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バルセロナのおすすめ観光スポット15選と観光モデルコース!

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旧市街ゴシック地区

続いては、ランブラス通りの東側に広がる旧市街ゴシック地区を観光していきます。このエリアは道が入り組んでいるため、ランブラス通りのリセウ大劇場あたりで交わる「フェラン通り」を歩いて行くと迷いずらいでしょう。

ランブラス通りからフェラン通りを真っ直ぐ歩くと、サン・ジャウマ広場に到着します。ちょうど旧市街の中心に位置する広場で、古代ローマ時代からバルセロナの中心だった場所です。

広場の南側にはバルセロナ市庁舎が建っており、向かい側にはカタルーニャ州政府庁舎があります。市庁舎は、日曜日に無料で内部を見学することができます。

カテドラル

ゴシック地区のシンボルとなっているのが、特徴的な尖塔を持つカテドラル(大聖堂)です。13世紀後半から約150年もかけて造られた、ゴシック様式の荘厳な教会です。正式名称は「サンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂」と言い、バルセロナの守護聖人であるサンタ・エウラリアに捧げて造られました。

中庭に面した回廊にはいくつも礼拝堂があり、地下聖堂にはサンタ・エウラリアの棺が納められています。聖堂内は非常に天井が高く、聖歌隊席の繊細な彫刻は見逃せません。

カテドラル
開館時間:平日 13:00~17:30(8:00~12:45、17:45~19:30は無料)
土曜・祝前日 13:00~17:00(8:00~12:45、17:15~20:00は無料)
日曜・祝日 14:00~17:00(8:00~13:45、17:15~20:00は無料)
入場料:7ユーロ(美術館、聖歌隊席、展望台の入場を含む)
※無料時間帯の聖歌隊席への入場は別途3ユーロ、展望台は3ユーロ

こちらは、カテドラルの東側にある王の広場です。一瞬なんの変哲もない広場に見えますが、コロンブスがイサベル女王に新大陸発見の報告を行った場所として知られています。ゴシック様式の宮殿に囲まれた広場で、中世の佇まいが残っています。

カテドラルの西側には、ノバ広場に面した建築士会会館があります。この建物の外壁には、ピカソがデザインした壁画が描かれています。民族舞踊のサルダーナをはじめ、ピカソが幼い頃に経験したカタルーニャのお祭りなどがモチーフになった作品です。

カタルーニャ音楽堂

建築士会会館から5分ほど歩いてやってきたのは、カタルーニャ音楽堂です。ガウディのライバルであるルイス・ドメネク・イ・モンタネールによって設計されたコンサートホールで、サンパウ病院と共に世界遺産に登録されています。正面ファサードの角にある豪華な彫刻は、ミケル・ブライによって制作された守護聖人のサン・ジョルディ像です。

側面のバルコニーは美しいアーチを描いており、破砕タイルのモザイク装飾が施された柱によって支えられています。その上部には歴史に残る音楽家たちの彫像が飾られています。

可愛い模様と優しい色使いのチケット売り場は、なんともモンタネールらしいですね。

内部も非常に豪華なのですが、カタルーニャ音楽堂内はガイドツアーでしか見学することができません。ガイドツアーの入口は建物の裏手(西側)にあります。こちらは正面ファサードとは違い、近代的なガラス張りのデザインとなっています。

カタルーニャ音楽堂では、現在でも様々な公演が行われています。ガイドツアーは日本語のツアーがないので、時間があればコンサートを鑑賞するのがおすすめです。クラシックコンサートだけでなく、フラメンコショーなども公演されていますよ。

カタルーニャ音楽堂
開館時間:10:00~15:30(7月は10:00~18:00、8月は9:00~18:00)
所要時間:55分
料金:18ユーロ
※コンサートチケットやガイドツアーは公式サイトより予約できます。
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ピカソ美術館

ゴシック地区の観光で絶対に外せないのが、ピカソ美術館です。スペイン出身の天才画家パブロ・ピカソの作品が約3800点も展示されており、パリのピカソ美術館にも負けないくらいの見応えがあります。建物は貴族の館を改築したもので、入口は太い通りから一本脇に入ったムンカダ通りにあります。

とても人気の美術館なので、春~秋の観光シーズンは混雑して並びます。空いている朝一番を狙って訪れるか、公式サイトから事前予約していくのがおすすめです。無料入場できる第一日曜日と毎週日曜日の15時以降は、さらに凄い行列ができます。私達も日曜の無料入場を狙って訪れたのですが、驚くほど長い行列が出来ていました。

ピカソ美術館はゆっくり見学できるよう、15分ごとに入場制限が行われています。外壁には電光掲示板が設置されており、各時間枠のチケット残数が表示されています。

私達は14:50頃から並び始めて、チケット入手までに約50分かかりました。※無料入場であってもチケットは必要なので、0€と記載されたチケットを発券してもらう必要があります。しかも直近の時間枠は埋まっていたので、一番早くても16:30の予約だと言われました。

ピカソ美術館では、残念ながら写真や動画の撮影が禁止されています。中庭だけは撮影OK。作品は2階で展示されており、1階にはチケット売り場、ギフトショップ、カフェ、クローク、オーディオガイド貸出カウンター、トイレがあります。

