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プラハの穴場スポット!聖ミクラーシュ教会とストラホフ修道院への行き方

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チェコ
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チェコ・プラハで王道の観光スポットだけ巡るのはつまらないなと思った方は、穴場スポットに足を運んでみてはいかがでしょうか。今回紹介するのは、マラーストラナ地区の聖ミクラーシュ教会、バロック様式の教会ロレッタ、世界一美しい図書館があるストラホフ修道院の3か所です。これらの見所は、カレル橋やプラハ城観光のついでに立ち寄れる立地にあります。

実際に訪れてみると、行き方も難しくありませんでしたし、空いていたのでゆっくりと観光ができて良かったですよ。情報が少ないかと思いますので、詳しい行き方と入場した様子についてお伝えしていきます。

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聖ミクラーシュ教会

聖ミクラーシュ教会への行き方

今回私達はカレル橋の観光が終わった後に、歩いて聖ミクラーシュ教会に向かいました。カレル橋から教会へは徒歩5分ほどなので、観光のついでに立ち寄ることができますよ。
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聖ミクラーシュ教会への行き方ですが、トラムのMalostranske namesti(マラーストラナ広場)停留所を下車し、徒歩2分ほどで到着します。この停留所には、12・15・20・22番線のトラムが発着しています。

地下鉄を利用する場合は、A線のマロストランスカー駅が最寄りになります。マロストランスカー駅から聖ミクラーシュ教会へは、徒歩10分ほどです。

聖ミクラーシュ教会の入場レポート

それでは、聖ミクラーシュ教会に入場していきます。聖ミクラーシュ教会は、こちらのマラーストラナ広場に面して建っています。マラーストラナ広場の奥にはプラハ城が建ち、広場からはプラハ城へと続く賑やかなネルドヴァ通りが延びています。広場の周辺にはレストランやカフェがたくさんあるので、ちょっとした休憩にもぴったりのスポットなんですよ。

マラーストラナ広場の中央には「聖三位一体柱」という立派な像が立っています。これはペスト流行の終焉を記念して、18世紀に造られたものです。

聖ミクラーシュ教会は、もともとはゴシック様式の教会として13世紀に建てられました。その後17世紀に改修され、現在の壮麗なバロック様式の教会へと生まれ変わったのです。実はプラハには、聖ミクラーシュ教会と名前の付く教会が2つあります。もう一つは旧市街広場にあり、こちらの教会は区別するために「マラーストラナの聖ミクラーシュ教会」とも呼ばれているんです。

エントランスを入ると、いきなり豪華な祭壇がお出迎えしてくれました。楕円形の天井には美しいフレスコ画が描かれており、入口から期待が高まりますね。

教会内部に足を踏み入れると、そこには驚きの空間が広がっていました…!外観の落ち着いたベージュ色に反して、内部は薄ピンク色のマーブル模様というギャップ。そこに金色の装飾やフレスコ画が加わるものだから、目がチカチカしてたまりません(笑)

正面に見えているのは中央祭壇と、教会の名前の由来となった金色の聖ミクラーシュ像です。日本ではチェコ語名の聖ミクラーシュ教会と呼ばれることが多いですが、実は聖ニコラス教会と呼ぶ方が一般的なんですよ。

中央祭壇の両脇にあった祭壇には、美しい宗教画が飾られており、その周りを金や彫刻の装飾が取り囲んでいました。

聖ミクラーシュ教会で絶対に見逃せないのが、天井のフレスコ画です。クーポラの天井には「聖三位一体の祝典」が、隙間なくびっしりと描かれていました。明り取りの窓の横には彫像が配置され、こちらも贅沢に金の装飾が施されています。

