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ドイツ・ベルリン観光のおすすめモデルコースと必要日数

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ドイツ
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ドイツ連邦議会議事堂

博物館島周辺から移動し、続いてはブランデンブルク門周辺にやってきました。Uバーンのブンデスターク駅で下車し、ドイツ連邦議会議事堂から順に観光していきます。

連邦議会議事堂はドイツの国会にあたる場所です。神殿のような入口と屋上のガラスドームが特徴的な、威厳を感じさせる建物です。もともとはドイツ帝国の議事堂として、1894年に建てられたもの。戦争によってダメージを受けましたが、再統一後に大規模修復が行われているため、内部は近代的な設備を備えています。

内部は無料で一般公開されているため、ドイツ人のみならず観光客にも大人気のスポット。ガラスのドームからは、ベルリンの街を一望することができます。

通りを挟んで向かい側に、チケット売り場があります。当日予約だと午後や翌日の予約しか取れないことが多いので、ネットで事前予約していくのがおすすめ。見学コースは3つあり、①本会議場を見学しながらレクチャーを受けるコース、②ガイドツアー付きドーム見学コース、③ドーム自由見学コースです。

こちらのブース内で、セキュリティチェックを受けてから入場します。当日は本人確認があるので、パスポートの持参をお忘れなく!

ドイツ連邦議会議事堂
開館時間:8:00~24:00
休館日:メンテナンスにより不定休
入場料:無料

ティーアガルテン

次にドイツ連邦議会議事堂のすぐそばにある、ティーアガルテンにやってきました。ティーアガルテンは、ベルリン中心部の東西約3kmに渡って広がる大きな公園です。もともとはドイツ皇帝の狩猟場だった場所で、公園というよりも森といった雰囲気でした。公園内は6月17日通りが貫いており、戦勝記念塔やベルビュー宮殿があります。

ブランデンブルク門

5分ほど歩くと、ブランデンブルク門に到着しました。ブランデンブルク門は東西ドイツ分断の象徴となった門で、絶対に訪れておきたいスポットの一つです。東西分断時にはベルリンの壁が築かれ、通行できないようになっていました。今ではベルリンのシンボル的存在になっており、ユーロコインにも刻まれているほど。

もともとは18世紀に、プロイセン国王の命によって建てられた門です。ギリシャのパルテノン神殿がある、アクロポリスの入口門をモデルに造られています。

門の上部には、勝利の女神ヴィクトリアと4頭の馬車像が立っています。1806年にベルリンを征服したナポレオンがヴィクトリア像を戦利品としてフランスへ持ち帰りますが、その後の戦いで勝利したプロイセンが再び奪い返した、というエピソードが残っています。

こちらは、ブランデンブルク門から延びる大通りのウンターデンリンデン通りです。今ではすっかり平和な姿を取り戻し、記念撮影をする観光客で賑わっています。門は夜になるとライトアップされ、昼間とはまた違った姿を見ることができるんですよ。

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ホロコースト慰霊碑

ブランデンブルク門から南に5分ほど歩き、ホロコースト慰霊碑にやってきました。ホロコースト慰霊碑、正式には「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」と言います。大きさが異なる3000本近いコンクリートブロックが、広い敷地内に整然と並ぶ光景は圧巻。負の歴史を忘れてはいけない、という強いメッセージが伝わってくるモニュメントです。

地面はうねりを持った造りになっていますが、これは設計者の意図によるもの。ユダヤ人の怒りや悲しみ、絶望といった感情を表現しているのでしょうか?また、地下にはホロコーストに関する情報センターもありました。観光スポットとして記念撮影に訪れる人が絶えませんが、歴史について深く考えさせられるスポットです。

ポツダム広場とベルリンの壁

ホロコースト慰霊碑からさらに南へ5分ほど歩くと、一転して近代的なエリアに出ました。ポツダム広場にはオフィスビルやホテル、文化施設などのビルが多く並んでいます。特に有名なのが、ソニーのヨーロッパ本社が入るソニーセンターや大型商業施設のアルカーデンなど。

