えします。今回私達は、ウィーン中央駅のすぐそばにあるスターインホテル プレミアム ウィーンに宿泊していました。ホテルから駅までは、歩いて3分くらいなのでとっても便利でした。

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レイルジェットの一等車を予約していたので、ウィーン中央駅にある一等車の乗客専用ラウンジ「ÖBB Lounge」を利用してみました。ラウンジの入口は、地上階の東口付近(フードコートの近く)にあります。

エスカレーターで1フロア上がり、入口で一等車(ビジネスまたはファーストクラス)の乗車券を見せれば無料で利用することができます。営業時間は6:00~23:30です。

ラウンジ内は無料でWi-Fiが使用できますし、新聞や雑誌なども用意されていました。種類はそれほど多くありませんが、飲み物や軽食も揃っています。落ち着いた雰囲気の中で、待ち時間を過ごすことができましたよ。

それでは出発時間になりましたので、プラットホームへ移動します。オーストリアは日本と違って改札口がないので、検札は電車内で行われます。エスカレーターでホームへ上がって、電車が来るのを待っていればOKです。

今回乗車したのは、ウィーン中央駅17:42発→ブダペスト東駅20:19着のRJ67号です。プラットホームには、乗車位置が確認できる電光掲示板があるので便利です。

ほぼ定刻通りに電車がやってきました。レイルジェットには一等車と二等車があり、座席クラスはビジネス(一等)、ファースト(一等)、エコノミー(二等)の3クラスあります。

車体の電光掲示板には、電車番号、車両番号、行き先が表示されています。レイルジェットには指定席車と自由席車がなく、基本的に全席自由席となっています。各座席の頭上にはリザーブボードが付いているので、予約が入っていない席ならどこに座ってもOKです。

ビジネスクラスは半個室タイプの座席になっており、無料のドリンクサービスが行われています。またレイルジェットには食堂車が連結されているので、一等車の場合は座席まで食事を持ってきてもらうことも出来ます。

今回利用したのは、一等車のファーストクラスです。座席配列は二等車が2-2なのに対し、ファーストクラスは2-1とゆったりした作りになっています。ドリンクサービスがない代わりに、新幹線のような車内ワゴンサービスが来ていました。

電光掲示板には次の停車駅と到着予定時刻がリアルタイムで表示されているので、乗り過ごす心配もありません。車内は清潔ですし、騒いでいる人や不審者もいないので安心して乗れる雰囲気でしたよ。

途中いくつかの駅で停車し、2時間40分ほどでブダペスト東駅に到着しました。ブダペスト東駅は一時期、難民問題で騒がれていましたが現在は全く影響ありません。

ウィーン中央駅が近代的だったのに対し、ブダペスト東駅は東欧らしい雰囲気が感じられる駅でした。駅構内には両替所がありますが、レートはだいぶ悪かったです。両替所の近くには、怪しげに声を掛けてくる両替おじさんが居たので気を付けて下さいね。

ハンガリーの通貨はユーロではなく、独自通貨のフォリントですので両替が必要です。駅にはATMが1台しかないので、当然のごとく行列が出来ていました。ただ、ここで両替しないと地下鉄にも乗れないので仕方なく並ぶことに…。

ブダペスト東駅の南口です。東駅では残念なことにスリや置き引きが発生していますので、くれぐれもスーツケースや貴重品からは目を離さないようにして下さいね。

南口は何の変哲もない駅舎でしたが、正面入口(西口)は彫像が飾られていて優雅なデザインとなっています。東欧への旅情をかき立てられるような、素敵な雰囲気の駅ですね。

西口を出るとすぐに、地下鉄2号線の乗り場があります。

地下鉄の切符を券売機で買おうとしたら大きな紙幣が使えなかったので、窓口で切符を購入しました。ブダペスト東駅から3駅目のデアーク・フェレンツテール駅で下車し、宿泊予定のスターライト スイーテンホテルへ向かいました。

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まとめ

ウィーン中央駅では旅行者狙いのスリや置き引きが多いので、荷物の管理にはくれぐれも気を付けて下さい。一等車の乗客は構内にある専用ラウンジ「ÖBB Lounge」が無料で利用できるので、心配な方はレイルジェットの一等車を予約するといいかもしれません。実際に自分達も利用しましたが、安心して待ち時間を過ごすことができましたよ。

また私達の場合は座席指定しなくてもすんなりと座れましたが、観光シーズンに訪れる方は座席指定していくのがおすすめです。オーストリア国鉄の公式予約サイトは英語なので、手数料は掛かりますが日本語で予約できるレイルヨーロッパを利用するのも良いかと思います。

レイルジェットのチケット予約サイトはこちら
  オーストリア国鉄公式サイト(英語)
  レイルヨーロッパ公式サイト(日本語)
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オーストリアハンガリー
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