ドイツ・ベルリン観光のおすすめモデルコースと必要日数

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ドイツの首都ベルリンは、激動の歴史を歩んできた街。観光都市のイメージが薄いのでピンとこない方も多いと思いますが、実はたくさんの観光名所があります。一番人気のスポットと言えば、東西分断の象徴だったブランデンブルク門、1989年に崩壊したベルリンの壁でしょう。ドイツ屈指の美術品や発掘品を展示する、世界遺産の博物館島も見逃せません。

ベルリンの観光スポットは、博物館島周辺ブランデンブルク門周辺に多く集まっています。今回は実際に観光してきた経験をもとに、ベルリン観光のおすすめモデルコースと必要日数について詳しく紹介していきます。

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ベルリン観光に必要な日数

ベルリンは見どころが多いので、観光を満喫するなら2日間が目安となります。急ぎ足なら1日で回ることもできますが、できれば2日間は欲しいところ。またベルリンから日帰り観光できるポツダムへ足を延ばすなら、3日間が目安になってきます。

  • 1日目:博物館島、ベルリンテレビ塔周辺
  • 2日目:ブランデンブルク門、イーストサイドギャラリー、クーダム通り周辺などその他市内観光スポット

博物館島はじっくり見学すれば3日ほどかかりますが、見学箇所を絞れば半日ほどで回ることもできます。またベルリンは公共交通機関が発達しているので、各観光スポットへの移動がしやすい街です。効率よく回れば、たくさんの観光名所を訪れることができるでしょう。

ベルリン観光モデルコースの地図

今回は実際に「博物館島周辺」「ブランデンブルク門周辺」「ベルリンの壁 イーストサイドギャラリー」に分けて、以下のルートで観光してきました。

博物館島周辺 ①博物館島→②ベルリン大聖堂→③ハッケシェ・ヘーフェ→④アレクサンダー広場→⑤マリエン教会→⑥ベルリンテレビ塔→⑦赤の市庁舎→⑧ニコライ教会

ブランデンブルク門周辺 ⑨ドイツ連邦議会議事堂→⑩ティーアガルテン→⑪ブランデンブルク門→⑫ホロコースト慰霊碑→⑬ポツダム広場

博物館島(ムゼウムスインゼル)

それでは一番最初に、ベルリン観光のハイライトである博物館島から観光をスタートします。
市内観光を1日で済ませたい方は、空いている午前中に訪れてしまうのがおすすめですよ。

博物館島は、シュプレー川の中州にある5つの博物館が集まった島です。丸ごと世界遺産に登録されており「ペルガモン博物館」「新博物館」「旧博物館」「旧ナショナルギャラリー」「ボーデ博物館」という5つの博物館で構成されています。

ここでは紹介しきれないほど盛りだくさんの内容なので、続きはこちらをご覧下さい。
icon-check ベルリン博物館島の1日観光!ペルガモン博物館をはじめ5つの博物館を巡りました

ベルリン大聖堂

次に博物館島のすぐ近くにある、ベルリン大聖堂にやってきました。大聖堂の目の前には噴水広場があって、市民や観光客の憩いの場となっていました。

ベルリン大聖堂は、ドイツ最大のプロテスタント教会です。15世紀に礼拝堂として築かれたのが始まりで、現在の建物は1905年にドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の命により建てられたもの。その後の戦争によって破壊されたので、完全に修復が終わったのはなんと2002年だとか。まさにベルリンの歴史を見つめてきた教会なんですよ。

中央には大きなクーポラ、左右には小ぶりなクーポラを備え、まさに威風堂々とした佇まい。正面ファサードの中央扉上部には、キリストのモザイク画が施されています。

教会内部に入場すると、とても天井が高い明るく広々とした空間が広がっていました。聖堂内部はネオバロック様式で、白壁に金色の装飾が印象的です。

金色に輝く主祭壇には、贅沢に赤大理石の柱が使用されています。壁のステンドグラスは3連作になっており、キリストの誕生・磔刑・復活を描いた見事なものです。

天井の高さは約70mもあり、クーポラの内側にはアントン・フォン・ヴェルナー作のモザイク画が描かれていました。

パイプオルガンと講壇(説教台)も非常に立派で、オーク材の輝きと繊細な木彫り模様が美しかったですよ。

ベルリン大聖堂は、270段の階段を上るとクーポラの展望台に出ることができます。この階段を上っていくと、上階は博物館のようになっており、大聖堂の模型や彫刻・絵画などが展示されていました。

