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ザーンセスカンス風車村を観光してわかった!行き方・見どころ・営業時間は?

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オランダと聞いて思い浮かべるのは、川のほとりに佇む「風車」ですよね!首都のアムステルダムから約40分のところに、ザーンセスカンス風車村というオランダらしい素敵な風景が見られる村があります。もう一つの有名な風車村キンデルダイクはアムステルダムから遠いのが難点ですが、ザーンセスカンスは日帰りで気軽に行けるのが魅力です。

今回はアムステルダムからザーンセスカンスへ行き、カラフルで可愛らしい村を日帰りで満喫してきました。ザーンセスカンス風車村への行き方(電車・バス)、営業時間、入場料金、見どころなど、実際に観光して分かった情報を詳しく紹介していきます。

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アムステルダムからザーンセスカンスへの行き方

アムステルダムからザーンセスカンス風車村へは、アムステルダム中央駅から発着する電車またはバスで簡単にアクセスできます。一見するとバスより電車の方が早いように思えますが、電車の場合は駅から村まで15分ほど歩く必要があります。トータルで考えると所要時間はどちらもほぼ同じで、料金はバスより電車の方が安いです。

【電車】
所要時間:約20分(日中は約15分間隔の運行)
料金:片道3.2ユーロ

【バス】
所要時間:約45分(日中は約15分間隔の運行)
料金:片道5ユーロ

電車での行き方

まずは、電車でザーンセスカンスへ行く方法を紹介します。こちらが電車とバスどちらで行く場合にもスタート地点となる、アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)です。

オランダ鉄道の普通列車Sprinterのアイトヘースト(Uitgeest)行きに乗車し、最寄駅であるザーンダイク・ザーンセ・スカンス駅(Zaandijk Zaanse Schans)で下車します。この電車は日中なら約15分、朝夜なら約30分の間隔で運行しています。時刻表はオランダ鉄道公式サイトから確認できますが、電車は頻繁に来るのであまり気にしなくても大丈夫。

アムステルダム中央駅にはたくさんプラットホームがあるので、ホーム番号を間違わないよう電光掲示板でしっかりと確認しましょう。

アムステルダム中央駅からは乗り換えなしで4駅目、約18分でザーンダイク・ザーンセ・スカンス駅に到着します。※古い情報では、旧駅名のコーフ・ザーンダイク駅(Koog Zaandijk)と表記されていることがあります。

ザーンダイク・ザーンセ・スカンス駅から風車村までは、徒歩15分ほどの道のり。駅前の「スタションス通り」を直進して行きます。

5分ほど歩くと突き当りがあるので、ここを左折します。

2分ほど歩くと緑色の風車が見えてきますので、ここを右折します。

すると、ザーン川に架かる大きな橋があるので渡ります。

橋の上からは、オランダらしい風車が並ぶ光景を見ることができます。観光客に大人気のスポットなので、記念撮影をお忘れなく!

橋を渡りきると、ザーンセスカンス風車村の入口に到着です。ここから観光をスタートさせましょう。

バスでの行き方

続いては、バスでザーンセスカンスへ行く方法を紹介します。まずはアムステルダム中央駅の北口(フェリーターミナル側)にあるバス乗り場へ向かいます。こちらのエスカレーターで、バス乗り場がある2階へ上がります。

すると乗り場がいくつかあるので、ザーンセスカンス行きのバスが発着するGブロックの乗り場「E」へ向かいます。Connexxionというバス会社の391番バスに乗ります。

車体には「391 Zaanse Schans」と表示されているので、間違えることもなさそうですね。

こちらは391番バスの時刻表。バスも日中なら15分間隔で運行しているので便利です。

電光掲示板にはバスの到着予定時刻が表示されており、いつバスが来るか分かりやすいです。

アムステルダム中央駅からは渋滞がなければ大体40~50分で、ザーンセスカンス村の前にあるバス停に到着します。

バス停は、ザーンス博物館とインフォメーションセンターの近くにあります。バスの場合はすぐに観光がスタートできるので、天気が良くない日や歩きたくない方におすすめです。

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ザーンセスカンス風車村の営業時間・入場料金

ザーンセスカンス村は観光地として開放されているため、村を見学するだけなら無料となっています。風車の内部や博物館といった施設に入場する場合は有料です。オフシーズンの10~3月は営業時間が短くなり、休業する施設もあります。詳しくは、公式サイトをご覧下さい。

【営業時間】
デ・カット(染料を作る風車):9:30~16:30
デ・ズッカー(油しぼりの風車):9:30~16:30
ザーンス博物館:9:00~17:00
チーズ職人の家:8:00~18:00
木靴工房:8:00~18:00

【入場料金】
デ・カット(染料を作る風車):4.5ユーロ
デ・ズッカー(油しぼりの風車):4.5ユーロ
ザーンス博物館:10ユーロ
チーズ職人の家:無料
木靴工房:無料