【ピカソ美術館の必見作品】

ピカソ美術館では若年期と老年期の作品を中心に、バルセロナでの修業時代 → 青の時代 → バラ色の時代 → キュビスムの時代 → 晩年の時代、といった年代順に作品が展示されているので分かりやすいです。
画像出典:https://www.museodelprado.es http://www.museupicasso.bcn.cat/en/

必見作品①「ラス・メニーナス」
マドリードのプラド美術館に所蔵されるベラスケスの「ラス・メニーナス」をピカソがアレンジした作品になります。ピカソが確立したキュビズムという手法で描かれているのですが、かなり弾けてますね~。

ちなみに、こちらがベラスケスのオリジナル作品です…(笑)

必見作品②「マルガリータ王女」
マルガリータ王女をはじめ、ラス・メニーナスにインスピレーションを受けて描いた作品がいくつも展示されていました。プラド美術館を訪問した後に見ると、衝撃的だと思います(笑)

必見作品③「小鳥たち」
ピカソは幼い頃から鳩が大好きだったので、鳩をモチーフにした作品を多く残しています。

必見作品④「縁日の小屋」
ピカソといえば弾けた画風のイメージがありますが、若い頃はきちんとした?画風の作品も描いています。こちらはパリ時代に描かれた作品です。

この他にも、以下のような素晴らしい作品がたくさん展示されています。
⑤ベレー帽の男:物憂げな髭面の男性がモデルで、ピカソが若干13歳で描いた作品。
⑥自画像:15歳当時のスリムでイケメンなピカソが描かれている。
⑦叔母ペパの肖像:ピカソが15歳で描いた、哀愁漂う叔母の肖像画。
⑧初聖体拝礼:白い服を着た少女がカトリック信者となるセレモニーを受けている場面。
⑨科学と慈愛:手の施しようがない患者を医者と尼僧が見守っている場面。
⑩抱擁:パリ時代の初期に描かれた作品で、抱き合う男女で奔放さが表現されている。
⑪マルゴット:ゴッホに影響を受けた作品で、赤い服を着た娼婦が描かれている。
⑫演目の最後:客席に挨拶するパリのキャバレーの女性が描かれている。
⑬カナルス夫人の肖像:黒いショールが顔の柔らかい雰囲気を際立たせている作品。
⑭角で突かれた馬:鉛筆で描かれた作品で、死を目前にした馬が描かれている。
⑮コロン通り:バルコニーから見たバルセロナのコロンブスの塔が描かれている。

1階のギフトショップでは、関連書籍をはじめ様々なピカソグッズを扱っていました。ポストカードなどの小物系も充実していたので、お土産にもぴったりかもしれませんね。以上で旧市街ゴシック地区の観光は終わりになります。

ピカソ美術館
開館時間:9:00~19:00(木曜は9:00~21:30、12/24と12/31は9:00~14:00)
無料入場:毎週日曜の15時以降、第一日曜日、2/12、5/18、9/24
休館日:月曜、1/1、5/1、6/24、12/25
入場料:11ユーロ(日本語版オーディオガイドは別途5ユーロ)
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サグラダファミリア

続いては、ガウディとそのライバル達によるモデルニスモ建築を巡っていきます。バルセロナを訪れたら絶対に外せない観光スポットと言えば、サグラダファミリアですよね!着工から130年以上経った今も建設中という、観るものを惹きつけてやまない世界遺産です。人気ゆえにサグラダファミリアは混雑するので、空いている朝一番に入場するのがおすすめ。

サンパウ病院

サグラダファミリアから一直線に延びる「ガウディ通り」を10分ほど歩いて行くと、サンパウ病院があります。ガウディのライバルであるモンタネールの設計で、世界で最も美しいと言われるモデルニスモ建築の病院です。

グエル公園

バルセロナ中心部から少し離れた丘の上にあるのが、グエル公園です。行き方はいくつかありますが、サンパウ病院の近くにあるバス停から92番バスに乗っていくことができます。グエル公園はガウディによって設計されたイギリス風の庭園住宅地で、トカゲの噴水やお菓子の家など可愛らしい見どころがたっぷりあります。

カサ・ミラ

カサ・ミラは、バルセロナの目抜き通りである「グラシア通り」に面したユニークな建物です。ガウディが設計した集合住宅で、今でも実際に人が住んでいるというから驚きです。屋上にはガウディらしい不思議な世界観が広がっており、山の峰をイメージした煙突や換気口があります。チケットサイトのベルトラから予約すると、公式サイトよりも優先入場チケットが安く購入できます。

カサ・バトリョ

カサ・バトリョは、カサミラと同じグラシア通りに建つ奇抜なデザインの建物です。ガウディがリフォームを手掛けた個人の邸宅ですが、まるでテーマパークのよう。タブレット型のビジュアルガイドが無料で貸し出されるので、どこを見学すれば良いか分かりやすいです。チケットサイトのベルトラから予約すると、公式サイトよりも優先入場のファストパスが安く購入できます。

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