中央身廊の天井にも「聖ミクラーシュの祝祭」というフレスコ画が描かれています。淡い色彩が美しく、周辺の柱や壁と一体化しているように見えるのがすごいと思いました。

教会の左前方には階段があり、2階の回廊へ上がれるようになっています。内装はド派手なのに、この階段は至ってシンプル。

2階に上がると、教会上部の装飾を間近で見ることができました。天井の美しいアーチと繊細な彫刻の数々に、圧倒されてしまいますね。

回廊は宗教画のギャラリーとして使用されており、日本語の説明文もありました。

聖ミクラーシュ教会のもう一つの見どころは、18世紀に作られたパイプオルガンです。このパイプオルガンは、あのモーツァルトも演奏したことがある貴重なもの。真っ白なオルガンには、楽器を演奏している金の天使たちが装飾されています。またモーツァルトが亡くなった時には、大規模な追悼ミサがこの教会で行われたことでも知られています。

「聖ミクラーシュの祝祭」は、プラハでも最大級の大きさを誇るフレスコ画。写真では伝わりにくいですが、間近で見るとものすごいスケールでしたよ。

回廊部分はこんな感じになっていました。柱の装飾も細やかで、天井と柱の境目まで抜かりなく装飾されているのが分かります。

回廊から下を覗いてみると、けっこう高さがありました。それにしてもこうやって見回すと、教会全体がピンクとパステルの色合いで仕上がっており、すごく華やかですよね。設計者の方は、女子力高めな方だったんでしょうか(笑)

聖ミクラーシュ教会では火曜日以外の毎日18:00~19:00に、ミニコンサートが行われています。料金は大人490コルナ、10~26歳は300コルナ、10歳未満は無料となっています。観光客も気軽に行ける雰囲気なので、時間があればぜひ鑑賞してみては。

聖ミクラーシュ教会(聖ニコラス教会)
開館時間:3~10月は9:00~17:00、11~2月は9:00~16:00
休館日:なし
入場料:70コルナ
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ロレッタとストラホフ修道院

ロレッタとストラホフ修道院への行き方

聖ミクラーシュ教会の観光を終えたので、次はロレッタとストラホフ修道院へ向かいます。ロレッタとストラホフ修道院へは、先ほども紹介した聖ミクラーシュ教会の近くにあるマラーストラナ広場停留所から、トラムの22番線を利用して行きました。

トラムの停留所には自動券売機が設置されているので、乗車前に切符を購入しておきます。自動券売機は紙幣やクレジットカードは使用できないので、あらかじめ小銭を用意しておきましょう。切符の購入方法は至ってシンプルで、購入したい切符のボタンを押すと液晶部分に金額が表示され、コインを投入すると切符が出てきます。

プラハの地下鉄・バス・トラムは、切符が共通になっており、乗り換えは何度でも可能です。切符の種類は色々ありますが、観光客が主に使用するのは「24コルナの30分券」「32コルナの90分券」「110コルナの1日券」の3種類かと思います。私達は、24コルナの30分券(券売機の左列の上から2番目)を購入しました。

マラーストラナ広場から乗車すると、トラムは以下の順番に停車していきます。私達はマラーストラナ広場停留所から乗車しましたが、地下鉄A線マロストランスカー駅停留所から乗車するのも分かりやすいですよ。

マラーストラナ広場(Malostranske namesti)→マロストランスカー駅(Malostranska)→ベルヴェデーレ宮殿(Kralovsky letohradek)→プラハ城北門前(Prazsky hrad)→ブルスニツェ(Brusnice)→ストラホフ修道院前(Pohorelec)

トラムに乗ったら、まずは切符を検札機に通して打刻して下さい。切符に刻印がなされていないと、罰金が取られてしまうので要注意です。車内は清潔ですし、乗客も観光客が多いので安心して乗れる雰囲気でした。電光掲示板もあるので、どこで降りればいいのか分からないという事態にはならないと思います。

私達は4駅目のBrusnice停留所で下車しましたが、5駅目のPohorelec停留所で降りる方がストラホフ修道院に近かったので、こちらの停留所の方がおすすめです。

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ロレッタとストラホフ修道院の入場レポート

ロレッタは17世紀に建てられた、バロック様式の教会です。チェコにはロレッタと名の付く教会がたくさんありますが、その中で最も美しいと言われているのがこの教会です。

ただ残念なことに外壁の工事中だったため、その美しい全景を見ることができませんでした。教会内部は聖ミクラーシュ教会よりも豪華な造りとなっており、見応えがたっぷりあります。回廊の天井フレスコ画や、何千個もの宝石を使用した聖体顕示台は必見ですよ!

