カサ・ミラの入場レポートとチケットの予約方法について!

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バルセロナのカサ・ミラ(ラ・ペドレラ)は、天才建築家アントニ・ガウディが設計した独創的な集合住宅です。直線部分が全くない建物で、グラシア通りでも一際目を引く波打った外観をしています。ガウディらしい建築が魅力の世界遺産で、なんと現在でもカサ・ミラには実際に人が住んで生活をしているというから驚きです。

カサ・ミラは春~秋の観光シーズンは混雑するので、入場チケットは事前予約していくのがおすすめです。チケットは公式サイトから予約できますが、公式サイトより安く予約できる裏ワザがあるんですよ。今回は実際にカサ・ミラ内部を見学した様子と、チケットの予約方法について紹介していきます。

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カサ・ミラについて

アクセス

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地下鉄3号線と5号線のディアゴナル(Diagonal)駅から徒歩1分

開館時間

1/4~3/2 9:00~18:30
3/3~11/5 9:00~20:30
11/6~12/24 9:00~18:30
12/26~1/3 9:00~20:30
※入場は閉館30分前まで

休館日

12/25

入場料

チケットの種類は6種類ありますが、主なチケットは以下の4種類です。7歳未満は無料、7~12歳の子供は割引料金が適用になるので念のためパスポートをご持参下さい。

① LA PEDRERA BY DAY 一般チケット:22ユーロ
・日時指定あり
・オーディオガイド付き(日本語あり)

② LA PEDRERA BY DAY PREMIUM プレミアムチケット:29ユーロ
・購入日から6ヶ月間有効、日時指定なし
・優先入場できるファストパス
・オーディオガイド付き(日本語あり)
・ビジュアルガイド(冊子)のプレゼント

③ LA PEDRERA DAY AND NIGHT 日中と夜間のコンビチケット:41ユーロ
・日中の見学チケット(日時指定あり)
・オーディオガイド付き(日本語あり)
・夜の屋上見学ツアーチケット(時間指定あり、英語・スペイン語・カタルーニャ語)

④ GAUDI’S PEDRERA:THE ORIGINS 夜間チケット:34ユーロ
・夜の屋上見学ツアーチケット(日時指定あり、英語・スペイン語・カタルーニャ語)

参考実は予約代行サイトのベルトラから申し込むと安くなるという裏ワザがあります。日付指定はありますが、ファストパス付きチケットが22ユーロなので公式サイトよりもだいぶお得になっています。ベルトラは日本語サイトなので安心して予約できるのも嬉しいです。
icon-caret-right カサ・ミラの優先入場チケットが予約できます

所要時間

所要時間は約1時間が目安となります。建物内は全てが公開されているわけではないので、ゆっくり見学しても1時間半くらいでしょう。

注意事項

  • 12歳以下の子供は保護者の同伴が必要です。
  • 撮影時にフラッシュと三脚を使用することは禁止されています。
  • 建物内での飲食や喫煙、大声を出す、走るといった迷惑行為は禁止されています。

カサ・ミラの入場レポート

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カサ・ミラは、カタルーニャ語で「石切り場」を意味する「ラ・ペドレラ」というニックネームで親しまれています。2014年末まで修復工事が行われていたのですが、今回訪れた時はすっかり綺麗になった姿を見せてくれていましたよ。

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ガウディはエコ意識が高かった人で、カサ・ミラのバルコニーの手すりにはリサイクルした鉄が利用されています。植物がモチーフだそうですが、海藻にも見えるデザインですね。

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カサ・ミラの入口は2か所あり、正面入口は「プレミアムチケット保持者」の入口です。

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「一般チケット保持者」と「当日券購入者」の入口は、正面向かって右側のプルベンサ通り沿いにあります。一般チケット保持者は「With Ticket」と書かれた右側のレーン、当日券購入者は「Without Ticket」と書かれた左側のレーンに並びます。

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私達は予約していったので、行列に並んでいる人を横目にスイスイと入場できました。手荷物検査を受けて入場し、カウンターで日本語オーディオガイドを受け取ります。

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入場すると最初に、吹き抜けになった楕円形の中庭が現れました。カサ・ミラには採光用に二つの中庭があり、全ての住居が中庭に面するように造られています。雨の日は大変かもしれませんが、たっぷり光が入ってくるので気持ちが良いですね。

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中庭には、施主であるミラ家専用の階段がありました。

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壁画は淡い色彩が非常に美しく、キリスト教や演劇をテーマにした絵が描かれています。

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1階の見取り図です。

カサ・ミラは建物内の全てが見学できるわけではなく、①1階の中庭 ②屋上 ③屋根裏の回廊 ④屋根裏の一つ下の階の住居スペース ⑤2階の特別展示会場の5ヶ所だけ一般公開されています。屋上へ上がるエレベーターは建物奥にあります。

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まずは、順路通りにエレベーターで屋上へ向かいました。

屋上に出ると、そこには驚きの光景が広がっていました!床は山の稜線をイメージしており、高低差のある波打つ構造になっています。オブジェのようなものがニョキニョキと立っていますが、これは山の峰をイメージした煙突や換気口なんですよ。

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独創的なガウディワールド全開ですね!

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少し見づらいかもしれませんが、屋上の見取り図です。中庭(Patio)の吹き抜け、階段(stairwell)、煙突(Chimney)などがあります。

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では、ユニークなデザインのオブジェ群を見ていきます。写真左は、リサイクルされた緑色のビンで装飾されている煙突です。この角度から見るとキノコのように見えますが、角度を変えると人の顔のようにも見えますね。右の煙突は、宇宙人や多面相のような謎の生物?

