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ベトナム基本情報【日数・予算・両替・気候・服装・治安】

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ベトナム
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ベトナムは日本と同じく南北に細長い国なので、北部のハノイ、中部のダナン、南部のホーチミンを起点に旅行します。この3都市間はかなり距離があるので、長期旅行者以外は基本的に飛行機での移動となります。近年はベトジェット航空などの格安LCCも就航し、以前よりも都市間移動は安くスムーズにできるようになりました。

ベトナム旅行の日数ですが、各都市3~4日間あれば足ります。時間が取れる方は、2都市または3都市周遊するのも良いでしょう。

近年ベトナムは急速に発展しているので、以前とはだいぶ旅行事情も変わってきています。今回私達が気付いたことを含め、治安や両替の情報などベトナム旅行をするにあたって知りたい基本情報を紹介していきます。

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観光日数

ハノイ

ハノイは市内観光1日とハロン湾観光1日の最低2日間あれば観光できますが、ショッピングや食べ歩きなど少しゆっくりしたいのなら半日~1日プラスして3日間がおすすめです。日本からのツアーは3泊5日が定番で、2泊4日や4泊6日プランも人気があります。

ハノイから行ける郊外観光は、世界遺産のハロン湾以外にも陶器で有名なバッチャン村(ハロン湾とセットになったオプショナルツアーもあり)、陸のハロン湾と呼ばれるタムコック・チャンアンがあります。チャンアンにはベトナムの原風景が残っており、2014年に世界遺産登録されたばかりなのですがじわじわと人気が上がっています。

山岳少数民族が暮らす高原の町サパは、ハノイから日帰り観光できる距離にありません。最低2~3日必要なので、時間に余裕がある人向けです。

ダナン・ホイアン

ダナン・ホイアンは3日間以上の滞在がおすすめです。国際空港のあるダナンまたは隣町のホイアンのどちらかに宿泊し、のんびりとリゾートステイを満喫するのが人気です。日本からのツアーは3泊5日が定番で、2泊4日と4泊6日プランも人気があります。

ダナン市内には大きな見どころがなく、一番の観光スポットは郊外にある五行山です。五行山はダナン中心部とホイアンの中間に位置しており、ダナンのリゾートホテルエリアであるミーケービーチから近いので行きやすいです。

ダナンとホイアンのどちらに宿泊しても、世界遺産に登録されているホイアン旧市街観光は外せません。また、ランタンの灯りに照らされる夜の幻想的なホイアンを散策したいのであれば、ホイアンに宿泊するのがおすすめです。

ホイアンから車で1時間、ダナンから1時間半の場所にある、世界遺産ミーソン遺跡も人気観光スポットです。ここは半日のオプショナルツアーで訪れるのが一般的です。

予算

ベトナムは物価が安いので、安く済ませようと思えばかなりの低予算で旅行できます。目安としては500mlのミネラルウォーター30円、350mlの缶ビール60円、綺麗めなローカルレストランのフォー1杯で250円くらいです。

ハノイ

3泊5日の旅程で朝食付きの3~4つ星ホテルに宿泊すると、約70,000円~が目安となります。

  • 航空券(燃油込):45,000円~
  • ホテル:9,000円~(1泊室料6,000円×3泊分)
  • 交通費:5,000円~
  • 入場料・現地ツアー代:5,000円~
  • 食事:5,000円~(1食あたり500~1,000円×3泊分)

ダナン・ホイアン

3泊5日の旅程で朝食付きの3~4つ星ホテルに宿泊すると、約70,000円~が目安となります。

  • 航空券(燃油込):45,000円~
  • ホテル:12,000円~(1泊室料8,000円×3泊分)
  • 交通費:5,000円~
  • 入場料・現地ツアー代:3,000円~
  • 食事:5,000円~(1食あたり500~1,000円×3泊分)

