香港国際空港での乗り継ぎ方法とトランジットの過ごし方

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香港の玄関口である香港国際空港は、アジアでも指折りの規模を誇る国際ハブ空港です。香港のフラッグキャリアであるキャセイパシフィック航空の本拠地でもあり、日本へは東京・大阪・名古屋のほか、札幌・福岡・沖縄にも直行便が就航しています。

香港にて乗り継ぎが必要な便は、直行便と比べて時間は掛かるものの航空券代が安いのが魅力です。特に日本からは、ヨーロッパ・中東・インド方面へ安く行きたい場合に役立ちます。今回は実際に香港でトランジットしてきたので、香港空港での乗り継ぎ方法とトランジットの過ごし方について紹介していきます。乗り継ぎ時間の合間にレストランでグルメを楽しんだり、ラウンジやホテルで休んだりと有意義な時間を過ごして下さいね。

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香港国際空港での乗り継ぎ方法

今回はキャセイパシフィック航空の日本→香港→ロンドン線を利用した経験をもとに、香港国際空港での乗り継ぎ方法を紹介していきます。

日本出発~香港へ

まずは飛行機の乗り継ぎで気になる、搭乗券と受託手荷物について説明します。日本出発時のチェックイン手続きでは、最終目的地までの搭乗券(今回の場合だと日本→香港、香港→ロンドンの2枚)が発券されます。受託手荷物に関しては基本的に最終目的地まで運ばれるので、乗り継ぎ地の香港空港で受け取る必要はありません。※異なる航空会社へ乗り継ぐ場合など、受け取りが必要なケースもあるのでチェックイン時に確認するといいでしょう。

飛行機に搭乗をしたら、新作映画でも見ながらリラックスタイム。美味しい機内食を頂いて、一休みすればあっという間に香港です。

香港国際空港に到着

東京からは約5時間半、大阪からは4時間半で香港国際空港へ到着します。

香港空港にはターミナル1とターミナル2のほか、2016年にオープンしたミッドフィールドコンコースがあります。大手航空会社(キャセイパシフィック航空・日本航空・全日空など)はターミナル1、格安航空会社(ピーチ・バニラエア・香港エクスプレスなど)はミッドフィールドコンコースに到着します。

飛行機を降り、ターミナル1の到着フロア(L5階)へ入ります。

すると、乗り継ぎ便の情報「Transfer information」が掲示されています。今回乗り継ぐロンドン便は、33番ゲートから出発のようですね。

「Transfer/轉機」と書かれた看板に従って歩いて行きます。

しばらくすると分岐点があるので、乗り継ぎの場合は「Transfer/轉機」へ進みます。香港へ一時入国される場合は「Immigration/入境審査」へ進みましょう。

この辺りには発着掲示板があるので、乗り継ぎ便の搭乗ゲートが分からない場合はここで確認することができます。

「Transfer/轉機」と書かれた方向へ進むと、トランスファーデスクや待合スペースなどがあります。

マカオ行きのフェリーカウンターもあり、香港空港からマカオのフェリーにそのまま乗り継がれる場合はここでチェクイン手続きを行います。

待合スペースには充電スポットがあるので、充電切れの心配もありません。空港内では、無料Wi-Fi(#HKAirport Free WiFi)が無制限で使用できます。

トイレ横にはウォーターサーバーが設置されており、喫煙所などもあります。

搭乗券がない場合はトランスファーデスクへ

航空会社の事情や目的地の天候等により、日本出発時に乗り継ぎ搭乗券を発券してもらえない場合があります。そんな時は、香港空港のトランスファーデスクにて状況を確認し、搭乗券を発券してもらう必要があります。分岐点の辺りにはトランスファーデスクが2か所あるので、空いている方を利用するといいでしょう。

保安検査を受け、出発フロアのL6階へ

次にトランスファーデスクの横にある、保安検査場へ進みます。保安検査場では乗り継ぎ搭乗券とパスポートを係員に提示し、手荷物検査とボディチェックを受けます。ペットボトルなどの飲料類は、ここで没収されるので注意して下さい。保安検査を終えたら案内通りに進み、エスカレーターで出発フロア(L6階)へ上がります。

搭乗ゲートへ

出発フロアに出たら、看板に従って搭乗ゲートへ向かいます。

香港空港は広いので、搭乗ゲートを間違えたら引き返すのが大変です。早めの行動を心がけ、チケットに記載されたボーディングタイムには搭乗ゲートに居るようにしましょう。

今回搭乗するロンドン便は、33番ゲートからの出発でした。

香港国際空港の出発フロア(L6階)

続いては、香港空港の出発フロア(L6階)にどんな店舗や施設があるのか紹介していきます。出発フロアは大まかに、東側「イーストホール」、中央「セントラルコンコース」、西側「ウェストホール」の3つのゾーンに分かれています。

