ベルヴェデーレ宮殿の行き方と上宮美術館の押さえておくべき見どころ!

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ウィーンにあるベルヴェデーレ宮殿は、英雄プリンツ・オイゲンの夏の離宮として建てられた美しい宮殿です。ベルヴェデーレ宮殿には上宮と下宮の2つの建物があり、それぞれ美術館として利用されています。中でも上宮美術館にはクリムトの代表作「接吻」をはじめ、19~20世紀の世紀末美術を代表する画家の作品が数多く展示されています。

時間があれば上宮と下宮の両方を見学するのも良いですが、作品の充実度は上宮の方が圧倒的なので、上宮だけでも満足できると思います。実際に訪れた経験をもとに、ベルヴェデーレ宮殿の行き方や見どころ、上宮美術館の必見作品を紹介していきます。

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ベルヴェデーレ宮殿上宮について

開館時間

10:00~18:00

休館日

なし

入場料

  • 大人:14ユーロ
  • シニア(65歳以上):11.50ユーロ
  • 学生(26歳以下):11.50ユーロ
  • 子供(18歳以下):無料
  • 上宮・下宮コンビチケット:20ユーロ

※シニアと学生は割引が適用、子供は無料になりますので、当日は年齢確認のできるパスポート等を持参しましょう。

所要時間

所要時間はベルヴェデーレ宮殿上宮だけを見学するなら1時間半~2時間、庭園も散策するなら2~2時間半が目安となります。

施設案内

  • クロークルーム・ロッカー:宮殿内には大きな荷物や傘は持ち込めないので、1階のクロークルームまたは地下のコインロッカーに預けましょう。
  • オーディオガイド:1階のクロークルームでは音声ガイドを貸し出しています。7言語に対応しており料金は1台4ユーロ(2台以上は3.5ユーロ)、日本語版ガイドもあります。
  • ミュージアムショップ:チケット売り場と上宮1階には、美術館公式グッズや書籍などを扱うミュージアムショップがあります。営業時間は10:00~18:00です。
  • カフェ:上宮1階には、カフェ・レストランのMenagerieがあります。営業時間は10:00~18:00です。

注意事項

  • 宮殿外観と庭園だけなら、見学は自由(無料)です。
  • 上宮と下宮ともに、宮殿内部は撮影禁止となっています。

ベルヴェデーレ宮殿の行き方

ベルヴェデーレ宮殿はウィーン中心部の南側に位置しており、トラム・鉄道・地下鉄・徒歩のいずれかで行くことができます。

  1. トラムD番:シュロス・ベルヴェデーレ(Schloss Belvedere)停留所
  2. トラムO番と18番:クヴァルティア・ベルヴェデーレ(Quartier Belvedere)停留所
  3. 鉄道(Sバーン):クヴァルティア・ベルヴェデーレ駅
  4. 地下鉄(Uバーン):1号線ジュートティローラープラッツ/ハウプトバーンホフ(Sudtirolerplatz/Hauptbahnhof)駅
  5. 徒歩:ウィーン中央駅から約10分

ベルヴェデーレ宮殿上宮へは、一番歩く距離が少ないトラムで行くのがおすすめです。シュロス・ベルヴェデーレ停留所は西側ゲートから、クヴァルティア・ベルヴェデーレ停留所は南側ゲートから入場するといいでしょう。

私達はウィーン中央駅前のスターインホテル プレミアム ウィーン ハウプトバーンホフに宿泊していたので、ベルヴェデーレ宮殿へは徒歩で向かいました。

ウィーン中央駅の北口を出て10分程歩くと、南側ゲートに到着しました。

ライオンと王冠の彫像が飾られた門を通り、宮殿へ入場します。

ベルヴェデーレ宮殿は、18世紀に建てられたバロック様式の宮殿です。広大な敷地内には池や噴水、花壇の美しい庭園があるので、散策するだけで充分に楽しめますよ。

南側には大きな池があり、この角度から撮影すると上宮が水面に浮かんでいるように見えます。天気が良ければ水面には「逆さベルヴェデーレ宮殿」が映るのですが、今回は風が強かったので残念ながら映っていませんでした。

池の周囲には、十二支の銅像が飾られています。順番に、子・丑・寅・卯・辰・巳(ね・うし・とら・う・たつ・み)

続いて、午・未・申・酉・戌・亥(うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い)といった感じで像が並んでいました。自分の干支を見つけて、記念撮影してみてはいかがでしょうか?