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このねじりが美しい換気口は、四本腕の十字架です。巻貝やチェスの駒のようにも見えますね。表面はガウディお得意の破砕タイルのモザイクで覆われていました。

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同じく破砕タイルで覆われているモザイクの巨人。左側のアーチが特徴的で、奥にはティビダボの山が見えました。

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この煙突は、兜をかぶったローマ兵の頭をイメージしたと言われています。兜四兄弟はよく見ると口元が微妙に違って、様々な表情をしているようにも見えました。

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こうやって全体を見ると、親分と子分のようにも見えてきますね。手前の兜は一人でぽつんと立っているので、ちょっぴり寂しそうかも。

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真下には、バルセロナの目抜き通りであるグラシア通りが真っ直ぐ延びているのが見えます。

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そしてこの場所は、サグラダファミリアが見渡せる絶好の撮影スポットなんです!次から次へと人がやってくるので、撮影場所の争奪戦が勃発していました。

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このサグラダファミリアも定番のショットですね。巨人のオブジェの右側にあるアーチが、いい感じでフレームになってくれています。

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ちょうどサグラダファミリアの西側、受難のファサード側を眺めることができました。鐘塔の先端に付いている、ピクナルや果物のオブジェまではっきりと見えますね。

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サグラダファミリアの右方面には、街のランドマークとなっているアグバルタワー(トレ・アグバル)も見えました。これ実は水道局のビルなのですが、夜になると美しくライトアップされて目立つんですよ。

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下を覗きこむと、先ほど居た1階の中庭が見えました。中庭に面した窓は、より光が取り込めるように、階下へ行くにつれて大きなサイズとなっています。

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波打つ巨人のオブジェが、屋上の出口となっていました。

次は階段を下りて、屋根裏の回廊を見学していきます。

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屋根裏の回廊は「エスパイ・ガウディ」と呼ばれる、ガウディ建築に関する展示スペースとなっています。ガウディが手掛けた建造物の模型や研究資料などが多数展示されていました。

何といっても注目なのが、天井を支えるレンガ製のカテナリーアーチです!薄いレンガを積み上げて造られており、複雑な構造の屋上を支えていることがよく分かります。

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カサ・ミラの模型も展示されており、裏側や内部の構造を知ることができます。

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これは逆さ吊り模型の「フニクラ」です。サグラダファミリアの地下博物館にも似たようなものが展示されていましたね。ガウディは複雑な計算を用いて設計を行わず、自然な曲線を描いて力学的に安定するフニクラを利用し、建物を設計してたんですよ。

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ガウディがインスピレーションを受けた動物の骨や化石、貝、植物などが展示されています。

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ガウディが設計したイスも展示されていました。美しいカーブを描き、綺麗に磨き上げられたイスは温かみがあるデザインですね。

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次はさらに階段で下って、住居スペースにやってきました。

1900年代初頭のブルジョワ層の暮らしぶりが再現されているエリアです。ここは子供部屋で、当時はかなりの贅沢品であっただろう玩具や綺麗な衣類がたくさん展示されていました。

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床に敷き詰められた六角形の植物模様のタイルはガウディがデザインしたもので、グラシア通りにも同じものが使われているんですよ。

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使用人の部屋は、家政婦さんが裁縫などを行なっていた部屋です。懐かしい足踏みミシンやアイロン台が置かれており、電球がいい味を出してました。

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ここは使用人の寝室です。ベッドは小さめですが、十分快適に暮らせそう。

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外観があれだけ波打っているので、内部ももちろん真っ直ぐではありません。廊下はぐねぐねと曲がっており、夫人が部屋の構造に不満を持ったのも納得できるかも…。

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窓から中庭を覗きこんでみました。よく見ると、窓の周りの壁がカラフルに着色されているのが分かります。窓ガラスの形も不規則だから、職人さんは苦労されたでしょうね。

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次は、日差しがたくさん入って明るいキッチンに移動してきました。黒い大きなコンロには煙突が付いていて、今でも使えそうな雰囲気ですね。シンクは二つあって、床のタイルは六角形になっていました。

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キッチンの一画には、小さなダイニングスペースも。

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モスグリーンを基調としたバスルームは、シンプルなデザインです。

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書斎にはタイプライターや電話、インクセットなどが置かれていました。

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書斎から通じる開放的なダイニングルームには、素敵な家具が配置されています。照明と三角形が連なる寄木張りの床が特徴的です。

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ここはダイニングルームから続く、ラウンジスペースといった所でしょうか。

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その奥には、落ち着いた雰囲気の主寝室がありました。ベッドとクローゼットがお揃いの柄で、赤ちゃん用のベビーベッドも置かれています。

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主寝室の隣には、ピンク色の壁が可愛らしいバスルームがありました。化粧台やバスタブ、トイレなどが設置されています。カサ・ミラの外観はお洒落だけど、部屋の形が不規則だから家具の配置とか掃除で苦労しそうですよね(笑)

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以上でカサ・ミラの見学は終わったので、階段を下りて1階の中庭へ向かいます。ただの階段なのに、手すりや壁の色合いにもガウディのこだわりが感じられますね。

階段を下りると、入場した時とは別の円筒形の中庭に出ました。ホールの一角にはガウディのブロンズ像が置かれています。

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この階段を上った先には、エキシビション(2階の特別展示会場)がありました。漆喰の壁の上に、パステルカラーのお花畑のような絵が描かれていて可愛らしいですね。

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カサ・ミラは夜になると、建物全体がライトアップされて幻想的な姿を見せてくれますよ。時間に余裕があれば、ぜひ夜も訪れてみて下さいね!

>>次ページ カサ・ミラのチケット予約方法

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