東側イーストホール

東側のイーストホールは免税店の数が一番多く、最も賑わっているエリアです。シャネルやグッチ、プラダ、エルメス、ブルガリ、ディオール、カルティエ、ロレックス、コーチなどお馴染みの高級ブランドショップが勢揃いしています。

イーストホールの両翼には1~4番と15~19番ゲートが並んでおり、各航空会社のラウンジもありました。

ホールの真上は吹き抜けになっており、L7階のレストラン街・フードコートが見えます。

ホールの中央付近には、両替所(travelex)とATM(中國銀行・HSBC銀行)が2か所ずつあります。両替所のレートはあまり良くありませんでしたね。

ATMの目の前にはインフォメーションセンターがあり、空港のフロアマップを貰うことができます。インフォメーションの先には、セントラルコンコースが延びています。

中央セントラルコンコース

中央のセントラルコンコースにはほとんどショップがなく、通路の両側に20~36番ゲートが並んでいるだけでした。

セントラルコンコースは長いので、西側ウェストホール行きのシャトル電車「ピープルムーバー」が運行しています。

シャトル電車は一方通行なので、イーストホールに戻りたい場合は歩くしかありません。端から端まで歩いてみたところ、15分くらいかかりましたね。

西側ウェストホール

西側のウェストホールには、免税店や両替所、ATMのほか、レストラン街があります。ウェストホールにも多くの免税店がありますが、ブランドのラインナップはイーストホールの方が良い印象を受けました。ホールの両翼には、40~50番と60番~71番ゲートが並んでいます。

空港内でのトランジットの過ごし方

香港空港での乗り継ぎ時間が6時間以下の場合は、これから紹介する空港施設でトランジットの時間を過ごすと良いでしょう。

イーストホールのレストランでグルメを楽しむ

まずはトランジットの過ごし方の定番である、空港内のグルメスポットをご紹介します。香港空港で特におすすめなのが、イーストホールのL7階にあるレストラン街・フードコートです。出発フロアのL6階からエスカレーターで上がります。

フードコートには中華や日本食、ファストフードなど様々なお店が入っています。空港なのでちょっと高めではありますが、大体1,000~1,500円くらいで食べられます。

私達は、ミシュラン一つ星を獲得している「正斗粥麺専家」で食事しました。営業時間は6:30~23:00、超人気店なので時間帯によっては行列が出来ていることもあります。

定番メニューのワンタン麵(55HK$)とエビシュウマイ(40HK$)をオーダー。ワンタン麵はコシのある麺とダシの効いたスープが絶品で、シュウマイにはプリップリのエビが入っていましたよ。機内食も食べたのに、ペロリと完食してしまいました(笑)

「翠華餐廟/Tsui Wah Eatery I Love」は、正斗粥麺専家よりも手頃な価格で食べられる人気の中華チェーン店です。

日本食が恋しくなったら、サクサクのフライ定食が食べられる「さぼてん」がおすすめです。定食は味噌汁とライス付きで、エビフライやトンカツなどが食べられますよ。

フードコートで24時間営業なのは「マクドナルド」や「味千拉麺」など一部店舗のみで、大体のお店は深夜0時頃で閉店します。

このほかL7階には、人気お土産ショップの「奇華餅家/ケイワーベーカリー」や「ディズニーストア」が入っています。奇華餅家では定番のパイナップルケーキや、見た目にも可愛いパンダクッキーなどお土産にぴったりのお菓子が手に入ります。ディズニーストアでは香港限定アイテムを扱っているので、ディズニー好きは見逃せませんね。

ウェストホールのレストランでグルメを楽しむ

ウェストホールの中央付近にもフードコートがあり、ミシュランにも掲載された「鏞記」や「池記」、ロースト肉で人気の「太興」などが入っています。イーストホールのフードコートに比べて空いているので、穴場のグルメスポットだと思います。

「鏞記/Yung Kee Restaurant」は、世界のVIPも訪れるガチョウのローストで有名な高級店です。

「池記/Chee Kei」は、香港B級グルメの代表格であるワンタン麵の人気店です。コンボセットは約100HK$、麺類は約40HK$、お粥は約50HK$で食べられます。

マレーシアの有名コーヒーチェーン店「オールドタウンホワイトコーヒー」や韓国の屋台グルメが楽しめる「SCHOOL FOOD」、スイスの有名アイスクリームショップ「MOVENPICK」などもありました。

ラウンジにて休憩する

空港ラウンジではシャワーが利用できたり、仮眠スペースがあるので、ゆったりと待ち時間を過ごすことができます。乗り継ぎ時間が長いけれど、トランジットホテルに泊まるほどではない場合に利用してみてはいかがでしょうか。

ビジネス・ファーストクラスの方、航空会社・アライアンスの上級会員、プライオリティパスをお持ちの方は、以下のラウンジが利用できます。香港空港ではやはりキャセイパシフィック航空のラウンジが一番大きく、出発フロアに計4か所あります。