両替

ベトナムの通貨はベトナムドン(VND)で、流通している紙幣は10種類あります。ベトナムドンは桁が多いため、金額を間違えて支払ってしまう旅行者が多いので注意しましょう。

数年前まではUSドルもかなり流通していましたが、現在はUSドルで支払いできない店が増えています。ベトナムドンだけあれば十分なので、USドルを用意する必要はありません。また、USドル払いよりもベトナムドン払いの方が、レートの良い場合が多いです。

▲左から順に外資系のHSBC銀行、ベトナムのBIDV銀行とVietinBankのATMです。

ベトナムドンの両替は便利で安全性の高い、クレジットカードのキャッシング国際キャッシュカードでの引き出しがおすすめです。

ベトナムドンを使い切れずに余してしまった場合、日本円への再両替は手間がかかり手数料もムダになります。必要な分をある程度まとめて引き出すのが一番お得です。

基本的にベトナムの大手銀行であるベトコムバンクをはじめとしたベトナムの銀行は、外資系の銀行であるHSBC銀行やcitibankに比べてATMの引き出し手数料が安い傾向にあります。

注意!日本でのベトナムドンの両替は、扱っている所が少ない上にレートも悪いです。現地では銀行以外の場所での両替は、騙されることもあるので金額をよく確認しましょう。

ハノイ

ハノイの市内中心部には至るところにATMが設置されており、クレカや国際キャッシュカードがあれば、いつでも簡単にベトナムドンを引き出すことができます。

一般的に空港での現金両替はレートが悪いのですが、ハノイ・ノイバイ空港にあるMARITIME BANKとBIDV銀行の両替窓口に関してはレートが良かったです。

旧市街のハンバック通りにある貴金属店で両替をするという方法もあるのですが、現在は銀行以外の場所で両替することは違法になっています。

ホアンキエム湖の西側にあるANZバンクやベトコムバンクなど、一部銀行では外貨の現金両替を扱っている店舗もあります。ただし、両替レートは非常に悪いのでおすすめしません。

▲ホアンキエム湖の西側にあるANZバンクのレタイトー支店です。現金両替のレートは空港よりも悪かったのでおすすめはしませんが、ATMは設置されていたので情報を載せておきます。

ANZ Bank(Le Thai To支店) 
住所:14 Le Thai To St., Hoan Kiem Dist., Hanoi
営業時間:月曜~金曜 8:00~17:00、土曜 9:00~12:00、日曜休み

ホイアン

ダナン空港の到着ロビー出口横には、AGRI BANKとVietin Bankという銀行が2軒あります。どちらの銀行もATMと両替窓口がありますので、キャッシングと現金の両替ができます。

以前はATM数の少なかったホイアンですが、現在は市内にATMがいくつも設置されています。

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気候・ベストシーズン

ベトナムは年間を通して高温多雨な気候の国です。ベトナムの国土は南北に細長いので、北部のハノイ、中部のダナン・ホイアン、南部のホーチミンとエリアによって気候が異なります。

ハノイ(ベトナム北部)の気候

北部に位置するハノイは、温帯性の気候なので四季らしいものがありますが、基本的に一年中夏だと思って大丈夫です。

夏にあたる雨季は5~10月頃で、雨量も多く蒸し暑い日が続きます。日によっては40度くらいまで気温が上昇する日もあるほどです。雨が一番多く降るのは7月と8月で、10月は台風が直撃する可能性が高まります。