ベルヴェデーレ宮殿のチケット売り場

ベルヴェデーレ宮殿のチケット売り場は、上宮の隣の建物(西側ゲートから入ると右側)にあります。建物には大きく「tickets」と書かれているので、すぐに分かるかと思います。

ちなみにベルヴェデーレ宮殿公式サイトからは、チケットの事前予約ができます。チケットは購入日から1年間有効で、価格は現地で購入するのと同じ金額です。ただしチケット売り場は空いていたので、よっぽど混雑しそうな日以外は予約していく必要はないと思います。

シングルチケットの価格表です。上宮は「Upper Belvedere」、下宮は「Lower Belvedere」で、今回訪れた時は下宮のシングルチケットが割引価格で販売されていました。

私達は上宮しか入場しないので、上宮のシングルチケット(14ユーロ)を購入しました。

チケット売り場には、日本語のパンフレットとベルヴェデーレ宮殿の見取り図が用意されているので貰っておきましょう。

チケット売り場の隣には、ミュージアムショップが併設されていました。

ベルヴェデーレ宮殿の庭園

それでは最初に、ベルヴェデーレ宮殿の庭園から見学していきます。

庭園に入ると、まず真っ白なスフィンクス像が出迎えてくれます。顔と胸は女性、体は翼の付いたライオンのような動物です。

庭園は見事な幾何学模様を描いており、綺麗に左右対称になるように作られています。

ベルヴェデーレとは「美しい眺め」という意味で、その名の通りウィーン市街を見渡すことができます。左奥に見えている塔は、シュテファン寺院ですね。通路の真ん中には、可愛い雪だるまの像がありました。

日差しを遮る場所がほとんどないので、夏訪れる場合は熱中症に注意して下さいね。

奥に見えているオレンジ色の屋根の建物は、オイゲン公の住まいだった下宮です。

この上宮と噴水は、パンフレット等でもよく使われているショットですね。

美しく手入れされた草木や、色とりどりの花が咲き誇っていました。

下宮は上宮に比べてシンプルなデザインです。下宮には中世の美術品の他、オイゲン公の豪華な居室などがあります。以上で庭園の見学は終わったので、次は上宮美術館に入場します。

ベルヴェデーレ宮殿の上宮美術館

ベルヴェデーレ宮殿の上宮美術館は、-1階から2階までの4フロアで構成されています。絵画は大まかに画家ごとに展示されているので、お目当ての作品が見つけやすかったです。エゴン・シーレは主に0階、グスタフ・クリムトは1階、フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラーの作品は2階に多く展示されていました。

宮殿内は撮影が禁止されていますが、入口ホールや窓からの景色であれば撮影しても問題ありません。くれぐれも絵画は撮影しないようにして下さいね。入口ホールはサーラ・テレーナと呼ばれており、繊細な彫刻が施された白い柱が立っているのが特徴的です。

入口ホールの隣には、ミュージアムショップがありました。

入口ホールの正面にある階段を上って、2階へ行きます。

2階には、ゴージャスな装飾が施された「大理石の間」があります。

この部屋で必見なのが、大きなシャンデリアと天井のフレスコ画です。

フレスコ画は天井いっぱいに描かれているので、見応えがありますね。

そして窓からは、幾何学模様が美しい北側の庭園、下宮、ウィーン市街が見えました。

大きな池がある南側の庭園も見えます。

絵画が撮影できない代わりに、クリムトの「接吻」のレプリカと撮影できる部屋が用意されています。

結構人気で、ひっきりなしに観光客が撮影していましたよ。旅の記念にぜひ一枚。

上宮美術館の必見作品15選

上宮美術館にはグスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、オスカー・ココシュカといった、世紀末美術を代表する画家の作品が展示されています。中でもクリムトの作品は世界最大のコレクションを誇り、彼の代表作である「接吻」は絶対に見逃せない作品です。

他にもビーダーマイヤーを代表する画家ヴァルトミュラー、日本でも人気が高いモネやルノワール、教科書で一度は目にしたことがある「ナポレオンの騎馬像」など、これだけは押さえておくべき必見作品を15点紹介していきます。

グスタフ・クリムト作 「接吻」

グスタフ・クリムト作 左「ユディット」、中「アダムとイヴ」、右「水蛇Ⅰ」

グスタフ・クリムト作 「フリッツァ・リードラー」

グスタフ・クリムト作 「ヒマワリの咲く庭」

エゴン・シーレ作 「家族」

エゴン・シーレ作 「エディス・シーレの肖像」

エゴン・シーレ作 「死と乙女」

エゴン・シーレ作 「抱擁」

エゴン・シーレ作 「ライナー家の少年」

ジャック・ルイ・ダヴィット作 「サン・ベルナール峠を越えるナポレオン」

ピエール・オーギュスト・ルノワール作 「足を組む裸婦と帽子(ブロンドの髪の浴女)」

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー作 「聖体拝受日の朝」

ジョヴァンニ・セガンティーニ作 「悪しき母達」

必見作品の画像出典元:http://www.belvedere.at/en

まとめ

ウィーンにはシェーンブルン宮殿など魅力的な観光スポットがたくさんあるので、ベルヴェデーレ宮殿には足を運ばない方も多いかと思います。素晴らしい芸術作品と美しい庭園が見れるので、時間があればぜひ訪れてみて下さい。個人的には、教科書に載っていたナポレオンの絵が見れて地味に感動しました。

今回私達はウィーン中央駅前のスターインホテル プレミアム ウィーン ハウプトバーンホフに宿泊していたので、ベルヴェデーレ宮殿へは徒歩で行けたので便利でしたよ。
icon-caret-right ウィーンのおすすめホテル13選!観光に便利で手頃なホテルを厳選しました

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