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古都トレド観光の所要時間とおすすめモデルコース

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スペイン
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トレドは「もしスペインに1日しか滞在しないなら、迷わずトレドへ行け」という格言があるほど魅力的な街です。旧市街は世界遺産に登録されており、スペインのカトリックの総本山であるカテドラルは特に見逃せないスポットです。また画家のエル・グレコが愛した街としても有名で、「オルガス伯爵の埋葬」などの有名作品が残されています。 

マドリードから日帰りで観光する人も多いですが、時間があれば1泊するのがおすすめです。まるで中世にタイムスリップしたかのような街の雰囲気を感じながらゆっくりと散策したり、美しい夜景を眺めてトレド滞在を満喫してみて下さいね。

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トレド観光の所要時間

トレド旧市街は小さいので、徒歩で観光することができます。所要時間は主要観光スポットだけなら半日、街を一周しても丸1日あれば足ります。目安としては、一番の見どころであるカテドラル+街の散策で3時間くらいでしょうか。

マドリードからトレドへは、列車やバスが頻発しているので日帰り観光もできます。バスは少し時間が掛かるので、わずか33分で到着するレンフェ(Renfe)の高速列車を利用するのがおすすめです。

レンフェのチケット予約サイトはこちら
  レンフェ公式サイト(英語)
  レイルヨーロッパ公式サイト(日本語)

トレド観光モデルコースの地図

今回紹介するモデルコースは実際に1日で巡ったものになります。大まかに、ソコドベール広場→サンタ・クルス美術館→アルカサル→トレド展望台→カテドラル→サント・トメ教会という観光ルートです。

①ソコドベール広場 ②サンタ・クルス美術館 ③アルカサル(軍事博物館) ④ミラドール(トレド展望台) ⑤カテドラル(トレド大聖堂) ⑥サント・トメ教会 ⑦エル・グレコ美術館 ⑧トランシト・ユダヤ教会 ⑨サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会 ⑩サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会 ⑪ビサグラ新門

ソコドベール広場

トレド旧市街の東側にあるソコドベール広場は、観光の中心となるエリアでいつも観光客で賑わっています。広場の周辺にはカフェやレストラン、ショップなどが集まっており、ここから観光をスタートするのが一番分かりやすいと思います。

ソコドベール広場からは、ソコトレン(Zocotren)という赤い列車型の観光ミニバスが発着しています。途中下車はできませんがトレドの街をぐるりと一周してくれるので、お手軽に観光したい方にぴったりの乗り物です。トレド展望台では10分ほど停車してくれるので、街の絶景を撮影することもできます。車内にはオーディオガイドが設置されており、日本語音声にも対応しています。

ソコトレンのチケット売り場は、ソコドベール広場にある赤い列車の形をしたブースです。料金は5.2ユーロ、クレジットカード払いにも対応しています。所要時間は約50分で、夏期は1時間に1~2便、冬期は1時間に1便運行しています。

また、ソコドベール広場前の道路を挟んで向かい側には、ツーリストインフォメーションがありトレドの観光地図を貰うことができます。

サンタ・クルス美術館

ソコドベール広場の目の前にある、血のアーチ(アルコ・デ・サングレ)の先にはサンタ・クルス美術館があります。

血のアーチをくぐると「ドン・キホーテ」の作者であるミゲル・デ・セルバンテスの像が立っています。何気に人気の撮影スポットで、ひっきりなしに観光客が記念撮影をしていました。

セルバンテスの像の先には、石造りで重厚な建物のサンタ・クルス美術館があります。16世紀にイザベル1世によって建てられた病院・孤児院を改築した美術館です。トレドゆかりのエル・グレコの作品が多く、他にもフランドル派の絵画や工芸品などが展示されています。1階は美しい中庭を囲む回廊になっており、2階が展示スペースになっています。

サンタ・クルス美術館は展示作品だけでなく、館内の装飾にも注目してみて下さい。入口のファサードには、プラテレスコ様式(スペインのルネサンス様式)の繊細な装飾が施されています。館内の階段や手すり、アーチには建築家のアロンソ・デ・コバルビアスによる美しい彫刻、廊下の壁には見事なタイル画が飾られています。

サンタ・クルス美術館
開館時間:月曜~土曜10:00~19:00、日曜・祝日10:00~14:30
休館日:なし
入場料:5ユーロ

アルカサル(軍事博物館)

続いては、ソコドベール広場前の通りを歩いてアルカサルに向かいます。アルカサルはローマ帝国の宮殿があった場所に、11世紀頃アルフォンソ6世が建てた軍事要塞です。正方形の建物の四隅に塔がある特徴的な形をしており、近くで見ると非常に大きく存在感があります。トレドで最も高い標高に建っているので、遠くから眺めてもよく目立ちます。

現在は軍事博物館と州立図書館として利用されています。中世の鎧や剣、銃といった武器や模型など、スペインの歴史を知ることができる展示が充実しています。軍事博物館の入口は建物の北側にあり、ドアの上に「MUSEO DEL EJERCITO」と書かれています。

アルカサル(軍事博物館)
開館時間:10:00~17:00
休館日:水曜日、1/1、1/6、5/1、12/24-25、12/31
入場料:5ユーロ ※日曜日と3/29、4/18、5/18、10/12、12/6は入場無料

ミラドール(トレド展望台)

ミラドール(トレド展望台)へは、市バス、タクシー、観光ミニバスのソコトレン、2階建て観光バスのトレドシティツアーで行くことができます。トレド展望台行きの市バスが発着する停留所はアルカサルの入口前タクシー乗り場はアルカサルの入口横にあります。バスは1時間に1本しか出ていないので、時間がない方はタクシーで向かうのがおすすめです。

赤い2階建てバスのトレドシティツアーは、ソコドベール広場から発着しています。1回券は5.5ユーロ、1日券は9ユーロで乗り降り自由です。

今回は、片道1.40ユーロと運賃が最も安い市バスで展望台に向かいました。アルカサル前のバス停から7.1番線に乗車し、10~15分ほどで到着します。運行時間は行きが7:45~21:45(毎時45分発)、帰りが8:00~22:00(毎時00分発)です。車内の治安は良く、乗客は地元のマダムだけという何とも平和な雰囲気です。

この絶景をゆっくりと眺めたいのなら、展望台のすぐ近くにあるレストランのRestaurante La Ermitaや、パラドール デ トレド内にあるレストランで食事をすると良いでしょう。また、サンセットや夜景を見るならパラドール デ トレドに宿泊するのがおすすめです。シティビューの部屋を選べば、バルコニーからトレドの絶景を独り占めすることができます。

パラドール デ トレドの詳細・料金を確認する
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帰りのバスから見えたサン・マルティン橋です。サン・マルティン橋はトレドの街を取り囲んでいるタホ川に架かる橋で、街の東側にはアルカンタラ橋が架かっています。二つの橋は要塞化されており、かつてはトレド防衛の要所でありました。

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