春・秋・冬にあたる乾季は11~4月頃で、日本の秋のような涼しい気候です。12~2月は朝晩冷え込み、気温は15度くらいまで下がります。

  ハノイのベストシーズンは、気温・湿度が低くて過ごしやすい11~3月頃です。

ダナン・ホイアン(ベトナム中部)の気候

中部に位置するダナン・ホイアンは、雨季と乾季にわかれる熱帯モンスーン気候です。

雨季は9~12月頃で、特に9~11月は大雨と台風の季節なので観光に適さない時期です。12~2月には20度を下回る日もあります。

乾季は2~8月頃で、雨が少なく快適に過ごせます。5~8月は雨が少ないのですが、一年で最も暑い時期になります。

  ダナン・ホイアンのベストシーズンは2~8月頃です。街歩きや観光には2月~5月、ビーチリゾートを満喫するには4~8月が最適です。

おすすめの服装

基本的に一年中、日本の夏の服装で旅行して問題ありません。日差しがとても強いので、紫外線対策は必須です。現地のベトナム人も肌をあまり出さないよう、長袖・長ズボンを着用している人が多いです。

薄手の長袖や日焼け止め、帽子、サングラスがあると良いでしょう。薄手の羽織り物は日焼け予防に使えるだけでなく、冷房が効きすぎて肌寒い時にも役立ちます。とても暑いのでショートパンツ姿の外国人旅行者を多く見かけますが、事件に巻き込まれないためにも街中ではなるべく履かない方がいいと思います。

ハノイ旅行の服装

基本的に日本の夏の服装で問題ありません。旧市街には突然大きな穴が開いているなどして足元が悪い場所もあるので、サンダルの場合はケガしないよう気を付けて歩いて下さい。

雨季は折り畳み傘やレインコートなどの雨具が必要になります。乾季は薄手の長袖など、日本の春秋物の服装で大丈夫です。コートやジャンパーまでは必要ないですが、カーディガンやパーカー、ジャケットが1枚あると便利だと思います。

また、ハロン湾観光の際は足元が滑りやすい鍾乳洞内を歩くので、動きやすいパンツスタイルとスニーカーがおすすめです。手漕ぎボートやカヤックに乗る場合は、日差しを遮る場所がないので、日焼け対策も万全にしましょう。

ダナン・ホイアン旅行の服装

基本的に日本の夏の服装で問題ありません。12~2月頃の気温が下がる時期は、脱ぎ着しやすい服装を心がけるといいでしょう。雨季は折り畳み傘やレインコートなどの雨具が必要になります。

また、ミーソン遺跡観光では山道のような場所も歩くので、動きやすい服装と歩きやすいスニーカーがおすすめです。虫刺されスプレーなどの蚊除け対策も行なったほうがいいです。

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治安

ベトナムは凶悪犯罪が非常に少なく、テロの心配もほとんどないのが特徴です。世界有数の治安の良さを誇る日本と比べたら治安は落ちますが、他の東南アジア諸国と比較して治安は良い方です。

ベトナムに限ったことではありませんが、海外では夜遅くに一人で出歩かないのが基本です。実際に夜遅く街中を歩いても危険を感じることはありませんでしたが、トラブルに遭わないためにもなるべく早めにホテルへ戻りましょう。

交通事情

ベトナムの道路事情ですが、日本とは異なり歩行者優先にはなっていません。バイクの交通量が多く、日本のように交通ルールがしっかりとしていないので交通事故に注意して下さい。

信号や横断歩道がほとんどないので、道路を横断する際は特に注意が必要です。基本的にバイクは歩行者を見つけるとスピードを落としたり、避けて走行してくれます。道路を渡っている途中で突然止まったり、後戻りするのは逆に危険ですから思いきって渡りましょう。交通量の多い道路を渡りたい場合は、歩き慣れた地元の人と一緒に渡るのがおすすめです。

スリ・ひったくり・盗難

ベトナムでは残念ながら旅行者を狙った、スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪が多いです。外出時は身の回りに注意し、高価なものを身に付けたり、不必要な貴重品や多額の現金を持ち歩かなければ大抵のトラブルは避けられます。

道路を歩く時は、なるべく車道側にバッグを持たないようにしましょう。トートバッグは一番狙われやすいので、斜め掛けのバッグがおすすめです。一見するとリュックは安全そうなのですが、気付かないうちにチャックを開けられて中身を抜き取られていることがあります。