ポツダム広場の一角には、ベルリンの壁の一部が残されています。

壁は全部で7枚残っていました。ただ残念なことに、壁には落書きやガムが貼り付けられていてかなり汚れてしまっています。

足元に目をやると「ベルリナー マウアー 1961-1989」と書かれたプレートがはめ込まれていました。ベルリナーマウアーとは、ベルリンの壁のこと。

さらにその先に目をやると、石がはめ込まれたような線が向こうまで延びています。これは実際に、ベルリンの壁が建っていた場所を表しています。

交差点にひっそりと佇んでいるこちらは、ドイツ初の信号機です。信号部分が小さいので、パッと見は時計塔のようにも見えました。またポツダム広場からもう少し足を延ばすと、東西ベルリンの国境検問所だった「チェックポイント・チャーリー」があります。国境警備隊に扮した人が、記念撮影や通行許可スタンプを押してくれるとあって観光客に人気のスポットなんですよ。

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ベルリンの壁(イーストサイドギャラリー)

ブランデンブルク門周辺から移動し、続いてはイーストサイドギャラリーにやってきました。ポツダム広場にもベルリンの壁がありましたが、皆さんが思い浮かべるであろうベルリンの壁はこちらになります。

壁はオストバーンホフ駅とワルシャワシュトラーセ駅の間にある、ミューレン通り沿いにあります。どちらの駅からもアクセスできますが、今回はオストバーンホフ駅からスタートして壁を見学しました。

イーストサイドギャラリーは、現存するベルリンの壁の中では最長の1.3kmもの長さがあります。世界各国のアーティスト118人によって、壁に絵画が描かれたオープンギャラリーです。壁の前は落書き防止のフェンスで覆われているので、綺麗に撮影できないのが残念。

作品はやはり自由や平和へのメッセージが込められたものが多いです。「ベルリンの壁」という響きから重厚そうなイメージを持っていたのですが、実際に見てみると壁は薄くて低かったです。厚さは15cmくらいで、背の高い人なら乗り越えられそうな感じの高さ。ただ当時は厳重に監視されていたでしょうし、我々が想像する以上に越えられない壁だったのでしょうね。

壁の崩壊後、多くの東ドイツ人が西ドイツへ行けるようになったことを表す作品です。東ドイツの大衆車だった「トラバント」が、西に向かって壁を突き破っているところ。

ブランデンブルク門とアメリカ国旗。

可愛らしいキャラクターは楽しげな作品に見えますが、反逆の精神と自由を求めるメッセージが込められています。


中には富士山と五重塔といった日本的な作品もありました。こちらは日本地区への迂回路…?


壁の裏側にはミューレン通りに沿って流れるシュプレー川が流れており、移民や紛争問題の写真展示が行われていました。

ベルリンのランドマークが描かれた作品。それにしても落書きが多くて残念…。

2匹の鳩が口にくわえているのは、ブランデンブルク門でしょうか。

壁の中で最も有名な作品と言えば、こちらの「独裁者のキス」です。旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカー書記長のキスシーンが描かれています。戦後、東ドイツを支配していた旧ソ連と旧東ドイツの密接な関係を皮肉している作品。たまに勘違いされる方もいますが、二人は同性愛者ではありませんよ。

ここはイーストサイドギャラリーのお土産屋さん。ベルリンの壁のカケラなど、壁関連のグッズが売られています。

イーストサイドギャラリーは、このワルシャワ通りで終了です。当時の歴史を肌で感じることができる、素晴らしいスポットだと思いました。ただ日差しを遮る場所がないので、夏に訪れる方は日焼けや熱中症に気を付けて下さいね。

帰りはワルシャワ通り沿いにあるUバーンのワルシャワシュトラーセ駅、またはSバーンのワルシャワシュトラーセ駅から電車に乗るといいでしょう。

まとめ

ベルリンを訪れてみて、コスパが良くて個人旅行しやすい街だなという印象を抱きました。
物価やホテル代は、他のヨーロッパ先進国の都市に比べて安い方です。市内交通網が発達しており、ほぼ時間通りに運行しているから観光しやすいのも魅力でした。

今回私達は、ベルリン中央駅のそばにあるインターシティホテルベルリンに宿泊したので、どこへ行くにも便利でした。次回ベルリンを訪れたら、旧東ドイツや第二次世界大戦にまつわる記念館なども見学してみたいなと思いました。

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