  ザーンセスカンス村の施設をくまなく見て周りたい場合は、ザーンセスカンスカードを購入するとお得に見学できます。カードの料金は15ユーロで、ザーンス博物館のインフォメーションセンターなどで購入可能です。博物館、風車内部の見学が1か所無料になるほか、お土産ショップやレストランでの会計が10%OFFの優待が受けられます。

ザーンセスカンス風車村の見どころ

それでは、ザーンセスカンス風車村の見どころを、実際に私達が歩いたルートで紹介していきたいと思います。

今回は電車で訪れたので、村の入口にある時計博物館から観光をスタートしました。村に一歩足を踏み入れると、カラフルで可愛らしい建物がずらりと並び、まるでおとぎの世界にやってきたかのよう!都会のアムステルダムから15kmほどしか離れていない場所で、こんなに素敵な風景が見られるとは驚きですね。

ザーンセスカンス村には風車だけでなく、こういったザーン地方特有の家屋、伝統のチーズ工房や木靴工房といった施設があります。村全体が博物館のようになっているので、色々と見て回って楽しむことができますよ。

村の中では羊やヤギなどが放し飼いにされており、自然豊かな風景と動物たちに癒されること間違いなしです。

村の入口から真っすぐ歩いて行くと、最初にマスタードを作る風車が見えてきます。ザーンセスカンスには現在12基の風車が保存されていますが、全盛期にはなんと1000基もの風車があったそうです。

風車の中に入ってみると、巨大な臼がありました。これで細かく原料を砕いているんですね。

風車の中には、お土産ショップも併設されています。マスタードをはじめ、風車をかたどったクッキーなどザーンセスカンスらしいお土産が揃っていましたよ。

そしてザーン川沿いにカラフルな風車が並ぶ光景は、ザーンセスカンスを代表する風景です。青空に映える風車は、まさにオランダのイメージそのもの!この景色を眺められただけでも、ここに来た甲斐がありました。

おっと、風車にばかり夢中になっていてはいけません。川べりでは可愛いアヒルさんがスイスイ泳いでいますよ~。

製材用の風車を通り過ぎると、3つ目にデ・カットという染料を作る風車が見えてきます。オランダの産業発展に大きく関わった風車ですが、こちらはなんと現役で稼働しているというから驚きです。

さらに北へ進んで行きます。

すると、デ・ズッカーという油しぼりの風車が見えてきます。ここは入場料を払えば屋外に出られるので、美しい景色はもちろんのこと、巨大な風車の羽も間近で見ることができます。この辺りまで来ると観光客の姿もだいぶ少なくなってきたので、一旦Uターンして戻ります。

のんびり散策していたら、またまたアヒルさんが出現(笑)どこを撮影しても絵になる所ばかりで、ついついシャッターを切る回数が増えてしまいますね。

風車を一通り見た後は、チーズ職人の家へやってきました。この地域は酪農も盛んだったため、伝統的なチーズを作る工房が見学できます。

工房には、チーズをはじめ様々なお土産を販売するショップも併設されています。

オランダと言えば、円盤のような形をしたチーズのイメージがありますよね。このチーズは赤・青・緑など見た目にも可愛く、1つ10ユーロ前後で購入できます。試食も用意されているので、テイスティングして選べるのも嬉しいです。

美味しそうなハムもありますが、日本には検疫の関係で持ち帰れないのでご注意を。チーズは持ち込みOKです。

チーズ職人の家を出て、次は木靴工房へやってきました。ここはザーンセスカンスを訪れたら絶対に外せないスポットで、建物前にある大きな木靴のオブジェがアイコンとなっています。

外壁には木靴がたくさん飾られており、フォトジェニックなスポットとして有名です。観光客の皆さんがあちこちで記念撮影していました。

中に入ると、木靴を履いたミッフィーがお出迎え!実はミッフィー、オランダ生まれのキャラクターだって皆さん知ってましたか?

木靴工房では、どのように木靴が作られているのかデモンストレーションを見学することができます。

工房にはお土産ショップも併設されており、可愛い木靴がずらり。大きな木靴は持ち帰りに困ると思うので、ミニチュアの木靴やキーホルダーなどがお土産におすすめです。さて、ザーンセスカンス風車村の魅力は伝わりましたか?アムステルダムからアクセスしやすいので、世界遺産に登録されているキンデルダイクの代わりにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

私達は電車で訪れましたが、行きは電車、帰りはバスと使い分けても良いかもしれませんね。ザーンセスカンス行きの電車とバスはアムステルダム中央駅から出ているので、中央駅近くのホテルに泊まっているとスムーズに移動できて便利です。アムステルダム中心部のホテルは高いですが、私達が宿泊したイビス アムステルダム センターをはじめ、インテル ホテルズ アムステルダム センターなどは駅近なのに手頃な価格で泊まれますよ。

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