ロレッタ
開館時間:4~10月は9:00~17:00、11~3月は9:00~16:00
休館日:なし
入場料:150コルナ(写真撮影料は別途100コルナ)

ロレッタから7分ほど歩くと、ストラホフ修道院の入口ゲートに到着しました。

ストラホフ修道院は12世紀に造られた歴史ある修道院で、「世界一美しい図書館」があることで知られています。敷地内には修道院の他に、ストラホフ教会(聖母被昇天教会)や聖ロッフ教会などがありますが、現在公開されているのは図書館がある建物だけです。

またストラホフ修道院には、敷地内にビアホールと自家醸造所が併設されていることでも有名です。その名も、ストラホフ修道院醸造所(Klasterni pivovar Strahov)と言い、自家製ビールはもちろんのこと食事も美味しいと評判のビアホールなんです。値段もそれほど高くありませんから、休憩がてら1杯飲んだり、ランチで利用するもおすすめですよ!

図書館の入口は、ストラホフ教会の右横にあるクリーム色の建物にあります。

図書館内で写真を撮影したい場合は、入場料とは別に写真撮影料を支払う必要があります。写真撮影料を払った方は黄色のシールがもらえるので、目立つところに貼っておきましょう。館内では係員が目を光らせており、シールを貼っていない人が撮影していると本気で怒られますので、ズルはしないように(笑)

階段で2階へ上がると、すぐにお目当ての図書室がありました。ストラホフ修道院には「哲学の間」と「神学の間」という2つの図書室があります。残念なことに中へ入ることはできませんが、入口から見学するだけでも凄さは充分に感じられました。

最初に見学した「哲学の間」は、天井のフレスコ画が素晴らしい部屋です。ツヤツヤと茶色に輝いた書棚には、金色の装飾が施されていて図書館とは思えないほどゴージャス!

壁一面には中世からの書物が、天井までぎっしりと収められていました。

また哲学の間は、「007カジノ・ロワイヤル」「オーメン」「アマデウス」といった有名映画のロケ地として知られています。この他にもCMやミュージックビデオなど、様々な撮影で使用されている人気スポットなんですよ。

図書館の廊下は、標本・武器・出土品などが展示された博物館になっています。

哲学の間から神学の間へと続く廊下には、古い書物、海洋生物、蝶などが収められたキャビネットがずらりと並んでいました。人が少ないので、ゆっくりと見学できる雰囲気でしたよ。

仏像も展示されていたのですが、背景が教会っぽくてミスマッチ感が半端ない…

こちらの「神学の間」は、半円形の天井にバロック様式のスタッコ細工が施された部屋です。哲学の間ほどではありませんが、こちらの部屋にもたくさんの書物が収められています。哲学の間と神学の間で、合わせて10万冊以上も蔵書があるというから驚きですよね。

真っ白なスタッコ細工の中には、色とりどりの美しいフレスコ画が描かれていました。

室内には17~18世紀頃の古い地球儀と、悩ましげな表情をしたヨハネの木像がありました。「哲学の間」と「神学の間」は一見の価値ありですから、皆さんもぜひ訪れてみて下さいね!

ストラホフ修道院
開館時間:9:00~12:00/13:00~17:00
休館日:12/24、12/25、イースター(復活祭)
入場料:100コルナ(写真撮影料は別途50コルナ)

まとめ

いずれも小規模な見どころだったので、各スポットとも30分ほどで見学が終わりました。ゆっくり見学しても、それほど時間は掛からない大きさなので気軽に立ち寄れます。頭の片隅に入れておいて、カレル橋やプラハ城観光の合間に訪れてもいいかもしれませんね。

今回私達は、モルダウ川東側にある旧市街周辺のホテルに宿泊してプラハを観光しました。マラーストラナ地区やプラハ城方面はホテルの数が少ないので、旧市街周辺のエリアに泊まる方が選択肢があって良いと思います。特にスタロムニェスツカー駅やムーステック駅など、駅の近くに泊まるのが便利だと思いますよ。

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