高速列車レイルジェットでプラハからウィーンへ移動する方法

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チェコのプラハからオーストリアのウィーンへは、高速列車レイルジェットで移動するのが便利です。オーストリア・チェコ版の新幹線であるレイルジェットは、2014年から運行しておりプラハ本駅とウィーン中央駅を約4時間で結んでいます。

今回は実際に、プラハからウィーンへレイルジェットで移動してきました。プラハ本駅はチェコ国鉄が運営するプラハの中央駅ですが、それほど大きな駅ではないので迷うことはありませんでした。電車のチケットを安く購入する方法と、電車移動した様子をお伝えします。

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プラハからウィーンへの移動方法について

プラハからウィーンへの移動方法は飛行機・バス・電車がありますが、手荷物検査の煩わしさや乗り物酔いの心配を考えると電車がおすすめです。プラハとウィーン間には、2014年より最新の高速列車レイルジェット(Railjet)が運行しています。実際に利用してみると、定刻通りに運行していたし、車内は清潔で揺れも少ないから快適に移動することができましたよ。

  • 所要時間:3時間57分
  • 運行本数:1日7本
  • 運行間隔:2時間毎

 icon-hand-o-right プラハとウィーン間は人気路線なので、現地購入でも間に合うと思っていたら、乗りたい電車が満席だったということもあります。旅程が決まったら、なるべく早めに予約しておくのが良いと思いますよ。

プラハとウィーン間の電車チケットを安く購入する方法

プラハとウィーン間の電車チケットは、レイルジェットを運行するチェコ国鉄オーストリア国鉄どちらの公式サイトでも購入することができます。どちらのサイトで予約しても全く同じ電車が予約できるのですが、実はチェコ国鉄から予約する方が料金が安いです。

さらに、早期予約だとプロモーション価格で購入することができるので、早めに予約するのも電車チケットを安く購入する秘訣です。ただし、チェコ国鉄とオーストリア国鉄の公式サイトは英語またはドイツ語なので、心配な方は日本語で予約できるレイルヨーロッパを利用するのがおすすめです。

プラハからウィーンへの電車移動レポート

プラハ本駅(プラハ中央駅)について

プラハ本駅は、プラハ中心部の南東に位置しています。駅前は緑の多い公園となっており、市民や観光客が多く行き交っていました。この公園は、以前治安が悪かったと聞いて心配していたのですが、実際に行ってみると拍子抜けするほど和やかな雰囲気でしたよ。

プラハ本駅は数年前に改装工事が行われたので、構内は近代的で綺麗でした。プラハで一番大きな駅ですが、思っていたほど大きな駅ではなかったので、迷うことはありませんでした。

プラハ本駅の構内図です。プラハ本駅は-2階、-1階、0階の3フロアで構成されています。階数が何だか分かりにくいのですが、-2階は駅前公園に面したフロアなので実質1階にあたります。地下鉄の乗り場や駅窓口(①)、コインロッカー(②)などがあります。

-1階は実質2階にあたるフロアで、コンコースや有人の荷物預け所(③)があります。0階には、プラットホームとプラハ空港行きのバス乗り場(④)があります。

プラハ本駅には、地下鉄のC線が乗り入れています。1駅隣のムゼウム駅でA線に乗り換えれば、旧市街広場近くのムーステック駅やスタロムニェスツカー駅、プラハ城最寄りのマロストランスカー駅へ行けます。

駅から観光スポットが集まる旧市街広場までは、徒歩15~20分ほどです。旧市街広場まで歩いて行くこともできますが、石畳が多い街なのでスーツケースを引いて移動するのは大変です。そして、プラハ本駅のタクシーはぼったくりが多いことで有名なので、移動には地下鉄を利用するのがおすすめですよ。

1階の右奥には、大きめのスーパー「BILLA」が入っていました。生鮮食品を扱っていて品揃えが豊富なので、結構混んでいましたよ。営業時間は月曜~金曜が6:00~23:00、土曜・日曜が7:00~23:00です。

その他にもドラッグストアのDr.Maxや、コンビニのhubなどもありました。こういったコンビニやスーパー系は充実しているのですが、お土産が買えるようなお店はほとんど見かけなかったので、お土産は街中で購入しておいた方がいいかも。

1階奥には、チェコ国鉄CDの駅窓口(チケット売り場)があります。CDは、Ceske drahy(チェスケー ドラーヒ)の略で、チェコ国鉄という意味です。

またプラハ本駅はチェコ語で、Praha Hlavni Nadrazi(プラハ フラヴニー ナードラジー)と言います。電車のチケットや地図には、略して「Praha hl.n」と表記されていることが多く、日本人にはパッと見で分かりにくいのが難点…。

エスカレーターで、2階へ上がってみます。

2階にもコンビニや飲食店などが入っています。駅構内で治安の悪さはそれほど感じませんでしたが、スリや置き引きには十分に注意して下さいね。

駅構内には両替所が数軒ありましたが、手数料は結構高いです。自分達はこちらの両替所を利用しましたが、後日両替した街中の両替所よりも手数料が10%くらい高かったですね。

プラハ本駅にはECやレイルジェットといった国際列車が発着しており、オーストリアやドイツなどヨーロッパ各国と結ばれています。電光掲示板には電車番号、出発地、到着地、出発時間、ホーム番号が表示されていました。

