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アムステルダム国立美術館を徹底ガイド!チケット予約・必見作品・アクセスは?

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オランダ
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オランダのアムステルダム国立美術館は、絵画ファンならずとも一度は訪れたい世界屈指の美術館です。中世から現代まで幅広いコレクションを誇り、中でも17世紀のオランダ絵画の充実ぶりは群を抜いています。レンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」など、教科書で目にしたことがある絵画がいくつもあります。

また美術作品だけでなく、美しい内装で知られる「名誉の間」や「カイパース図書館」など、素敵な建物にも注目してみて下さい。今回は実際にアムステルダム国立美術館を訪れて分かった、チケットの予約方法(2020年4月最新版)や必見作品、開館時間・所要時間・入場料・アクセス・お土産などの情報を詳しく紹介していきます。

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アムステルダム国立美術館について

開館時間・休館日

年中無休 9:00~17:00

入場料

大人 20ユーロ(オンライン予約は19ユーロ)
子供(18歳以下) 無料
日本語マルチメディアガイド 5ユーロ

所要時間

アムステルダム国立美術館には見どころがたっぷりあるので、所要時間は2~3時間が目安となります。公式サイトでもアナウンスされていますが、午前中の9~11時と14時以降は比較的空いていて見学しやすい時間帯となっています。館内が最も混雑する11~14時はなるべく避けた方が良いでしょう。

公式アプリ

アムステルダム国立美術館では、マルチメディアガイドの代わりになる公式アプリをなんと無料で公開しています。嬉しいことに日本語にも対応しており、音声ガイドは日本語で流れます。「見どころ90分ツアー」や「45分ツアー」に従って館内を回れば、時間がない方もハイライトだけサクッと見学することができます。ダウンロードには通信費がかかるので、Wi-Fi接続可能な場所であらかじめダウンロードしておきましょう。

iPhone/iPad用 AppStoreでダウンロード
Android用 GooglePlayでダウンロード

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アムステルダム国立美術館のチケット予約方法

アムステルダム国立美術館のチケットは、英語対応の公式サイトから予約できます。チケットには日付指定がなく、購入後は1年間有効です。当サイトを参考にして起こったトラブルや損害に関しては一切責任を負いかねますので、ご自身の責任のもと進めて下さい。

  アムステルダム国立美術館公式サイト(英語)

購入するチケットの枚数を選択し、右下の「Continue」をクリックします。※18歳以下は入場無料ですが、チケットの予約は必要になるので注意して下さい。

①入場チケットの「Museum admission」にチェックが入っているか確認します。横の2つはガイドツアーに参加する場合にチェックします。

②日本語のマルチメディアガイド(Multimedia tour with a rental device)をレンタルするか選択します。

①と②を入力したら「Continue」をクリックします。

①名前
②苗字
③メールアドレス
④国籍(Japanを選択)
⑤利用規約に同意するにチェックを入れる
①~⑤を入力したら「Continue」をクリックします。

名前、メールアドレス、国籍、チケットの購入枚数が間違っていないか確認します。その次に支払方法の欄で「Credit Card」にチェックが入っているか確認します。

①クレジットカード番号
②有効期限
③セキュリティコード(カード裏面に記載された3桁の番号)
①~③を入力し、最後に「Pay」をクリックします。

決済が完了したら、入力したアドレスにPDFファイルの添付されたメールが届きます。チケットはプリントアウトするかスマートフォンに保存して、当日持参しましょう。

アムステルダム国立美術館チケットを簡単に予約する方法

アムステルダム国立美術館の入場チケットは、チケット販売サイトのゲットユアガイドから予約することもできます。チケット料金は、2ユーロの手数料が加算されて21ユーロです。日本語で簡単に予約できるので、面倒な入力の手間が省けます。アムステルダム国立美術館公式サイトから予約した場合と同じく、当日はメールで送られてきたチケットを持参すれば直接入場できます。

  ゲットユアガイド公式サイト(日本語)

アムステルダム国立美術館の必見作品20選

それでは、名画揃いのアムステルダム国立美術館の中から、私達がこれだけは見逃せないと思った見どころを紹介していきます。挙げようと思えば何十点でも紹介できるのですが、今回は時間がない人も楽しめるよう20点だけに絞り込みました。

2階 夜警ギャラリー レンブラント・ファン・レイン「夜警」
世界三大名画の一つとの呼び声が高く、アムステルダム国立美術館の最大の目玉作品です。教科書にも載っているほどの名画なので、一度は目にしたことがあるのでは?市民自警団が出動するシーンを明暗法で描いており、主要人物が浮き上がるドラマチックな絵となっています。