さらにその先の細い階段を上っていくと…

クーポラに出ました!前方にはベルリンテレビ塔とマリエン教会が見えています。クーポラの周囲をぐるりと歩きながら街並みが一望できる、最高のスポットですね。

市内を横断するシュプレー川と観光船。真下には大聖堂の小クーポラも見えています。

こちらは、5つの博物館がずらりと並ぶ博物館島。現在、数年掛かりの大規模修復工事が行われているのでクレーンが数基見えますね。

真下には、大聖堂前の噴水広場と旧博物館の正面入口も見えました。

ファサードに付いていた天使の像も、こんなに間近で見ることができるんですよ。

クーポラの見学後に地下へ下りると、ひんやりとした独特の空間に石棺がずらりと並んでいました。これはホーエンツォレルン王家の地下墓所で、王家ゆかりの人々の棺が納められている場所です。

初代ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世や小さな子供のものまで、たくさんの石棺がありましたよ。

名称:ベルリン大聖堂
開館時間:9:00~20:00、日曜・祝日は12:00~20:00 ※10~3月は19:00まで
休館日:なし
入場料:7ユーロ

ハッケシェ・ヘーフェ

続いては、レストラン・カフェや雑貨店などが集まったハッケシェ・ヘーフェという複合施設にやってきました。ヘーフェとはドイツ語で「中庭」のこと。奥まで続く8つの中庭を取り囲むように、建物がずらりと並ぶ面白い場所なんですよ。

場所は、Sバーンのハッケシャーマルクト駅のすぐ近く。このエリアはベルリンでも随一のおしゃれスポットなので、お土産探しにもぴったりです。ベルリンの定番土産である「アンペルマングッズ」のお店もここにあります。一見すると普通のビルに見えるので、入口がちょっと分かりくいかもしれません。

中に入ると最初に見えるのが、第一の中庭。外壁は美しいタイル装飾で覆われています。中庭はそれぞれ異なった雰囲気を持っているので、散策するだけでも楽しめますよ。

こちらの建物は、鮮やかな青いタイルが美しいですね。さすが世界中からクリエイターが集まる街だな、と感じさせられるアートなスポットでした。

アレクサンダー広場

次にやってきたのが、隣駅にあるアレクサンダー広場です。アレクサンダー広場は、交通の要所であるアレクサンダープラッツ駅前にあるとっても大きな広場です。ショッピングセンターやホテルなどがあり、市民や観光客で賑わっています。

新しい建物がある一方、旧東ドイツの中心地だったので社会主義時代の雰囲気が残る建物もチラホラと見かけます。他のエリアよりも、ちょっと重々しい独特な空気を感じましたね。

世界中の時刻を同時に刻む「世界時計」と広場の噴水は、旧東ドイツ時代に造られたもの。今では広場のシンボルとなっており、待ち合わせや記念撮影のスポットとして皆から愛されているんですよ。

ベルリンテレビ塔

アレクサンダー広場からも見えていたテレビ塔は、ベルリン屈指のビュースポット。テレビ塔も旧東ドイツ時代に造られたものなので、ちょっとレトロな雰囲気が漂っています。球体の可愛らしい展望台からは、市内を360度見渡すことができますよ。

テレビ塔を根元から写真に収めるなら、このネプチューン噴水のあたりから撮影するのがおすすめです。周辺に高い建物や遮るものがないので、綺麗に撮影できます。ネプチューン噴水は「赤の市庁舎」の目の前にあります。

名称:ベルリンテレビ塔
開館時間:3~10月は9:00~24:00、11~2月は10:00~24:00
休館日:なし
入場料:13ユーロ

マリエン教会

テレビ塔のすぐそばにあるマリエン教会は、1270年に建てられた由緒ある教会です。森鴎外の小説「舞姫」にも登場し、主人公の豊太郎とエリスが出会った場所がこの教会と言われています。赤レンガ造りで、可愛らしいフォルムをしていました。

外観とは対照的に、内部は白を基調としたシンプルな造りとなっていました。天井のアーチ稜線と天井を支える束ね柱が特徴的な、ゴシック様式の教会です。15世紀に描かれたフレスコ画「死の舞踊」は、教会一番のお宝なので要チェック!

名称:マリエン教会
開館時間:10:00~18:00
休館日:なし
入場料:無料

赤の市庁舎

マリエン教会の南側に見えているのが、「赤の市庁舎」の愛称で親しまれているベルリンの市庁舎です。東西分断時は、東ベルリンの市庁舎として使用されていました。

その名の通り、外壁は赤レンガ造りなので遠くから見てもよく目立っていました。建物は中央にある時計塔を中心とした、左右対称のデザインです。市庁舎の目の前は大きな公園になっており、冬には名物のクリスマスマーケットが開かれています。

ニコライ教会

赤の市庁舎から3分ほど歩くと、ベルリンで最も古い歴史を持つニコライ地区がありました。このニコライ地区の中心に建っているのが、一風変わったデザインのニコライ教会です。2本の尖塔が特徴的な、ベルリン最古の教会です。現在は、博物館として一般公開されています。ニコライ地区は石畳やクラシカルな家が並んでおり、中世の趣きが感じられるエリアです。

>>次ページ ドイツ連邦議会議事堂、ブランデンブルク門、ベルリンの壁(イーストサイドギャラリー)…

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