各プラットホームへ向かう通路は3本あり、こちらは中央コンコースになります。

中央コンコースの両隣には、「北/Sever/North コンコース」と「南/Jih/South コンコース」があります。南コンコースには1等車の乗客専用ラウンジ「CD Lounge」があり、1等車(ビジネスまたはファーストクラス)の乗車券を見せれば無料で利用することができます。

プラハからウィーンへ高速列車レイルジェットで移動

続いては、プラハ本駅からウィーン中央駅へ移動した様子をお伝えします。今回私達は、プラハ本駅のすぐ近くにあるグランディウムプラハに宿泊していました。朝早くに出発したのですが、ホテルから駅までは歩いて5分くらいなのでとっても便利でしたよ。

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今回乗車したのは、プラハ本駅8:52発→ウィーン中央駅12:51着のRJ73号です。プラハ本駅は出発直前にならないとホームが決まらないので、電光掲示板の下には人がたくさん集まっていました。出発の10~20分前になってやっとホーム番号が表示されると、待ちわびていた乗客達が一斉に移動するという面白い光景が見られましたよ(笑)

チェコは日本と違って改札口はないので、電車内で検札が行われます。コンコースを歩き、そのままエスカレーターでホームへ上がって、電車が来るのを待っていればOKです。

今回は6番ホームから出発です。乗車する電車はグラーツ中央駅が終点なので、乗り過ごさないように気を付けなければいけませんね。

電車はほぼ定刻通りにやってきました。今回乗ったレイルジェットはチェコ国鉄の青い車両だったので、車体には「Ceske drahy」と書かれていました。レイルジェットには「OBB」と書かれたオーストリア国鉄の赤い車両もあるんですよ。

車体の電光掲示板には、電車番号、車両番号、行き先が表示されています。

レイルジェットには1等車と2等車があり、座席クラスはビジネス(1等)、ファースト(1等)、エコノミー(2等)の3クラスです。1等車には「1」、2等車には「2」とドアに大きく書かれており、その下に書かれた数字は座席番号になります。

今回乗車した2等車は、オープンサロンタイプの2-2の座席配列です。イスはチェコ国鉄のイメージカラーである青色で、座席間隔は思ったよりもゆったりしていました。車内は清潔ですし、騒いでいる人や不審者もいなかったので安心して乗れる雰囲気でしたよ。

レイルジェットには指定席車と自由席車がなく、基本的に全席自由席となっています。各座席の頭上にはリザーブボードが付いており、座席指定が入っている席には区間名が表示がされています。全く予約が入っていない席か、自分が乗車する区間に予約が入っていない席ならどこに座ってもOKです。

電光掲示板には次の停車駅が表示されているので、降りる駅が分からず困ることもありませんでしたよ。

レイルジェットの最高速度は230km/h。電光掲示板にはスピードも表示されています。

頭上の荷物棚は小さめなので、スーツケースなど大きな荷物は出入口付近にあるラゲージラックに置きましょう。

トイレは飛行機のような感じで、清潔でしたよ。

レイルジェットには食堂車が連結されています。1等車には食事のメニュー表が用意されていて、座席まで食事を持ってきてもらうことが出来ます。2等車には途中、新幹線のような車内ワゴンサービスが来ていました。

車窓はひたすらのどかな風景が続き、途中のドレスデンでは下車している人がたくさんいました。検札はチェコ側とオーストリア側で2回来るのかなと思っていたら、1回しか来ませんでしたね。検札時には、乗車券とパスポートを見せればOKです。

ドレスデンの他にもいくつかの駅で停車し、4時間ほどでウィーン中央駅へ到着しました。

チェコとオーストリアの国境を越えたなという感覚は全く無く、ただの都市間移動という感じでした。

乗車した時はレイルジェットの顔を見る時間がなかったので、やっと見ることができました。シュッとした顔付きではなく、ずんぐりとした顔をしているんですね。

ウィーン中央駅はプラハ本駅に比べて大きく、より近代的な設備を備えた駅でした。構内では残念なことにスリや置き引きが発生していますので、くれぐれもスーツケースや貴重品からは目を離さないようにして下さいね。

ウィーン中央駅は、Wien Hauptbahnhof(ウィーン ハウプトバーンホフ)と言います。詳しくは、高速列車レイルジェットでウィーンからブダペストへ移動する方法をご覧下さい。 

駅からホテルへの移動が心配な方は、ウィーン中央駅近くのホテルに宿泊すると安心です。私達はウィーン中央駅から徒歩3分の場所にある、スターインホテル プレミアム ウィーンに宿泊しました。新しくてピカピカのホテルでしたし、すぐにチェックインできたのでとっても便利でしたよ。

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まとめ

プラハ本駅では旅行者狙いのスリや置き引きが多いので、荷物の管理にはくれぐれも気を付けて下さい。1等車の乗客は駅内にある専用ラウンジ「CD Lounge」が無料で利用できるので、心配な方はレイルジェットの1等車を予約するといいかもしれません。不審者が入って来られないので、安心して待ち時間を過ごすことができます。

私達の場合は座席指定しなくてもすんなりと座れましたが、観光シーズンに訪れる方は座席指定していくのがおすすめです。万が一座れなかったら、4時間立ちっぱなしになってしまいます。またチェコ国鉄とオーストリア国鉄の公式予約サイトは英語なので、手数料は掛かりますが日本語で予約できるレイルヨーロッパを利用するのも良いかと思います。

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