2階 名誉の間 レンブラント・ファン・レイン「ユダヤの花嫁」
二人の間に生まれてくる新しい命を暗示しており、観るものを幸せな気持ちにしてくれる作品です。レンブラントを崇拝していたゴッホは、「この絵を一週間見続けることができるなら、10年寿命が縮んでも惜しくない」と言ったという逸話も残されているほどです。

2階 名誉の間 レンブラント・ファン・レイン「織物商組合の見本調査官たち」
レンブラントはマウリッツハイス美術館に所蔵される「テュルプ博士の解剖学講義」で流行画家の仲間入りを果たしますが、私生活では不運が続きました。そんな失意の中で描かれた晩年の傑作がこちら。光の表現と遠近法を用いており、彼が最後に描いた集団肖像画として知られています。

2階 名誉の間 レンブラント・ファン・レイン「聖パウロに扮した自画像」

2階 名誉の間 ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」
オランダを代表する画家フェルメール、日本でも人気の高い画家のひとりですね。そんな彼の最高傑作と言われるのが、使用人の女性が牛乳を注ぐという素朴な日常風景を描いたこちらの作品です。窓から差し込む光の表現と、赤・青・黄のコントラストが素晴らしいです。

2階 名誉の間 ヨハネス・フェルメール「デルフトの小路」
こちらは、世界にたった2枚しかないフェルメールの風景画のひとつです。彼はオランダのデルフト出身で、生涯のほとんどをこの町で過ごしました。町は火薬庫の爆発によって壊滅したため、古い街並みを残そうとこの絵を描いたそうです。

2階 名誉の間 ヨハネス・フェルメール「手紙を読む青衣の女」
もう一つ「恋文」というフェルメール作品も必見なのですが、残念ながら今回は鑑賞できませんでした。彼は寡作の画家として知られ、現存する絵画は世界に30数点しかありません。そのうちの有名作品が一気に4点も見られるので、大変貴重な美術館となっています。

2階 名誉の間 ヤーコプ・ファン・ロイスダール「ワイク・バイ・ドゥールステーデの風車」

2階 名誉の間 アルベルト・カイプ「騎手と川のある風景」

2階 名誉の間 ヤン・ステーン「愉快な家族」

2階 名誉の間 フランス・ハルス「庭園の夫婦」

2階 ルーム2.6 ヘンドリック・アーフェルカンプ「スケーターのいる冬景色」

2階 ルーム2.8 レンブラント・ファン・レイン「自画像」
ルーム2.8には、若かりし頃のレンブラントが描いた作品が多数展示されています。この他にも「エルサレムの滅亡を嘆くエレミヤ」「トビトとアンナ」「マリア・トリップの肖像」など、紹介しきれないほどの絵があるのでじっくりとご覧になってみて下さい。

2階 ルーム2.8 アンソニー・ヴァン・ダイク「王子ウィレム2世とメアリー・スチュアート」

2階 ルーム2.22 デルフト陶器

1階 ルーム1.18 ファン・ゴッホ「自画像」
オランダを代表する画家と言えば、フェルメールのほかにゴッホも忘れちゃいけません。こちらはパリ時代の1887年に描かれた作品で、ゴッホらしい独特なタッチの自画像です。この他にも風景画やスケッチといったゴッホ作品がいくつか展示されていました。

1階 ルーム1.12 ヤン・ウィレム・ピーネマン「ワーテルローの戦い」

0階 ルーム0.1 ヘールトヘン・トット・シント・ヤンス「聖家族」

0階 ルーム0.2 フラ・アンジェリコ「聖母子」

0階 ルームA2 仁王像
ルームA2はアジアの芸術作品が並ぶ、アジアパビリオンになっています。中でも注目なのが14世紀に作られた仁王像で、京都の大覚寺の僧侶によって開眼式が行われた像です。

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アムステルダム国立美術館へのアクセス

アムステルダム国立美術館へは、市内交通の足であるトラムでアクセスするのが一番便利です。2番トラム(Nieuw Sloten方面行き)または5番トラム(Amstelveen Binnenhof方面行き)に乗り、アムステルダム国立美術館前(Rijksmuseum)で下車します。また、スキポール空港から直接アクセスすることもでき、397番バス(旧197番バス)に乗り約45分でRijksmuseum停留所に到着します。

私達は、市内観光の拠点となるアムステルダム中央駅そばのイビスアムステルダムセンターに宿泊していたので、中央駅からゴッホ美術館へ向かいました。

アムステルダム中央駅前にはたくさんのトラム・バス乗り場があり、2番と5番トラムが発着するのは「B」乗り場です。トラムは約5分間隔で運行しているため、すぐにやって来ます。