ベトナムでもほとんどの人がスマホを使用していますが、街中でのスマホの扱いには注意が必要です。歩きスマホは犯罪者にも狙われやすくなりますし、交通事故の危険があるので絶対にやめてください。特にiphoneは高価なので狙われやすく、レストランで食事中にテーブルの上に置きっぱなしにして盗まれていたという事例もあります。

また、どんなにランクの高いホテルでも客室内にそのまま貴重品を置くのは控え、セーフティボックスを必ず利用しましょう。客室にセーフティボックスが付いており、口コミや評判の良い3つ星以上のホテルだとより安心できる思います。

どうしても貴重品を持ち歩かないといけない場合は、貴重品入れ(セキュリティポーチ)を使用するなどして体から離さないようにしましょう。

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ベトナムでは、車体が緑色のマイリンタクシーが一番信用できるタクシー会社です。ハノイでは白い車体に赤いラインの入ったタクシーグループ(ハノイタクシーやCPタクシー)も安心して利用することができます。

ホテルでタクシーを呼んでもらう場合も、上記の2社をお願いすると良いでしょう。自分達も安心のタクシー会社を利用したので、ぼったくりに遭遇することはありませんでした。

またメータータクシーでも違法改造されたメーターを積んでいるタクシーもあるので、目的地までの適正運賃をあらかじめ調べておくと騙されずに済みます。

ハノイの治安

ホーチミンに比べるとまだまだ近代的なビルが少なく、東南アジアらしい雰囲気が残るハノイですが、見た目以上に治安が良いと感じます。社会主義国特有の落ち着いた雰囲気が薄れてきて、数年前よりも街の雰囲気が明るくなっている印象を受けます。

どの観光地でも同じですが、人が多く集まる場所では様々な犯罪が起こります。ハノイで言えば、ホアンキエム湖周辺や水上人形劇場前、ハノイ駅周辺などが要注意エリアです。また旧市街エリアの道は細いので、すれ違うバイクのひったくりに気を付けて下さい。

夜10時以降は閉まる店も多いので人通りはぐんと減ります。なるべく夜10時頃までにはホテルに戻るよう心がけてください。金曜~日曜日にかけて開催されるナイトマーケットなど、夜間の観光にはなるべく手ぶらで行くようにしましょう。リュックや斜め掛けバッグはできるだけ前に抱えて持っていると、スリやひったくりに狙われにくくなります。

ホイアンの治安

ホイアンでは世界遺産に登録されている旧市街周辺など、観光客が集まるエリアは治安が良いです。昼間は暑いので夕方頃から観光客が増え始め、ランタンの灯る夜間が観光に一番人気の時間帯です。旧市街エリアは夜遅くまで賑わっているので、22時頃まで出歩いても問題ないと思います。心配であれば、旧市街近くのホテルに宿泊するのがおすすめです。
関連ホイアンのおすすめホテル10選!旧市街観光に便利なホテルを厳選しました

また観光地化とともに貧富の差が生じているので、観光客があまり立ち入らないローカルエリアには行かない方がいいです。特に車が通れないほどの小道は、歩かないようにしましょう。

ベトナム旅行におすすめのガイドブック

ベトナムのガイドブックは、人気のガイドブックシリーズから各タイトルが出版されています。ガイドブックは二冊用意すると旅行の計画を立てやすいです。

一冊目は見どころが分かりやすいガイドブックで、旅のイメージを膨らませます。例えば写真がたくさん載っているるるぶまっぷる、シンプルで分かりやすい女子旅向けのララチッタ地球の歩き方aruco、コンパクトにまとまったタビトモ地球の歩き方Platなどです。

もう一冊は内容の濃い、地球の歩き方またはトラベルデイズで情報収集するといいでしょう。

本を持ち歩くのが重い、面倒だという方は、電子書籍のKindle版を購入しスマホやタブレットに入れておくと便利です。

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