【出発フロアのL6階にあるラウンジ】
イーストホール:キャセイパシフィック航空(2か所)、シンガポール航空、スカイチーム
セントラルコンコース:香港航空、中国国際航空
ウェストホール:キャセイパシフィック航空(2か所)、ユナイテッド航空

ウェストホールのL7階には、タイ国際航空とエミレーツ航空のラウンジもあります。

同じくL7階には、一般の方も有料で利用できる「プラザプレミアムラウンジ」もあります。

プラザプレミアムラウンジは、イーストホールの1番ゲート前とウェストホールの60番ゲート前にもあります。プライオリティパスをお持ちの方は無料、一般の方は2時間580HK$、5時間780HK$、10時間900HK$で利用できます。

無料インターネットサービス

香港空港では無料Wi-Fiのほか、無料のインターネットサービス(パソコンコーナー)があちこちに設置されています。待ち時間を持て余さずに済みそうですね。

その他の無料施設

その他にもパソコンやタブレットの新製品が試せるコーナーがあったり、充電スポットもあちこちにあります。待合スペースはゆったりしているので、仮眠は取れそうな雰囲気でした。

トイレ近くにはウォーターサーバーがあるので、ちょっと喉が渇いた時も助かります。

一時入国して香港を観光する

乗り継ぎ時間が長すぎる場合は、香港に一時入国してプチ観光を楽しむのも良いと思います。その際は機内で出入国カードを貰い、香港での滞在先欄に「Transit」または「Transfer」と記入して入国審査時に提出しましょう。

香港空港には、他国の空港で行われているような無料トランジットツアーはありませんので、個人で観光に出掛けることになります。香港国際空港から市内までの移動方法は、電車・バス・タクシーがあります。料金は少し高いですが、時間がない方は一番早く移動できる電車(エアポートエクスプレス)を利用するのがおすすめです。

移動手段所要時間料金
エアポートエクスプレス香港駅まで24分115HK$
エアポートバス(A11番)香港島まで約60分40HK$
タクシー香港島まで約45分 350HK$前後

香港市内へ観光に出掛けるのに必要な時間は、6時間以上が目安になります。乗り継ぎ時間が6時間以下の場合は、空港内で過ごすことをおすすめします。もし飛行機に乗り遅れてしまっても自己責任ですので、くれぐれも時間に余裕を持って空港へ戻りましょう。

一時入国してトランジットホテルに宿泊する

香港空港へは夕方や夜に到着して、翌日に目的地へ向けて出発というフライトスケジュールも結構あります。そんな時はホテルに泊まってゆっくり休んだ方が、翌日のフライトの疲れ具合も全然違ってきます。

香港空港周辺には、以下3軒のトランジットホテルがあります。選択肢が少ないので料金はちょっと高めではありますが、空港直結または無料送迎バス付きなので便利です。格安ホテルに泊まりたい場合は、市内中心部まで行かないとありません。市内へ移動する時間や料金を考えると、トランジットホテルは決して高くないかなと思います。

リーガル エアポート ホテル

リーガルエアポートホテルは、空港に直結した最高の立地にあるホテルです。香港国際空港のターミナル1から専用通路で繋がっているので、歩いてチェックインができます。早朝出発のフライトや、朝起きられるか心配な方も安心して滞在できますね。宿泊料金に関しては、3軒の中でちょうど中間の価格になります。

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香港 スカイシティ マリオット ホテル

スカイシティマリオットホテルは、宿泊料金が3軒の中で一番高い分、最もラグジュアリーさが感じられるホテルです。空港とホテルを結ぶ無料送迎バスは頻繁に運行しており、所要時間も5分ほどとスムーズに移動できます。MTRの東涌駅と香港ディズニーランドへも無料送迎を行なっているので便利ですね。

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ノボテル シティゲート 香港

ノボテルシティゲートは、空港の対岸にあるランタオ島に建つホテルです。宿泊料金は3軒の中で一番安く、空港とホテルを結ぶ無料の送迎バスで10分ほどかかります。すぐ隣にはショッピングモールが隣接し、中にはスーパーも入っていて便利です。MTR東涌駅と連結しており、香港ディズニーランドへも2駅とアクセスしやすいです。

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まとめ

香港空港は明るく清潔感があり、待ち時間も安心して過ごすことができました。ただ、ソウルの仁川空港や台北の桃園空港に比べて、乗り継ぎ客用の無料サービス・施設はあまり充実していない印象を受けましたね。

今回は乗り継ぎ時間が4時間だったので、私達は香港へ一時入国したり、トランジットホテルに泊まることなく空港内で過ごしました。乗り継ぎ時間が長すぎる場合は、近くのホテルに泊まったり、ラウンジで時間を潰すのが良いと思います。

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