アムステルダム中央駅からはライツェ広場などを経由し、約20分でアムステルダム国立美術館に到着します。「Rijksmuseum」停留所で下車すると、すぐ目の前に美術館があります。

アムステルダム国立美術館入場レポート

地元では「ライクスミュージアム」の名で親しまれるアムステルダム国立美術館は、世界初の休館日なし・365日オープンの美術館として知られています。この美術館は、ゴッホ美術館や市立近代美術館が集まるミュージアム広場に面しており、ここに来れば一日中アート鑑賞を楽しむことができます。

レンガ造りの風格がある建物は、アムステルダム中央駅を手掛けた建築家カイペルスによる設計です。そんな素敵な建物の前には「I amsterdam」のオブジェがあり、大人気の撮影スポットとなっています。写真を撮るのはちょっと大変ですが、ぜひ記念に一枚!

I amsterdamのオブジェがある方(南側)から入場する場合は、左側が「VISITORS WITH TICKET」チケット予約済みの入口、右側が「VISITORS WITHOUT TICKET」チケット現地購入の入口になります。

私達はチケット予約済みの入口から入場しましたが、ご覧の通り空いていました。現地購入の入口は並んでいたので、時間に限りがある旅行者は予約していった方が良いでしょうね。

アムステルダム国立美術館は、0~3階までの計4フロアで構成されています。見取り図にあるように、チケット売り場やクローク、マルチメディアガイドの貸し出しカウンター、カフェ、ミュージアムショップといった施設は全て0階に集まっています。

入場すると、まず吹き抜けのアトリウムがあります。

当日券はこちらのチケット売り場で購入します。ピークシーズンになると、これよりもっと凄い行列が出来るのでしょう。

ミュージアムカフェも併設されており、営業時間は9:00~18:00まで。館内では無料Wi-Fiが利用できるので、疲れたらここでゆっくり休憩するのも良いですね。

インフォメーションでは日本語の無料パンフレットが用意されているので、これを見ながら館内を回ると分かりやすいですよ。

こちらはマルチメディアガイドの貸し出しカウンター。美術館の公式アプリが秀逸なので、ガイドを借りている人は少ないのかなという印象を受けました。

ここで係員にチケットを提示し、入場します。必見作品が集中しているのは2階なので、2階→1階→0階の順に見学するのがおすすめです。3階は展示スペースが小さく、現代美術の展示なので興味がない方は見学してなくても良いと思います。

一気に2階へ上がると、まずエントランスホールがあります。

エントランスホールには美しく巨大なステンドグラスが飾られており、ここでも記念撮影をしている人が多かったです。ちなみにアムステルダム国立美術館では、フラッシュなしでの写真撮影が許可されています。

美術館最大の見どころと言えば、2階中央にある名誉の間です。ここには17世紀のオランダ黄金期の絵画が数多く展示されています。なんと言ってもフェルメール作品が一気に4点見られとあって、ファンにはたまらない空間となっています。名誉の間の奥に見えるのが、レンブラントの夜警が展示される夜警ギャラリーです。

そして、もう一つ注目なのが館内に併設されたカイパース図書館です。世界一美しい図書館にもノミネートされたことがあり、壁一面にはぎっしりと美術関連の書籍が保管されています。現役の図書館として使用されているので、見学の際はくれぐれもお静かに。

アムステルダム国立美術館のお土産ショップ

最後にご紹介するのは、0階にあるミュージアムショップです。展示されている絵画をモチーフにしたマグカップ、お皿、ポーチ、トートバッグ、傘、文房具など様々なグッズが揃っていました。美術館らしくセンスの良いお土産ばかりなので、ついつい目移りしちゃいます。

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」は、やっぱりここでも人気!

お土産の中でも特に人気なのがエコバッグです。「牛乳を注ぐ女」など有名絵画をモチーフにしたエコバッグは、1つ13ユーロほど。

アムステルダム国立美術館のロゴ入りエコバッグは、1つ約4ユーロとリーズナブル。実用性が高く、なかなか他では手に入らないので、バラマキ用のお土産にもぴったり!絵画鑑賞だけでなく、お土産選びの時間も考慮に入れて足を運んでみて下さいね。

まとめ

フェルメールやレンブラントの作品がこれほど贅沢に所蔵されているのは、世界的にもアムステルダム国立美術館くらいではないでしょうか。歩いてすぐのところにあるゴッホ美術館には名画「ひまわり」も展示されていますし、この二つの美術館はアムステルダムを訪れたら絶対に見逃せませんね。美術館周辺のマリオットホテルアメリカンホテルなどに滞在して、ゆっくりアート鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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